(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【5月26日 米国株式市場】
ダウ 32,637 +1.61%
S&P500 4,057 +1.99%
ナスダック 11,740 +2.68%
米主要株価3指数は続伸。
昨日のFOMCの議事録により、FRBの積極的な利上げが和らいだことや
小売業の好調な決算が買戻しの機運を高めました。
ラッセル2000は+2.17%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.19%と上昇しました。
米10年債利回りは2.738%。‐0.009とほぼ横ばい。
VIX指数は27.50。‐0.87と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 127.08 -0.18%
NY原油 114.24 +3.54%
NY金 1,841 -0.28%
ドル円は127円台前半。金はやや下落。
原油は供給不足の懸念から+3%と大きく上昇。
ビットコインは29,430ドル。‐0.25%と小幅に低下しました。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【S&P500マップ】
S&P500は決算の良かった小売り業や、値ごろ感がでていたIT・ハイテク株など、幅広い銘柄が買われました。
影響力の大きいアップル、Amazon、テスラなどの上昇も指数を牽引しました。
【セクター】
一般消費財 +4.78%
情報技術 +2.45%
金融 +2.25%
通信 +2.06%
資本財 +1.99%
素材 +1.82%
エネルギー +1.14%
生活必需品 +1.13%
ヘルスケア +0.42%
公益 +0.27%
不動産 ‐0.09%
11セクター中不動産を除く10セクターが上昇。
一般消費財、情報技術、通信など、
このところより大きく下げていたセクターが大きく反発しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズ、スタイルが上昇。
特にグロース株がより大きく上昇しました。
【個別株】
好調な小売業の決算が続きました。
〇メーシーズ(M)+19.31%
〇ウィリアムズ・ソノマ(WSM)+13.06%
は、富裕層向けの商品が好調。
〇ダラー・ゼネラル(DG) +13.71%
〇ダラー・ツリー(DLTR) +21.87%
ディスカウントストア2社も決算を受けて大幅高となりました。
ウォルマートやターゲットなど米小売りの決算を受け、市場には失望売りやm経費増による小売り企業の利益圧迫への懸念のが広まっていましたが、
これら企業の決算が懸念を大きく和らげました。
〇サウスウエスト航空 +6.01%
〇ジェットブルー・エアウェイズ +3.41%
よい見通しを示した航空会社の株も上昇しています。
〇スノーフレイク(SNOW)-4.50%
決算を受けて下落。売上の伸びが2四半期連続で鈍化するとの見通しを受け下落しました。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【第1・四半期の米国内総生産(GDP)】
米GDPの改定値は年率換算で、前期比‐1.5%。速報値‐1.4%から下方修正されました。
第4・四半期は+6.9%増でした。
貿易・在庫・政府支出除いた国内需要を示す指標は+3.9%と+3.7%増から上方改定。米国の堅調な消費支出が伺えます。
一方、全体では、貿易赤字や在庫の伸び鈍化が重しとなりました。
【米失業保険申請件数】
〇新規失業保険申請件数(季節調整済み)
結果 21万件 予想 21.5万件 前回 21.8万件
5月21日まで新規失業保険申請件数は前週比8000件減。
5月14日継続受給者は3.1万人増となりました。
引き続き、米労働市場の堅調さとタイトさが示されました。
【米中古住宅仮契約指数】
中古住宅販売仮契約指数は、前月比3.9%低下の99.3。予想は2.0%の低下でした。
低下は6カ月連続で、2020年4月以来2年ぶりの低水準となりました。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【まとめと感想】
S&P500は7週連続下落していましたが、今週は今日までプラスを維持しています。
FOMC議事録を受け、FRBの利上げが9月以降落ち着くだろうとの期待や、インフレのピークアウトへの期待が高まりました。
インフレや利上げが落ち着つけば、これまで大きく売られ値ごろ感もでていたグロース株などがより投資家にとって買いやすくなるでしょう。
FRDウォッチによると、米国の投資家は6月と7月の0.5%の利上げと9月の0.25%の利上げを織り込んでいます。
堅調な企業の決算、米国の労働市場や経済指標の発表も投資家の心の支えとなっている一方で、
インフレと中央銀行の対応、世界経済の成長懸念、中国のロックダウン、ウクライナ情勢といった不確実性は未だ市場に残っています。
いろいろな投資戦略があると思いますが、2日の反発に油断することなく、冷静に投資を続けることが大切だと思います。
今後どうなるかはわかりませんが、私は来月もいつもどおり、淡々と投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
米国株ランキング
上の応援ボタン2つをクリック頂けると、
ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。
Amazon「【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術」
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500&Nasdaqは続伸】グロース株が反発!決算よく小売株も急騰【油断は禁物】