【S&P500は小幅に反発】FRBのメッセージを市場は消化?全く油断は禁物です【HP+14.8%】

投資まとめ

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【4月8日 米国株式市場】

ダウ    34,583 +0.25%
S&P500     4,500 +0.43%
ナスダック 13,897 +0.06%

米主要株価3株価は小幅に反発。

今日も序盤は売りが先行しましたが、終盤にかけ買い戻されプラスで終えました。

ラッセル2000は‐0.35%と小幅に下落。

VXUS(全世界株式除く米)は‐0.067%とほぼ横ばいで終えました。

米10年債利回りは2.652%。+0.043%と上昇。

VIX指数は21.51。‐0.58と下げました。

【為替・コモディティー】

ドル円  123.96 +0.14%
NY原油   97.00 +0.80%
NY金    1,932 +0.72%

ビットコインは43,473ドル。+0.70%と上昇しました。

原油と金は上昇。

原油は100ドルを割りましたが、それでも年初来で約30%程上昇しており、

ガソリン価格などを押し上げています。

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【S&P500マップ】

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取引終盤マイクロソフトやテスラなどに買いが入り、

S&P500指数が押し上げられました。

【セクター】

ヘルスケア +1.85%
エネルギー +1.36%
生活必需品 +1.18%
素材    +0.63%
一般消費財 +0.39%
資本財   +0.31%
情報技術  +0.23%
金融    ‐0.10%
公益    ‐0.25%
通信    ‐0.73%
不動産   ‐0.87%

11セクター中7セクターが上昇。

ヘルスケア、エネルギー、生活必需品は1%以上上昇。

通信と公益セクターが下げました。

【スタイルボックス】
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ここ数日と比べ、終値では小幅な動きとなりました。

大・中型株が上昇。小型が下げました。

【個別株】

〇HP(HPQ)+14.77%

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが、HPの株式約42億ドルを取得したと明らかになり、その後、株価が上昇しました。

〇コストコ(COST)+3.98%

3月の既存店売上高を公表。+17.2%と予想11.2%を上回りました。

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【市場の概要】

ヘルスケアやテクノロジー関連銘柄の上昇が、S&P500指数を押し上げました。ファイザーは+4.3%、マイクロソフトは+0.58%上昇しました。

個人消費に依存する企業や小売り業も、序盤に下げた後に上昇。ターゲットは+5.6%、マクドナルドは1.2%上昇しています。

一方、コミュニケーションサービスセクターは売られました。イーロンマスク氏により上昇していたツイッターも5.3%下落しました。

【新規失業保険申請件数】

新規失業保険申請件数(季節調整済み) 2日まで

結果 16.6万件 予想 20.0万件 前回 20.2万件

米失業保険継続受給者数 3月26日まで

結果 152.3万人 予想 130.2万人 前回 130.7万人

新規失業保険申請件数は1968年以来最低水準となり、米労働市場の力強さとタイト化が明らかになりました。

FRBの積極的な利上げをより後押しする内容となりました。

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【インフレと決算シーズン】

インフレは米国の経済成長を脅かしています。米企業は食品から衣料品に至るまであらゆるものを値上げしており、それが消費者への圧力を高めています。
既に一部の企業は、値上げをしてもインフレによる影響を相殺することができないでいます。
加工食品のコナグラブランズ(CAG)は、売上高とEPSともに予想を若干上回る決算を発表したものの、今年の業績予想を下方修正し、もう一段の値上げが必要になるだろうと述べています。
これが米国企業の全体としての傾向なのか。利益成長の鈍化やガイダンスの下方修正が続くのか。

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今後の決算シーズンに注目が集まっています。

【まとめと感想】

今日は小幅に反発した米主要株価3指数ですが、ダウ、S&P500、ナスダックともに週間マイナスとなるペースが続いています。

今週は特にFRBの動きが意識される展開が続いています。

投資家は、ブレイナード理事の発言やFOMC議事録で示唆された、「より積極的な引き締めを行う」とのメッセージを消化しようとし、昨日・一昨日と米株式市場は2日続落。

今日も序盤は軟調な動きとなりましたが、終盤にかけて買い戻しが強まりプラスで終えました。これでFRBのメッセージを織り込んだとする意見もありましたが、そこはわかりません。

利上げとバランスシート縮小の具体案が明確に示されたことで、逆に投資家の安心感が高まったという指摘もあります。

ただ、そもそも経済を緻密に、完全にコントロールすることは不可能なので、FRBや投資家が望む「ソフトランディング」は言うほど容易くありません。

これは今週だけの問題ではなく、今後数カ月から数年かけて投資家が付き合っていくべき問題となります。

目先の成否や株価の上下に一喜一憂することなく、利上げの最終到達地点まで気長に付き合っていくことが大切だと思います。

私は利上げ局面や景気後退局面でも、特に何もせず、自身のリスク許容度や目的に合う資産配分を維持しながら、拠出額を高める努力を続け、

いつもどおり、楽しみながら規律ある投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は小幅に反発】FRBのメッセージを市場は消化?全く油断は禁物です【HP+14.8%】

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