【急反発】S&P500の9割の銘柄が上昇。パウエル議長の発言で不確実が後退【ERUS(ロシアETF)‐9.83%】

投資まとめ
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【3月2日 米国株式市場】

ダウ    33,891 +1.79%   
S&P500     4,386 +1.86% 
ナスダック 13,752 +1.62% 

パウエル議長の発言を受け、米国株式市場は急反発。

原油価格、米国債の利回りも上昇。金は下げました。

ラッセル2000は+2.51%と大型株より大きく反発。

VXUS(全世界株式除く米)も1.05%と上昇しました。

米10年債利回りは1.882%。+0.171と急反発。

VIX指数は30.74。‐2.58と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  115.51 +0.54%
NY原油   111.29 +7.62%
NY金     1,927  -0.76%   

原油価格は更に上昇。金はやや下げました。

ビットコインは43,822ドル。‐1.86%とやや下げました。

ロシアのウクライナへの攻撃が、石油や小麦など、同地域が主な生産地である商品の価格をどれだけ押し上げるか、投資家の意見も割れており、コモディティ市場は大きく上下しています。

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【S&P500マップ】

00..

S&P500の9割の銘柄が上昇。エネルギー価格の上昇に伴い、エネルギー関連銘柄が上昇。米国債利回りの上昇を受け、銀行株も反発しました。

買いが続いていた防衛関連株は上げ一服しました。

【セクター】

〇金融    +2.55%
〇素材    +2.24%
〇エネルギー +2.22%
〇資本財   +2.19%
〇情報技術  +2.19%
〇一般消費財 +1.94%
〇不動産   +1.82%
〇ヘルスケア +1.54%
〇公益    +1.20%
〇生活必需品 +1.00%
〇通信    +0.72%

全11セクターが上昇。

約半数のセクターが2%近い上昇を見せました。

【スタイルボックス】
00..

全てのサイズ、スタイルが上昇。

昨日下げていたバリュー株の方がやや大きく上昇しました。

【個別株】

〇フォード(F)+8.38

電気自動車事業を従来のガソリン車事業から分離すると発表。2026年までに年間200万台のEVを製造する計画。税引前利益についても、今年の8%から2026年までに10%を目指すとのこと。

〇HPエンタープライズ(HPE)+10.29%

決算を発表。売上高は予想を下回ったものの、EPS、ガイダンスは予想を上回り株価は上昇しました。

〇ERUS(ロシアETF)‐9.83%

 Ishares Msci Russia ETFは続落。過去5日で46%。過去半年で約75%ほど下げています。

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【パウエル議長、男を見せる】

FRBのパウエル議長は、下院金融サービス委員会にて、15~16日に開かれるFOMCで、0.25%の利上げが適切との考えを表明。

過去40年間で最も高い水準にあるインフレは、年内には緩やかになるとの見通しも示しました。

インフレが想定通り和らがなければ、FRBはその後の会合で「より積極的に対応する用意がある」と言明し、インフレに、柔軟かつ力強く戦っていく姿勢を示しました。

パウエル議長の発言を受け、市場が織り込む3月の0.25%利上げ確率は95%となりまりた。

市場の最も重要な不確実な要素が一つ後退し、市場ではリスクオンの姿勢が見られました。

FRB議長、3月の25bp利上げ支持 より積極的に動く用意とも
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は2日、下院金融サービス委員会の公聴会で証言し、今月15─16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「25ベーシスポイント(bp)の利上げを提案し、支持する方向に傾いている」と表明した。さらに、インフレが想定通り和らがなければ、FRBはその後の会合で「より積極的に対応する用意...

〇最終的な利上げ地点について

「ペースや幅」と同様に非常に重要な要素となる、「最終的な利上げ地点」についても、現在の0近辺から2.5%、もしくはそれを超える水準まで上昇が必要となる可能性があると述べました。

バンガードやシーゲル教授の予想通り、最終的には現在の市場予想よりもやや高い水準でFF金利が落ち着く可能性もあります。

〇ウクライナやバランスシートは柔軟性を担保に

ウクライナ情勢については、

「進行中の闘い、および今後発生する出来事が米経済に及ぼす短期的な影響は非常に不確定」

「適切な金融政策運営には、経済が予想外の形で変化することを認識する必要がある。われわれは入手されるデータや見通しに機敏に対応する」

と不確実性を認識し、柔軟に対応していくとしています。

9兆ドル近くに膨らんだバランスシートの縮小については、適切な規模に圧縮するまでに3年程度かかる公算が大きいとし、縮小ペースは加速、もしくは減速する可能性があるとしています。

【米ADP民間雇用】

ADPが発表した2月の全米雇用報告によると、

非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)は、

前月比 ₊47.5万人 予想 +38.8万 1月 +50.9万人

と予想を上回り、引き続き米労働市場や雇用は強いということが示されました。

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【まとめ・感想】

チャールズ・シュワブのチーフ投資ストラテジスト、ジェフ・クライントップ氏は

「乱高下はあったが、株価指数に大きな変化はなかった」

「地政学的な対立は非常に不安なものだが、こうしたことから弱気相場が発生することはなく、ボラティリティの高い時期が続くだけだ」

とコメントしています。

バンガードS&P500ETF(VOO)は過去5日で+6.5%上昇しました。

00..

年初来では未だ₋7.8%ですが、3カ月で‐4.2%、半年では₋3%と、

より期間を延ばすと当たり前の、通常受け入れるべきリスクや数字が並んでいますし、

更に長期で見た場合、例えば過去1年では+12%と十分に良いリターンとなっています。

いろいろな投資戦略があると思いますが、

長期投資家の方は、短期的なボラティリティや市場の混乱に動じることなく、冷静さと資産配分を維持しながら、規律ある投資を続けることが大切だと思います。

明けない夜はありません。

ウクライナ情勢や今後の米国経済の状況によっては、再び市場が混乱する可能性は十分にあります。

油断せず、そういう時もあるよねと割り切れる範囲で、余裕をもって、人生を楽しみながら投資を続けることが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【急反発】S&P500の9割の銘柄が上昇。パウエル議長の発言で不確実が後退【ERUS(ロシアETF)‐9.83%】

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