【各セクターの今年のS&P500への貢献度】
各セクターの年初来リターン、S&P500に占めるウェイト、S&P500のリターンに与えた影響を表してみました。
4月20日時点で、S&P500指数は年初来で-6.04%のリターンとなっていました。
ネットフリックスの決算に引きづられて下落した、コミュニケーションセクターは年初来‐18%と最も下落したセクターとなりました。
ただ、S&P500のウェイトを合わせて考えると、最も足を引っ張ったセクターは情報技術で、‐4%と断トツでS&P500指数の足を引っ張っていたことがわかります。
一般消費財、コミュニケーション、情報技術と一時期もてはやされて割高となっていたセクターは二桁の下落。
逆に指数を牽引したのはエネルギーセクターでした。
エネルギーセクターはウェイトが小さいとはいえ、S&P500除くエネルギーなんて投資をしていれば、1.2%もリターンが低くなりました。
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【S&P500+QQQはアンダーパフォーマンス】
一時期はS&P500に情報技術やQQQを加えれば「簡単に市場をアウトパフォーマンスできる」という論調がありました。
それにのかってここ半年くらいで投資をした人は、「簡単に市場をアンダーパフォーマンス」することとなりました。
これは情報技術やグロース株そのものが悪いというわけではなく、
特定のセクターやスタイルに加重することによって、市場をアウトパフォーマンスすることもあれば、アンダーパフォーマンスすることもある。
それだけのことだと思います。
ですから、私は過去一度も「S&P500+QQQ]を推奨してきませんでした。
【早逃げし過ぎだったで候】
トレンドをフォローするのが上手い方もいますが、アクティブファンドの資金流入などをみると、「後から乗っかって、下落してから降りる」方が大多数ですし、
私なんかは逆に乗るのが早けど、降りるもの早すぎて、損はしないものの、大きく儲けることを逃したりしていました(笑)。
そういう意味では、必要になるまで、市場に合わせて売り時を考えなくていいインデックスファンドは私の投資の悪い所をカバーしてくれる、私に合った良い戦略だったと思います。
【私流サイクルとの向き合い方】
勝ち組セクターと負け組セクターは数カ月~数年単位で簡単に入れ替わります。
いつ、どのくらいの幅で入れ替わるかは、後に振り返ってみないとわかりません。
また、ポートフォリオを入れ替えるにはコストがかかり、それがリターンを押し下げます。
私は正しい対象に、コストを正当化しつつ、正しいタイミングで投資をする自身がないので、
予めコストを抑えつつ、市場のサイクルに効率よく対応できるよう、市場全体に投資をするようなインデックスファンドを用いて運用していきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【2022年各セクターのS&P500指数への貢献度】情報技術なにやってんの【S&P500+QQQはアンダーパフォーマンス】