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ファクター分析
以前、VIG(バンガード連続増配ETF)について書いた時に少しやりましたが、
今回は3つのETFのファクター分析を行いたいと思います。
【参考】VIGの秘密に迫る
今回はVYM・HDV・SPYDの三つのETFが各ファクターにどうエクスポージャーされているか見ていきたいと思います。
各ファクターにどのくらいエクスポージャー(オーバーウェイトもしくはアンダーウェイト)しているか表してたものです。
〇VYM
配当ETFというだけあって、「配当」に対しかなりのエクスポージャーをもっています。
「バリューファクター」へも少しエクスポージャーを持っていますね。
「サイズファクター」がマイナスなのは大型株の方がやや多めという事です。
ただ、配当とバリューファクターにエクスポージャーしつつも、
全体的には市場平均に比較的近い形となっています。
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〇SPYD
VYMと比較してみると、
各ファクターへのエクスポージャーが結構異なることがわかります。
「バリュー」と「配当」へのエクスポージャーが高い点は似ていますが、
VYMよりSPYDの方がそれぞれオーバーウェイトしています。
VYMとは、逆に「小型株」がやや多めとなっています。
また「クオリティーの低い」企業をやや含み、「ボラティリティ」もやや高めとなっています。
「モメンタムファクター」へはやや負の相関があります。
〇HDV
VYMと比較した場合、若干モメンタムに負の相関を持ち、クオリティーの高い銘柄が多め、配当へのエクスポージャーが高めとなっています。
その分、ボラティリティが若干上昇しています。
VYMより市場平均からは遠ざかり、アクティブな性質を持つETFとなっています。
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まとめ
VYM・HDV・SPYD、それぞれのポートフォリオが、どのくらい各ファクターへエクスポージャーをとっているか比較してみました。
こうして比べると、VYMは市場平均に比較的近い形、SPYDは結構と尖った(アクティブな)ETFだという事がわかりますね。
あと、結局どのETFも「米国株式」という資産クラスにエクスポージャーを取っていることを忘れてはいけません。
最終的にどのETFが最も高いリターンを投資家にもたらすかははわかりません。
投資対象をよく知り、自分の戦略や投資目的、リスク許容度に合わせて選択することが大切だと思います。
既に投資をしている方などの少しでも参考になれば幸いです。
私はVOOに投資をします。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【高配当】VYM・SPYD・HDV 3つの高配当ETFを比較、ファクター分析してみた【不労所得】