【Nasdaq反発】グロース株に押し目買い。FOMCを控えるなかS&P500投資家はどうすれば?【油断禁物】

投資まとめ

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【5月2日 米国株式市場】

ダウ    33,061 +0.26%
S&P500     4,155 +0.57%
ナスダック 12,536 +1.63% 

米主要株価3指数は上昇。

特に、ここ数日大きく下げていたグロース株が反発。

IT・ハイテクが買い戻され、Nasdaqは1.6%上昇しました。

ラッセル2000は+1.01%と小型株上昇

VXUS(全世界株式除く米)は₋0.30%と小幅に下げました。

米10年債利回りは2.987%。+0.102と上昇。

VIX指数は32.34。‐1.06と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  130.13 +0.29%
NY原油   105.14 +0.43%
NY金   1,860  -2.57%

ドル円は130円台。原油は反発。

金は米国債利回りの上昇を背景に反落。2月半ば以来の安値となりました。

ビットコインは38,304ドル。‐0.43%と下げました。

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【S&P500マップ】

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マイクロソフト、テスラ、アルファベットなど、

影響力の大きいグロース株の上昇に牽引され、

S&P500やNasdaqなどの株価指数が上昇しました。

特にFBとエヌビディアは5%以上上昇しました。

【セクター】

通信    +2.45%
情報技術  +1.56%
一般消費財 +1.36%
資本財   +0.17%
金融    +0.02%
素材    ‐0.33%
ヘルスケア ‐0.68%
公益    ‐1.04%
生活必需品 ‐1.29%
不動産   ‐2.55%

11セクター中5セクターが上昇。

先週より大きく下げた、通信、情報技術、一般消費財が大きく反発。

公益、生活必需品、不動産は1%以上下げました。

【スタイルボックス】
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全てのサイズとスタイルが上昇。

特にグロース株が大きく上昇しました。

【個別株】

〇アクティビジョン・ブリザード(ATVI)+3.25%

バフェット率いる、バークシャー・ハサウェイが1~3月に保有比率を9.5%に増やしたことが明らかになり、株価が上昇しました。得意の裁定取引ですね。

〇モデルナ<MRNA>+5.71%

6歳未満の幼児向けのワクチンの緊急使用許可をFDAに申請する見込みと報道がありました。

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【ISM製造業景況指数】

結果 55.4 予想 57.6 前回 57.1

4月のISM製造業景気指数は55.4。予想を下回り2カ月連続の低下。

同指数は50が景気拡大・縮小の節目となります。

新規受注と生産の指数は2020年5月以来の低水準となりました。

中国のロックダウンの影響が懸念されるも、仕入れ価格が87.1から84.6へ、上昇ペースが鈍化するなど、サプライチェーンの逼迫は緩和の兆候も見せています。

【モルガン・スタンレーの見解】

モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は米国株式市場についてレポートで以下のように指摘しています。

「株式市場は現在かなり売られ過ぎの状態にあり、明るい材料が出ればそれが何であっても、たちの悪いベアマーケットラリー(弱気相場の一時的な株高)につながる可能性がある」

「短期的にはいかなる可能性も排除できないが、現在の弱気相場が終了に程遠いということは明確にしておきたい」

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【金融市場はより強い利上げを織り込みつつある】

短期金融市場は、FRBの大幅利上げを織り込む動きが見られます。

FEDウォッチによると、5、6,7月のFOMCで0.50%の大幅利上げは既に確実視されており、更に、6月のFOMCで0.75%の大幅利上げに踏み切る確率は、1カ月前の19%から90%超まで拡大しています。

こうなってくると、より悪いシナリオが織り込まれて初めていることと、不確実性が減ることなどから、

逆に向こう3カ月、0.5%ずつ普通に利上げが行われるだけで、株式市場が上昇するという可能性もあると思います。

とはいえ、FRBがどう判断するかはわかりませんし、それがインフレや経済にどの程度影響を与えるかもやってみないとわかりません。

【まとめと感想】

S&P500は序盤下落、一時1.7%安となる場面もありましたが、終盤のグロース株の押し目買いで上昇に転じました。

米10年債も、一時2018年後半ぶりに3%台をつけるなど、FOMCを控える中荒い値動きとなっています。

ボラティリティが高まっていますが、値動きに振り回されたり、一喜一憂しないように注意しましょう。

米国の投資家はインフレ率の上昇とインフレが企業や消費者に与える影響を懸念しています。

また、より積極的な利上げが実際に経済成長を阻害する可能性についても懸念されています。

加えて、Amazonなどの悪い決算や、ウクライナ情勢や中国でのコロナ拡大などの不確実性がより、市場をより不安定にさせています。

ただ、これらの問題はすぐに解決できるものではありませんし、FOMCやインフレとも今後数カ月~数年付き合っていかなくてはいけませんから、

あまり目先の結果を過大視したり、騒ぎすぎたりしないようにしましょう。

明日のFOMCも所詮数ある通過点の一つに過ぎません。

【長期的な視点と基本を忘れずに】

長期的に分散されたPFで運用する場合、リスクとリターンの大部分を決めるのは資産配分です。

自身の許容できる範囲で、適切に株式市場に資産を配分していきましょう。

銘柄選択やタイミングを考えるのはその後で良いと思います。

各々いろいろな戦略があると思いますが、

私は長期投資家なので、自身の目標やリスク許容度に合う資産配分を維持つつ、航路を守り、

自分のできることに注力しながら、いつもどおり規律ある投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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