株価の下落で辛い方、不安な方、迷っている方へ。思い出して欲しいこと。

投資まとめ

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【不安な時、迷ったときに思い出して欲しいこと】

株式投資は長期的な成長を目指す投資家にとって賢明な選択ですが、

それでも急落は多くの投資家にとって耐え難いものです。

今回は市場の急変や暴落で「何かしなければ」と思った時に、

思い出して欲しいことをいくつか書いていきたいと思います。

①下落相場は珍しいものではありません。

一般的な投資家であれば、一生のうちに何度も経験することになります。

今年のS&P500の最大ドローダウンは‐13%ですが、これは1928年以降の年間ドローダウンの中央値‐13%と一致します。

つまり、現在のような市場の下落は、何百年に1度の「稀」なことではなく、「普通に起こりえること」なのです。

それを踏まえたうえで投資をすること。目先の動きに慌てないことが大切です。

②メリットを忘れないこと

しかし、株式投資はそういう負の側面ばかりではありません。

1980年以降、世界の株式市場では9度のベアマーケットがありました。ベアマーケットは平均すると236日続き、平均‐29%のリターンを投資家にもたらしました。

しかし、ブルマーケットに目を向けてみると、平均して852日続き、平均+99%のリターンを投資家にもたらしました。

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出所:日本経済新聞社 1980年1月1日から1987年12月31日まではMSCIワールド・インデックス、それ以降はMSCI ACワールド・インデックスを用いてバンガード社が計算したもの。1979年12月31日現在を100として指数化。(ドルベース)

2020年3月に始まった下げは2ヶ月未満であったため、弱気相場の定義には当てはまらないが、下げ幅が大きいため分析対象としてある。

株価の下落時には、デメリットやリスクにばかり目が行きますが、リスクを引き受けることによるリターンやメリットが株式投資にはあります。

それを忘れてはいけません。

基本的には、長期的な視点を保ち、投資し続けることが、その後の資産の回復や増加に繋がります。

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③投資タイミングを計るのは難しい

こういう時期には市場から一旦出て、タイミングを見て戻ってきたくなります。

ただ、それは上手くいくこともあれば、いかないこともある戦略です。

成功させるには、出るタイミングと戻ってくるタイミング、両方を当てることは非常に難しく、コストを考慮する必要もあります。

これが思いのほか難しく、例えば市場の最高の上昇日と最悪の取引日はしばしばほぼ同時に発生します。

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タレブやスピッツナーゲル等のようなごく一部の成功例はあるものの、

研究では多くの投資家が、ただ黙って市場にいた時に比べて自らリターンを押し下げているという結果がいくつも報告されています。

投資戦略にもよると思いますが、長期的にインデックスファンド等を用いて分散投資をする場合、そのリスクとリターンの大部分を資産配分が決定づけます。

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タイミングを計ることに注力するよりも、適切な資産配分を維持すること(株式比率が下がっているならリバランスも視野に)

感情や市場のノイズに飲まれて、非合理的な投資判断をしないこと。

困難な市場環境や低リターンが予想されている時こそ、自分のできることに注力すること。

特に拠出額を増やす、支出をコントロールすることなどはとても有効です。

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【まとめ】

株価の下落で辛い方、不安な方、迷っている方は、まずは感情に流されて、非合理的なこと、変なことをしないことが大切です。

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失った資産を取り戻そうと、小手先で、普段しないようなことを慌てて行うと、大抵は自ら傷口をひろげることになります。

「何かしなければ」と思った時こそ、合理性に基づいた、当たり前の努力を徹底的に行うことが大切です。

最初に申し上げた通りこのくらいの下落はよくあることです。今、不安や辛さを感じている方はリスクを取りすぎている可能性が高いと思われます。

ただ、下落中に動くのはあまりいいアイディアとは言えません。

今は何とか頑張って、我慢して、耐えて、堪えた後、市場が落ち着き、平時になったら、自身のリスク許容度などを見直すのが良いともいます。

初めての方は想像以上の辛さを感じている方もいるかもしれません。ただ、あまり自分を責めないでください。

最初から完璧な想像や自身のリスク許容度、理想の資産配分まで持っていける方は稀です。

経験を積みつつ、自分にとっての良い塩梅を見つけることが大切ですし、そのうちある程度慣れて、下落に耐性がつく人も大勢見てきました。

ある意味で、資産形成の初期で、自身の許容できるリスクを把握できたことや下落を経験できたことは幸運とも言えます。運用初期は株価が低い方が長期的な資産形成は捗ります。

ただ、今投資を完全に止めてしまっては、せっかくの経験も無駄になってしまいますし、この後、いつかは来るであろう市場の反発や上昇相場のメリットも享受できなくなります。

投資が普通の日常になると、ついつい忘れてしまいますが、投資を始めたこと自体すごいことだと私は思います。

最近投資を始めた方や初心者の方に対して私が思うのは、

せっかく投資をはじめたのですから、そして、投資を始めらる勇気を持っているわけですから、

今一度その勇気と素晴らしい行動力を発揮し、なんとか投資を続けて欲しいと思っています。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
株価の下落で辛い方、不安な方、迷っている方へ。思い出して欲しいこと。

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