【S&P500・Nasdaq大反発!】も油断は禁物!モルガンスタンレーとゴールドマン『もう一段下落の余地あり』

投資まとめ

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【6月21日 米国株式市場】

ダウ    30,530 +2.15%   
S&P500   3,764 +2.45% 
ナスダック  11,069 +2.51% 

米主要株価3指数は2%以上上昇。

特にめだった材料はありませんが、休場後の買戻しが進みました。

ラッセル2000も+1.70%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も1.71%と上昇しました。

米10年債利回りは3.281。+0.042と上昇。

VIX指数は30.19。‐0.84とやや低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円   136.63 +1.23%
NY原油  110.58 +0.93% 
NY金     1,838 +0.16%

ドル円は136円台中盤となり24年ぶりの安値となりました。

原油は上昇。金も小幅に上昇しています。

ビットコインは20,821ドル。+1.30%と上昇しました。

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【S&P500マップ】

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メタ‐4%、ネトフリやディズニーなどのエンターテインメント株やホテル株など一部の銘柄が下げましたが、ほとんどの銘柄が上昇しました。

【セクター】

エネルギー +5.13%
一般消費財 +2.82%
生活必需品 +2.69%
ヘルスケア +2.64%
情報技術  +2.54%
金融    +2.03%
公益    +1.92%
不動産   +1.88%
資本財   +1.78%
通信    +1.62%
素材    +1.47%

全11セクターが上昇。

先週‐17%と大きく下げたエネルギーが+5%と大きく反発。

消費財やヘルスケア、情報技術など幅広いセクターが上昇しました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが上昇。

エネルギー株に牽引されて大型バリュー株と

大型IT・ハイテク株に牽引されて大型グロース株が特に上昇しました。

【個別株】

〇レブロン(REV)+62.47%

破産を申請したレブロンでしたが、リライアンス・インダストリーズが買収に興味を示しているとの報道や裁判所が追加融資を暫定的に許可したことで、2020年に破産法の申請から復活したハーツ・グローバルのような展開を期待している投資家やトレードで鞘を狙う投資家の人気が高まりました。

〇アカディア(ACAD)‐33.32%

FDAが同社のアルツハイマー病薬「Nuplazid」を、有効性が示されなかったとして否決。大きく下落しました。(製薬あるある)

〇アライバル(ARVL)+16.43%

欧州の電気自動車のアライバルは、ゼロ・エミッションのEVバンがEUから全車種型式承認。株価が上昇しました。

〇テスラ(TSLA)+9.35%

イーロンマスク氏のカタールの講演の中で、給与制の社員を今後3カ月で約10%削減することを明らかにしました。

〇パランティア(PLTR)+5.70% 

アナリストが『買い』に、目標株価を13ドルに引き上げました。

〇ネットフリックス(NFLX)‐2.62%

アナリストが目標株価を300ドルから240ドルに引き下げました。

ケロッグ。シリアルなど食品メーカーのケロッグが3社への会社分割を発表しています。

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【米中古住宅販売戸数(季節調整済み)】

5月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)

結果 541万戸 予想 540万戸 前月560万戸

前月比‐3.4%となり、4カ月連続で減少。約2年ぶりの低水準となりました。

高い物件価格と住宅ローン金利の急上昇で需要が抑制されいることが示唆されました。

中古住宅在庫は前年同月から減少して116万戸。販売に対する在庫比率は2.6カ月。

中古住宅価格(季節調整前、中央値)は前年同月比14.8%上昇し、40万7600ドル(約5550万円)と過去最高を更新

30年固定住宅ローン金利は先週、前週比で55ベーシスポイント上昇して平均5.78%ロイター

【モルガンスタンレーとゴールドマン。もう一段下落の余地あり】

モルガン・スタンレーとゴールドマン・サックス・グループのストラテジストは、株式相場がまだリセッションリスクを十分に織り込んでいないとして、一段の下落余地があるとの見方を示しました。

モルガン・スタンレーのストラテジスト等は、経済収縮の規模を完全に反映するにはS&P500がさらに15~20%下落し、3000前後まで落ち込む必要があると指摘。

景気後退が市場の基本シナリオとなった場合、2900付近まで下落する可能性があるとみているそうです

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ゴールドマン・サックスも、株式相場は緩やかな景気後退しか織り込んでいないとし、見通しが悪化すれば影響を免れない状態だと指摘しています(ブルームバーグ

ただ、先日お伝えしたように、JPモルガンやバンクオブアメリカなど、それ(景気後退)以降は、S&P500に対して楽観的な予想をする米大手金融機関や運用会社も複数あります。

もちろん、どうなるかわかりませんが、S&P500に投資をしている人であれば

良くなる可能性と悪くなる可能性の両方を頭に入れ心構えだけしつつ、そんな予想もあるんだな程度に受け止め、いつもどおり投資をするのが良いと個人的には思います。

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【まとめ・感想】

今日は特に大きな材料はありませんでしたが、買戻しが進みました。

先週は1週間で2兆ドルの時価総額を失ったことからその反動が出たとの意見や、

先週、新たに150億ドルのS&P500のショートポジションを追加されたが、ショートポジションはこれまでの下落で利益水準が拡大しているため、短期的にそのショートカバーが下値を支えるとの意見も聞かれます。

バイデン大統領の「景気後退は回避不可能ではない」との発言や「ガソリン税の減税を検討」するなど、インフレ・経済対策に前向きな報道も若干影響したのかもしれません。

ただ、いずれにしても、今日の株価の反発で安心したり、油断するのは禁物です。

先週が底だったかどうかはもっと後になって振り返ってみないとわかりません。

米国株式市場を襲っている、インフレ、FRBの政策、景気後退の懸念、ウクライナ情勢などの問題が解決したわけでもありません。引き続き不確実性の高い状態は続いています。

もちろん、世界が良い方向に向かえばいいのですが、どうなるかわからない以上は、

日々の株価の動きに一喜一憂せず、長期的な視点や基本を忘れずに、自身の許容できるリスクの範囲内で株式市場に適切に資金を投じることが大切だと思います。

私は株価の反発時も、下落時同様、動揺することなく、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500・Nasdaq大反発!】も油断は禁物!モルガンスタンレーとゴールドマン『もう一段下落の余地あり』

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