【人生の資産配分も大切に】米国株式市場は反発。ISM製造業景気指数は景気の鈍化とインフレのピークアウトを示唆【7月1日の米国株式市場のまとめ】

投資まとめ

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【7月1日 米国株式市場】

ダウ    31,097 +1.05%   
S&P500   3,825 +1.06% 
ナスダック  11,127 +0.90% 

米国株式市場は反発。

序盤は軟調な動きでしたが、終盤にかけて株価が上昇しました、

7月4日の独立記念日の祝日を控えていることもあり薄商いとなりました。

ラッセル2000は+1.16%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は‐0.04%と小幅に下げました。

米10年債利回りは2.889%。‐0.085%と低下。

VIX指数は26.70。‐2.01と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  135.31 ‐0.31%
NY原油 108.47 +2.56%
NY金    1,804 +0.01%

ドル円は135円台前半。金は横ばい。

リビアからの石油輸出減少で世界的な供給懸念が強まったことを受け、原油価格は反発しました。

ビットコインは19,452ドル。‐2.67%と下げました。

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【S&P500マップ】

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【セクター】

公益    +2.47%
一般消費財 +1.97%
不動産   +1.86%
エネルギー +1.44%
金融    +1.43%
生活必需品 +1.43%
ヘルスケア +1.21%
資本財   +0.91%
通信    +0.69%
素材    +0.66%
情報技術  +0.25%

全11セクターが上昇。

公益、産業、エネルギー、銀行が買い戻される一方で、

半導体などハイテク株は軟調な動きとなりました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが上昇。

大中型グロース株とバリュー株が特に上昇しました。

【個別株】

〇マイクロン・テクノロジー(MU)-2.95%

半導体のMUは決算を発表。EPSは予想上回ったものの、ガイダンスで予想を下回るEPSや売上高の見通しを示しため売られました。先行きの懸念から他の半導体銘柄にも売りが波及しました。

コールズ(KSS)‐19.64%

買収交渉により株価が上がっていた百貨店のコールズでしたが、売却を進めないとしたことで株が売られました。

〇アコレード(ACCD)+28.78%

決算を発表。EPSや売上高が予想を上回った他、ガイダンスで通期の売り上げ見通しを上方修正。買いが強まりました。

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【米ISM製造業景気指数】

結果 53.0 予想 54.9 前月 56.1

6月の米製造業景気指数は53.0と、前月、市場予想を下回り、

コロナ過の2020年6月以来の低水準となりました。

同指数は、50が拡大と縮小の節目。

サブ指数をみると、新規受注指数は「49.2」と55.1低下した他、雇用指数が「47.3」と2カ月連続で低下。労働需要減と人出不足を示唆する内容となりました。

価格指数は78.2と82.2から低下。昨日のコアPCEとともに、インフレがピークを付けた「可能性」があることが示唆されました。

【景気後退の懸念】

最近の経済指標の発表を受け、ウォール街の一部では、第2四半期も米GDPはマイナス成長との見方も出ています。第1四半期がマイナス成長だったことから、定義上は景気後退(リセッション)ということになります。

ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストらは、投資家が軽度のリセッションしか織り込んでいないため、株式市場で売りが再燃するリスクは依然として高いと指摘。

ゴールドマン、株売り再燃のリスクはまだ高い-景気後退織り込み不足

一方で、「雇用の状況などからは景気後退とは言えない」というように「言うほど深刻な景気後退にはならないのでは?」との意見も根強くあります。

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【まとめと感想】

今日は、連休前ということもありあまり大きな動きは見られませんでした。

ただ、上半期の株価の下落による値ごろ感が出ていることも確かなようで、下値ではショートカバーや押し目買いも入っていたとの指摘もあります。

景気の鈍化とインフレの鈍化について興味深い数字を示した「米ISM製造業景気指数」ですが、今後は票される「非製造業指数」がどうなるかも興味深いところです。

インフレがピークアウトしたと示す経済指標が続き、その後(または同時に)景気の悪化を示す悪い経済指標が続けば、FRBの利上げペースが緩やかになり、来年には利下げに踏み切る可能性もある(=株価が上昇する)というような思惑も市場には広がるでしょう。

直近のことでは、今後発表される4〜6月期の企業決算への関心も高まっています。

インフレや金利上昇が、どの程度業績を圧迫するか。また景気後退が予想される中、どのような業績の見通しが発表されるのか。投資家達は注目しています。

企業の業績の下振れへの警戒感も強まっていますので、個別株投資家は腕の見せ所だと思います。

【最後に】

さて、はやいもので、2022年ももう半年が終わってしまいました。

皆様は素敵な思い出をたくさん作ることができたでしょうか?

何かしら目標を達成することはできましたでしょうか?

一度過ぎ去ってしまった「半年」を将来取り戻すことはできません。

新しいことを始めたり、あるいは物事を継続したり、ゆっくりしたり。人生の価値観は人それぞれですが、

あの時、ああしておけばよかった。あれをやればよかったと悔やむことがないよう、日々を大切に、一瞬、一時を大事に過ごすことが大切だと思います。

株式投資も投資の一つに過ぎず、投資も人生のほんの一部にすぎません。

自分の体力、時間、脳のリソースなど、人生全体の資産配分をよく考えて、人生や投資を楽しみながら下半期も頑張っていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【人生の資産配分も大切に】米国株式市場は反発。ISM製造業景気指数は景気の鈍化とインフレのピークアウトを示唆【7月1日の米国株式市場のまとめ】

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