【ナスダック‐2.2%】グロース株を中心に米国株式市場は下落。気になる今後の予定&S&P500投資家はどうすれば?【VERU +182%・12日のまとめと感想】

投資まとめ

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【4月12日 米国株式市場】

ダウ    34,308 -1.19%
S&P500   4,412 -1.69% 
ナスダック  13,411 -2.18%

米主要株価3指数は揃って下落

特にハイテク・グロース株が下落し、各指数を押し下げました。

ラッセル2000は‐0.71%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐1.18%と下落しました。

米10年債利回りは2.770%。+0.056%と上昇

VIX指数は24.37。+3.21と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  125.40 +0.81%
NY原油   94.84 -3.48%
NY金      1,944 +0.13%

ビットコインは40,061ドル。‐4.94%と大きく下落しました。

ドル円は125円台を維持。

原油は3.5%急落。新型コロナウイルス感染拡大により、中国の原油需要が減退するという懸念や、

IEA加盟国による過去最大規模の石油備蓄放出計画も下落の要因となっています。

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【S&P500マップ】

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S&P500の最大のウェイトを占める情報技術セクターが広範囲に下落し、指数を押し下げました。

マイクロソフトは‐3.9%、アップルは‐2.6%下落しました。

原油価格の下落を受け、エネルギー株も下落、オクシデンタル・ペトロリアムは6.3%下落しS&P500で最も下落した銘柄の一つになりました。

【セクター】

資本財   ‐0.29%
素材    ‐0.45%
生活必需品 ‐0.47%
金融    ‐0.48%
不動産   ‐1.35%
公益    ‐1.39%
通信    ‐1.69%
一般消費財 ‐1.89%
ヘルスケア ‐1.97%
情報技術  ‐2.60%
エネルギー ‐3.11%

全11セクターが下落しました。

エネルギーの他、債券利回りの上昇を受け、グロース株の多い情報技術セクターや、テスラなどの割高株が売られました。

ヘルスケアや不動産なども1.5%以上下落し、広範囲で売られました。

【スタイルボックス】
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スタイル・サイズ別にみると、

小型株よりも大型株が売られた1日となりました。

バリュー株が小幅な下落で超える一方で、グロース株はより大きく下落しました。

【個別株】

〇Twitter(TWTR)+1.73%

イーロンマスク氏が取締役に就任しないと伝わり下落しましたが、その後、買い戻され上昇しました。

取締役にならないことで持ち株比率を14.9%以下に抑えるという合意から外れ、更に同社の株を買い増すつもりのではとの憶測も飛んでいます。

〇AT&T(T)+7.74%

ワーナーメディア事業をスピンオフするなど、同社の足を引っ張て来た要因を取り除いが好感されました。

〇ヴェル(VERU)+182.30%

新型ウイルス向け経口薬「サビザブリン」が臨床試験で圧倒的な有効性を確認できたと発表。

早期に試験を中断し、緊急使用認可の申請するためにFDAとの会合を計画しているとのこと。

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【今週の予定】

今週はいつくかの経済指標の発表があります。特に、

4月12日(火)3月の消費者物価指数(CPI)
4月14日(木)3月の小売売上高

などは、物価の上昇が、米国の個人消費にどのような影響を及ぼしているかを見極めるための指標として、投資家に注目されています。

もし、個人消費が大幅に鈍化すれば、「今後の経済成長が予想以上に減速するのでは」という懸念を強めることになります。

先日FRBが示唆した、より積極的な引き締めやが0.5%の利上げが正当化できるか。米国経済は引き続き堅調でそれに耐えられるか。

5月のFOMC前の最後となるCPI等の発表をFRBメンバーも投資家も注目しています。

【決算シーズンスタート】

今週から第1Qの決算発表が本格化します。

デルタ航空とJPモルガン・チェースは水曜日に、ユナイテッドヘルス、ウェルズ・ファーゴ、シティグループなどは木曜日に最新の決算を発表する予定です。

米大手金融機関は市場の予想では前年の反動も加わって、大幅な減益が見込まれています。

ただ、市場では1~3月期のS&P500企業全体の利益は前年比で約6%増を見込んでいます。

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【まとめ・感想】
 
米国株式市場はリスクオフムードで始まり、大幅下落して取引を終えました。

債券利回りの上昇が引き続きグロース株にプレッシャーをかけています。

今後、数カ月~数年、インフレが落ち着き、利上げがQTが終えるまではこのような傾向が続く可能性があります。

明日、3月の米消費者物価指数(CPI)が翌朝発表されることに加え、今週から米企業の1~3月期決算発表が始まるため、市場では様子見、結果待ちの雰囲気も漂っています。

内容次第では良い方にも悪い方にも転ぶ可能性がありますし、特に何も起こらない可能性もあります。

アクティブに考えるのであれば、特定のシナリオに賭けるという方法もありますが、

わからないなら分散したり、難しい時はあえて勝負しないというやり方もあると思います。

日本の普通の個人投資家に経済指標や決算の内容をどうこうすることはできません。

また、今回の経済指標や決算で何かが終わったり、決まったりするというわけでありません。

来月も経済指標の発表がありますし、3か月後にはまた決算シーズンが来ます。来年も再来年もそんな感じです。

特に長期投資家の方は、目先の出来事にあまりやきもちしないことが大切だと思います。

他の投資家が経済指標や決算をどうみているかという「美人投票」に参加して、良い結果を残すのは私にとっては難しすぎることなので、

私自身は、今まで通り特に何もせず、自身のコントロールできることに注力しながら、

自身の取れるリスクの範囲の中で、インデックスファンドを用いたパッシブ運用を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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