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【6月17日 米国株式市場】
ダウ 29,888 ‐0.13%
S&P500 3,674 +0.22%
ナスダック 10,798 +1.43%
ダウは小幅安。
S&P500とNasdaqは小幅に反発して終えました。
S&P500は週間ベースでは₋5.8%と2020年3月以来のマイナスとなりました。
ラッセル2000は₊0.96%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)‐0.31%と小幅に下げました。
米10年債利回りは3.235%。‐0.07と小幅に低下。
VIX指数は31.13。‐1.82とやや低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 134.97 +2.10%
NY原油 109.67 ₋6.74%
NY金 1,833 ‐0.66%
日本銀行が金融政策決定会合にて、世界の引き締めの流れに与せず、金融緩和の維持を決定したことで、ドル円は+2.1%。
原油先物は大きく反落。ここ3カ月で最大の下げとなり、エネルギー株も売られました。
ドルの上昇をきっかけに金も下落。週間で‐1.9%となっています。
ビットコインは20,653ドル。₊1.39%と反発しました。
※デジタルドルについて
FRBのパウエル議長は、米ドルの公式デジタル通貨を開発すれば、他国がデジタル通貨を発行する中で世界におけるドルの支配的地位を維持することに寄与するとの認識を示しました「ロイター」
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【6月18日のS&P500マップ】
【セクター】
通信 +1.31%
一般消費財 +1.22%
情報技術 +0.99%
不動産 +0.64%
金融 +0.31%
ヘルスケア +0.02%
素材 ‐0.11%
資本財 ‐0.24%
生活必需品 ‐0.41%
公益 ‐0.95%
エネルギー ‐5.56%
全11セクター中6セクターが上昇。
昨日より大きく下落した、ITハイテク株が反発。
ディフェンシブセクターは小幅に下げて終えました。
原油価格の下落を受け、エネルギーセクターが₋5%と大きく下げました。
【スタイルボックス】
サイズ、スタイル別ではグロース株が上昇。
バリュー株は小幅に下げ、
大型バリュー株はエネルギー株に引き面れやや大きく下げました。
【個別株】
〇レブロン(REV) +91.28%
今週米連邦破産法11条の適用を申請したレブロンでしたが、インドのリライアンス・インダストリーズが買収に興味を示していると伝わりました。
〇シージェン(SGEN)+12.72%
メルクが買収を検討しているとの伝わり、バイオテクノロジーのシージェンが上昇しました。
米国企業に目を向けてみれば、5月末時点でS&P500 指数構成銘柄の97%以上の489銘柄が第1Qの決算を終え、377 銘柄(77.1%)が営業利益が予想を上回り、15銘柄が予想と一致。97銘柄が予想を下回りました。
売上高では486銘柄中 350 銘柄(72.0%)で予想を上回りました。いずれも悪くない数字です。
今後、米国企業は過去10年のような追い風ではなく、インフレや利上げによって、向かい風の中前へ進んでいくこととなります。利益や株価にもマイナス方向の圧力が加わるでしょう。
しかし、そんな中でも良い業績を残し続ける企業や上昇する株はあります。市場全体が株安となっている中、そういう企業に投資をするとバフェトのように上手くいくかもしれません。
ただ、私はそれがどの企業かわからないのでインデックス投資を続けたいと思います。
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【バンクオブアメリカの見解】
〇23年に景気後退入り?
米国株式市場には「15日まで」の1週間に148億ドルが流入。世界全体の株式市場では166億ドルの流入。債券は2020年4月以来の大幅流出。MMFからは500億ドルが流出していたことがわかりました。
〇ストラテジストの意見
また、FRBは最終的にFF金利を4%まで引き上げる可能性も指摘していました。ブルームバーグ
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【FRB関係者のコメント】
FOMCを終え、パウエル議長始め、FRBメンバーから多くの発言がありました。
〇パウエル議長
パウエル議長は「インフレ率の2%目標への回帰に極めて重点的に取り組んでいる」と明言
最大限の雇用達成と物価安定という2大責務を達成できるか否かは、金融安定の維持にかかっているとの見解を示しました(ブルームバーグ)
〇0.75%の利上げに反対した理由
米カンザスシティー連銀のジョージ総裁は、先日のFOMCで0.75%の利上げに反対票を投じたことについて、大幅な利上げが当局のバランスシート縮小と組み合わされば、今後不確実性を生むと考えたためだと説明。(ロイター)
〇ソフトランディングは可能
米セントルイス地区連銀のブラード総裁はFRBと欧州中央銀行(ECB)は、深刻な景気後退を引き起こすことなく物価上昇を抑制するに十分な信頼を持ち合わせているとの見解を示しました。
「新型コロナウイルス禍後の転換がうまくいけば、米経済とユーロ圏経済のソフトランディングは可能であることが示されている(ロイター)」
〇次回も0.75%の利上げを支持
米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は7月にも0.75%規模の利上げを支持する可能性があると発言。一方、拙速な利上げには慎重であるべきだとも述べています(ロイター)。
意見は様々なですが、皆、冷静かつ慎重に今後の推移を見守っている印象を受けました。
今後どうなるかわかりませんが、それはFRBメンバーも同様です。
私たち投資家も、経済指標や金流政策に振り回されることなく、冷静かつ合理的な投資行動を続けていきましょう。
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【ポイント】
少なくともインフレがピークを付けたとわかるまでは、重い空気が続くかもしれません。(もしくはウクライナ情勢が好転などしてエネルギー価格が落ち着くなど)
特に騒ぐこともありませんし、焦らず行きましょう。
株式市場がどこまで下落するか、底値はどこか。景気後退があるのか。それはどの程度のものなのか。
現時点では誰にもわかりません。
でも、わからないからこそ、自分の許容できる範囲内で株式市場に資産を配分し、投資を続ける事が大切だと思います。
長期的な視点で見れば、資産形成期は株価が低い方が有利ですし、毎月の給料から拠出している方は、一瞬で反発するよりは長く低迷していた方が嬉しいとも言えるでしょう。
油断や過度な楽観、根拠のない自身や強気な発言もどうかと思いますが(笑)
何事も思うほどには悪くありません。
5年後、10年後には、あるいは翌朝には状況が今日より改善しても何もおかしくはありません。
人類は時に間違いを犯し、失敗し、後退する時もありましたが、長期的にはより良い方向へと、前へ前へと未来を切り開いてきました。
私は完全ではないものの、人類や資本主義、そしてそれらが有する合理性の力を信じて、これからも人類の未来に投資をし続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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