S&P500&Nasdaqは反発も、全く油断できない理由とは?【25日のまとめ】【マスク氏Twitter買収おめ】

投資まとめ

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【4月25日 米国株式市場】

ダウ    34,049 +0.70%
S&P500   4,296 +0.57%
ナスダック 13,004 +1.29%

米主要株価3指数は上昇。

序盤は売りが先行したものの、後半になってIT・ハイテク株中心に反発。

イーロン・マスク氏のTwitter買収を合意したことに反応したとの報道や10年債利回りの低下。

あるいは、大手テクノロジー各社の決算発表を控える中、押し目買いが入ったとの見方もあります。

ラッセル2000は+0.70%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は₋0.68%とやや下げました。

米10年債利回りは2.818%。‐0.088と低下。

VIX指数は27.02%。‐4.22%と下げました。

【為替・コモディティー】

ドル円   128.08 ‐0.43%
NY原油   98.90  -3.11%
NY金    1,897  -1.73%

ドル円は128円台前半。

原油は、中国のコロナウイルス拡大、ロックダウンの長期化による需要減が懸念され下落。100ドル台を割り込みました。

金も下落しています。

ビットコインは40,132ドル。+1.79%と上昇。

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【S&P500マップ】

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10年債利回りの低下を受け、マイクロソフト+2.44%。Google+3.04%など、影響力の大きい大型グロース株が上昇。各指数を押し上げました。

【セクター】

通信    +1.54%
情報技術  +1.44%
一般消費財 +0.77%
ヘルスケア +0.66%
生活必需品 +0.41%
金融    +0.16%
資本財   +0.00%
素材    ‐0.29%
不動産   ‐0.48%
公益    ‐0.72%
エネルギー ‐3.34%

全11セクター中7セクターが上昇。

原油価格の下落によりエネルギーが₋3%と下落。

一方で、年初以降下げてきた、情報技術、通信、一般消費財が大きく反発しました。

【スタイルボックス】

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今日はグロース株が反発。

市場を牽引しました。

【個別株】

〇ツイッター(TWTR) +5.66%

イーロン・マスク氏による440億ドル(1株当たり54.20ドル)での買収に合意しました。株価は4日続伸。過去1カ月で₊32%上昇しています。

〇コカコーラ(KO)+1.06%

決算を発表。EPS、売上高ともに予想を上回る良い決算でした。北米での需要回復も〇

〇コールズ(KSS)+5.28%

同じく百貨店のJCペニーのオーナーSPGは1株68ドルd買収提案したと報道。株価は上昇しました。

〇PSビジネス・パークス(PSB)+11.83%

投資会社のブラックストーンが約76億ドルで買収することで合意しました。

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【主なスケジュール】

今週もいくつかの経済指標の発表があります。

火曜日 4月消費者信頼感指数など

木曜日 1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) など

金曜日 3月の個人消費支出など

また、今週はS&P500企業のうち約160社が決算を発表する予定です。

特にアマゾン、アップル、アルファベット、メタプラットフォーム、マイクロソフトといったIT大手の決算に注目が集まっています。

時価総額が大きいこれら企業の決算の動向は、S&P500やナスダックなどの株価指数に最も大きな影響を与えることになります。

【有識者の見解】

アップホールディングスのポートフォリオマネジャー、ロバート・キャントウェル氏は、

「今日は確かに非常に小さく反発しだが、まだ決算シーズンの初期であり、大きなものは(火曜日)以降にやってくる」

「飛行機が(着陸地点を探りながら)空港の上空を旋回している」「ボラティリティが戻ってくるのは間違いない」と指摘。

市場からは、今週が株式の分岐点になるかもしれないとの指摘も出ています。

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【決算について】

S&P500採用銘柄の1~3月期予想EPSは、前年同期比+6.6%が予想されています(4/22時点)。

ネットフリックスなど一部の企業がズッコケたものの、3月末時点では+4.7%が予想されていましたので、今のところ決算は順調で市場予想を上回っていることがわかります。

米国企業決算は、引き続きマクロ環境の変化に揺れる株式市場の下支えの役割が期待されます

また、投資家は、第1Qの利益だけでなく、各企業がインフレの高まりやサプライチェーンの問題にどのように対処しているのか。今後の見通しなどについても注目しています。

【まとめと感想】

インフレやFRBの利上げ、パウエル議長の発言などが懸念され、S&P500は過去3週間下落してきました。

また、米国外でも、ウクライナ情勢や中国のコロナウイルス感染拡大に対する懸念も広がっています。

今日は小幅に反発して終えましたが、何かが解決したわけではないので、油断は絶対に禁物です。

今週の決算や来週のFOMCの結果次第では、市場はどうなるかはわかりません。私自身はあまり心配していませんが、良い方向にも悪い方向にも転ぶ可能性があります。

ボラティリティも高くなるかもしれませんが、日々の株価に一喜一憂することなく、冷静に投資を続けていきましょう。

投資で感情的になっても、良いことは一つもありません。

今日は10年債利回りが低下し、グロース株に有利に働きましたが、今後も10年債利回りには利上げにより上昇圧力がかかります。

直近(今日の)反発を過大に評価し、長期的な視点や長期的な環境・サイクルの変化を見逃したり、過小評価しないよう注意しましょう。

ウクライナ情勢、FOMC(利上げ)、インフレなどマクロ的な要因に、今週発表される米企業の決算がどれだけ対抗できるのか「マクロVS企業」が今後数週間のポイントとなります。

私はいつもどおりそれらの行方や人生を楽しみつつ、特にどうこう騒ぐこともなく、

自身の①投資目的②リスク許容度③投資期間などに合う資産配分を維持しながら、普段通り規律ある投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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