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【5月18日 米国株式市場】
ダウ 32,654 +1.34%
S&P500 4,088 +2.02%
ナスダック 11,984 +2.76%
米主要株価3指数は揃って上昇。
前日まで下げていたテスラやアップルなどグロース株が大きく反発しました。
小売売上高の発表で米国の消費の力強さが伝わったことも市場を後押ししました。
ラッセル2000は+3.19%と小型株は大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も2.05%と上昇しました。
米10年債利回りは2.995%。+0.116と上昇
VIX指数は26.10。‐1.37と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 129.39 +0.20%
NY原油 113.66 ‐0.47%
NY金 1,816 +0.18%
ドル円は129ドル台。原油はやや下げました
ビットコインは30,224ドル。+1.29%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
ウォルマートの決算に引きずられて売られた小売株を除き、
ほとんどの銘柄、業種が上昇しました。
【セクター】
情報技術 +2.91%
素材 +2.86%
金融 +2.70%
一般消費財 +2.68%
資本財 +2.28%
通信 +1.82%
ヘルスケア +1.38%
エネルギー +1.14%
不動産 +1.05%
公益 +1.02%
生活必需品 ‐1.15%
全11セクター中生活必需品を除く10セクターが上昇。
特に、情報技術、素材、金融、一般消費財などが大きく上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのスタイルとサイズが上昇。
特に小型株やグロース株が上昇しました。
【個別株】
〇ウォルマート(WMT) ‐11.38%
決算を発表。既存店売上高は₊3%増とよかったものの、仕入れや人件費、輸送費などのコストが利益を圧迫。EPSは1.30ドルと予想を1.48ドルを下回りました。通期利益見通しも下方修正しています。
〇シティグループ(C)+7.56%
バフェット率いるバークシャーが、約29億ドルほど新たに投資していたことがわかりました。
同時にベライゾン株を99%手放したことも報じられています。バフェットが買ったからと安易に一喜一憂しない方がいいでしょう。
〇ユナイテッド航空(UAL)+7.88%
第2Qのガイダンスを発表。需要環境が引き続き改善しているとして、旅客収入の見通しを上方修正しました。
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【4月の米小売売上高】
4月の小売売上高(季節調整済み)は前月比 +0.9%予想と一致。
3月分は+1.4%と前回発表の+0.7%から上方改定されました。
高インフレの中でも小売売上高は堅調で、需要低下の兆候は見られず、
株式市場には安心感が広がりました。
供給面の改善を背景に消費者が自動車を購入したり、レストランに足を運ぶ頻度を高めたりしたのが数値を押し上げたとのこと。
また、4月のクレジットカードとデビットカードの総支出は、前年同月比₊13%増と消費の強さがうかがえる内容となりました。
【ブラード総裁の見解】
米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、
米経済が今後少なくとも18カ月は、トレンドを上回るペースで拡大を続ける公算が大きく、消費支出も堅調に推移するという見解を示しました。
【パウエル議長の発言】
FRBのパウエル議長が、ウォール・ストリート・ジャーナル主催のイベントで、
インフレ低下の確証を得られなければ、FRBはさらに積極的な行動を検討する必要があると語りました。
「物価安定の達成・回復は無条件に必要だ。それなくしては労働者にとっても企業にとっても、経済はうまく回らない」と強調。
インフレ抑制が経済成長の鈍化や失業率の上昇といった「痛み」をもたらす可能性があると認めながらも、本格的な景気後退を避けつつ物価上昇のペースを緩和する「道筋」がある
個人的には、“価上昇ペースが鈍化しなければ、政策金利をより抑制的な水準に引き上げることも辞さないとし、「金利が『中立』と広く見なされる水準を超える状況になっても、躊躇しない」”
この一節が気になりました。やはり今後の状況によっては、FF金利の最終利上げ地点が3%前後になってもおかしくないようです。
発言直後、やや株は売られましたが、一時的な動きにとどまりました。
これら発言は、以前までの発言とほぼ同じ内容だったため、市場はだいぶ織り込んでいる節があります。
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【まとめと感想】
米主要株価3指数は反発し、久しぶりに緑が広がる朝となりました。
小売売上高が良く、米国の消費の堅調さが示されたことに加え、
上海のロックダウンが6月から解除されることが発表され、中国の懸念に出口が見えたこと。
4月からの6週連続の下落で、ある程度悪いシナリオが織り込まれ、値ごろ感もでていたこと。なども要因として考えられます。
ただ、弱気相場の中での一時的な株高の可能性もありますし、利上げやインフレ等の懸念が解決したわけではありませんから
あまり一喜一憂せず、いつもどおり自身の取れるリスクの範囲内で適切に行動することが大切だと思います。
先日は、IT・ハイテク株のショートポジションが06年以降の最大となっているとの報道もありましたが、今日はIT・ハイテク株中心に買い戻しが進みました。
どうなるかはわかりませんが、予想や報道に振り回されすぎないように注意しましょう。
私は、株価が上昇すればいい予測を信じ、下落すると一転悪い方の予測を重要視するといった、後付けで、支離滅裂な行動をとるのはあまり好きではないので、
日々の株価の上昇にも、下落にも振り回されることなく、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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