【Nasdaq‐2.3%】米国株式市場は反落。ブレイナード理事のタカ派発言でグロース株が売られる【個人的には心配なし】

投資まとめ
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【4月6日 米国株式市場】

ダウ     34,641 -0.80%
S&P500   4,525 -1.26%
ナスダック 14,204 -2.26%

米国株式市場は反落。

FRBのブレイナード理事のタカ派な発言により、

ハイテク株や小型株などが下落しました。

ラッセル2000は‐2.36%とより大きく下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐1.36%と下げました。

米10年債利回りは2.556%。+0.144と上昇。

VIX指数は21.03。+2.46と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  123.60 +0.69%
NY原油   100.69 -2.51%
NY金   1,922 -0.33%

原油価格は下落。

ドル高に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による需要鈍化が懸念さえています。

一方、ロシアへの制裁に伴う供給懸念が下値を支えているため不安定な動きが続いています。

ビットコインは45,785ドル。‐1.74%と下げました。

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【S&P500マップ】

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影響力の大きい大型ハイテク株の下落がS&P500やナスダックを引っ張りました。クアルコムー5.4%。

クルーズ船のカーニバルは心強い予約状況を示し、+2.2%上昇しました。

【セクター】

公益    +0.66%
ヘルスケア +0.18%
生活必需品 +0.07%
不動産   +0.06%
金融    ‐0.74%
素材    ‐0.79%
通信    ‐1.39%
資本財   ‐1.40%
エネルギー ‐1.51%
情報技術  ‐2.19%
一般消費財 ‐2.35%

11セクター中4セクターが上昇。

公益、生活必需品などディフェンシブなセクターは小幅に上昇。

積極的な利上げの懸念からIT、ハイテク株などが売られました。

原油価格の下落によりエネルギーセクターも下げています。

【スタイルボックス】

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大型バリュー株が踏みとどまる一方、

利上げに弱い成長株や小型株が下落しました。

【個別株】

〇ツイッター(TWTR)+2.00%

昨日イーロン・マスク氏が筆頭株主になったことが伝わり27%上昇したTwitterでしたが今日も上昇。マスクを取締役に指名したことが伝わりました。

〇マーケットアクセス(MKTX)‐10.97%

3月と第1四半期の取引量を報告。予想を下回り売られました。

〇ブラック・ナイト(BKI)+11.79%

住宅ローン、及び不動産業界に統合技術、ワークフローの自動化、データおよび分析ソリューションサービスを提供しているBKIですが、投資会社が同社の買収を検討していると伝わり、株価が上昇しました。

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【ブレイナード理事・年後半には「中立的な」政策に回帰】

5日ブレイナード理事は、ミネアポリス連銀での会議で利上げとバランスシートの急速な縮小により、

FRBの金融政策は、年後半により「中立的な位置」に達し、その後、必要に応じてさらなる引き締めを行うとの見通しを示しました。

「早ければ来月にも約9兆ドルのバランスシートの縮小に着手し、前回の縮小時よりもかなり早いペースで縮小を進める」と発言。

一方、「地政学的な事象が成長にリスクをもたらす可能性があるものの、米経済はかなり勢いがあり、労働市場も堅調だ」としてます。

今後については「今後の経済指標などを見ながら引き締めペースを調整する機会がある。インフレやインフレ期待を示す数値によって正当化されれば、より強い行動を取る用意がある」としています。

5月のFOMCについては、0.5%の大幅利上げの可能性はすでに織り込まれているものの、バランスシート縮小については、株式市場の投資家の間でも見解が分かれていました。
【FRBメンバーからタカ派発言続く】

カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁も、0.50%ポイントの利上げは「他のことと合わせて検討しなければならない選択肢の一つになるだろう」と発言。

ジョージ総裁もバランスシートの迅速な縮小を支持している。

【逆イールド一部解消】

米債券市場では、ブレイナード理事の発言を受け、米国債利回りが上昇。

長期債利回りの方が大きく上昇したため、2-10年債利回りなど、一部で逆イールドが解消されました。

ブレイナード理事は、イールドカーブに経済の下方リスクの兆候がないか注視するとしてます。

【FOMC議事録】

今晩は3月のFOMC議事録の公表が予定されます。

その内容がFRBのより積極的な姿勢を示唆するものであれば、ドルや債券利回りが上昇し、株式市場は下げる可能性があるとの見方も出ています。

いずれにしろ、2018年以来の利上げを行った3月のFOMCを、FRBのメンバーどのように見ていたか、最新の洞察や今後についてのヒントはないかと投資家は注目しています。

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【ウクライナ情勢】

米国と同盟国が6日に大規模な対ロシア追加制裁を発表すると、関係筋がロイターに対し明らかにしました。

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-usa-sanctions-idJPL3N2W328A」

EUは既に5日ロシアに対する追加制裁案を提案。ロシア産の石炭輸入禁止が含まれる。

フランス政府高官は、EUも6日新たな制裁措置を発表する公算が大きいと述べています。

【ISM非製造業景況指数】

結果 58.3 予想 58.4 前回 56.5

ISM非製造業景況指数予想はやや下回ったものの4か月ぶりに上昇しました。

50を超える数値は、米国の経済活動の3分の2超を占めるサービス業の拡大を示しています。

先日発表された、2月の個人消費支出では、サービス支出の増加幅が過去7カ月で最大となっており、

米国民の支出がモノからサービスへ移行していることが示唆されました。

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【まとめと感想】

改めて、米国経済は堅調なものの、利上げ、インフレ、そしてウクライナ情勢などの不確実の高さが懸念されているということが示唆された1日となりました。

相変わらず、FRBのメンバーの発言で債券利回りや株価が揺さぶられ、ウクライナ情勢等で原油価格が大きく揺さぶられる、不安定な相場が続いています。

数日~数カ月先を予測して投資をする方にとっては、ボラティリティの高い相場は儲けるチャンスですし、腕の見せ所だと思います。

一方で、より長い時間軸で投資をしている投資家の方であれば、目先の株価の上下や市場参加者らの態度の変化、FRBメンバーの発言に揺さぶられることなく、

長期的な視点と合理性、規律を維持し、自身の戦略を貫くことが大切です。

決して短期投資そのものが悪いわけではありませんし、資産配分を決めその枠内でサテライト的に行うのであればまだ良いのですが、

市場の雰囲気にのまれて、自身の戦略や投資行動を「今日は短期投資」と「来週は長期投資」とコロコロ行き来させてはいけません。

結局どちらも中途半端で、失敗してしまう可能性があります。

年初以降、不確実性とボラティリティが高く、予想が難しい相場が続いていますが、こういう時だからこそ自身の戦略において、やるべきこと、やってはいけないを再確認することが大切です。

私はFRBの動きや市場の動向を気にして、特にどうこうすることなく、いつもどおりの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【Nasdaq‐2.3%】米国株式市場は反落。ブレイナード理事のタカ派発言でグロース株が売られる【個人的には心配なし】

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