【S&P500は月初来+3.87%】グロース株が売られNasdaqは小幅安。イエレン氏「米国経済に脆弱は見当たらない」【TLRY+22.81%】

投資まとめ

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【3月25日 米国株式市場】

ダウ    34,861 +0.44%
S&P500     4,543 +0.51%
ナスダック 14,169 ₋0.16%

ダウとS&P500は上昇。

昨日市場を牽引したハイテク株が売られ、Nasdaqは小幅に下げました。

ラッセル2000は+0.12%と小幅に上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は‐0.067%とほぼ横ばい。

米10年債利回りは2.482%。+0.141と上昇。

VIX指数は20.81。−0.86と低下しました。

利上げの見通しを受け、米国債利回りの上昇が続いていています。

【為替・コモディティー】

ドル円  122.17 -0.11% 
NY原油   112.61 +0.24%
NY金     1,954  -0.17%

原油価格は緩やかに上昇。金は小幅に下げました。

ビットコインは44,565ドル。+1.25%と上昇しました。

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【S&P500マップ】

00

テクノロジー株が下落し、他の銘柄の上昇を抑制。

大きなウェイトを占める大手テクノロジー企業の動きが各指数を牽引したり、押し下げたりしています。エヌビディアは2.4%下落しています。

【セクター】

エネルギー +2.27%
公益    +1.48%
金融    +1.31%
不動産   +1.23%
素材    +1.10%
生活必需品 +0.81%
資本財   +0.63%
ヘルスケア +0.52%
通信    +0.38%
一般消費財 ‐0.09%
情報技術  ‐0.09%

全11セクター中9セクターが上昇。

エネルギー、公益、金融、不動産、素材が1%以上上昇。

特にエネルギーが2.3%と上昇しました。

情報技術や一般消費財は昨日上げた反動からか小幅に下げました。

【スタイルボックス】

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スタイル、サイズ別でみると昨日と一転、グロース株が下げました。

バリュー株が各指数を牽引した一日となりました。

【個別株】

〇ティルレイ(TLRY)+22.81%

来週、米下院の委員会が大麻の合法化について2回目の投票を行うと伝わり、大麻関連株が上昇しました。

〇オネスト(HNST)‐22.52%

オムツのオネストは売上、EPS、ガイダンスともに予想を下回る決算を発表した後、大きく売られました。

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【イエレン米財務長官】

イエレン米財務長官はCNBCのインタビューで、米経済が脆弱さの兆候を示しているかとの質問に対し

「正直に言ってそれは見られない。米国の労働市場は極めて力強い」と回答。

「典型的な米家計のバランスシートは非常に健全だ。消費は力強く、税収は上向きのサプライズとなっている」と応じました。

ただ、さまざまな国に余波が広がることを懸念しているとし、エネルギーや小麦などモノの値上がりは、「向こう1年にわたって世界の成長見通しを押し下げる可能性が高い」としています。

今週パウエル議長も講演で同様の認識を示しており、より早く大きな幅での利上げの可能性を示唆したり、タカ派のメンバーもいるものの、

現状は2トップは米経済について楽観的な見方を維持しています。

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【まとめと感想】

今日も一日通じてS&P500指数は上下に行き来しました。

ロシアのウクライナ侵攻の影響が続く中、市場はインフレと世界経済の次の展開を見極めようとしており、主要株価指数は今週ずっと上昇と下落を繰り返しています。

トレーナー等はウクライナ情勢とインフレ及びそれに伴うFRBのより積極的な利上げに頭を悩ませています。

各指数は週間では、S&P500+1.79%。Nasdaqは+1.98%と2週続けての続伸。

月初来では、S&P500は+3.87%。ナスダックは+3.04%の上昇となっています。

S&P500は3月8日に付けた直近安値から+8.93%上昇。

年初来リターンも‐4.68%まで戻し、最大約13%あった下落幅の大部分を取り戻しました。

【今後について】

過去、株式市場は下落や混乱の中でも冷静さを失わない投資家に長期的には報いてきました。

今年の年初来の株価の下落や調整を引き起こした、インフレや利上げ、ロシアの侵攻といった問題はまだ根本的には解決していませんし、今後どうなるかわかりません。

来月から本格化する米国企業の決算の内容次第では、市場の雰囲気はまた一変する可能性もあると思います。

株価が早期に最高値を更新し上昇することもあれば、下落したり、長期停滞することもあると思います。

普通の方にとって重要なのはどうなるかと決めつけることではなく、どうなってもいいように備えることです。

投資戦略にもよると思いますが、長期投資家にとって重要なのは、短期的なマーケットの先行きを予想したり、タイミングを計るよりも、資産配分を維持すること。

そして、入金額をあげるなど自分のコントロールできることに注力することです。

バンガードの調査によると、リターンを追い求めて市場を予測し、タイミングを計ろうとすると、航路を守った時に比べて、年間1.5%の損失を出すことが過去の事例からわかっています。

私はメンタルだけはある程度自信があるものの、ごく一般的な投資家の範疇を大きく超えるスキルや運を持ち合わせているとは思っていません。

ですので、株式市場がどうなろうと、どうなってもいいようにあらかじめ備えたうえで、航路と規律、資産配分を守り、来週もいつも通りの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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