【爆誕】PayPay投信 米国株式インデックスファンド【コストは業界最低水準】

投資まとめ

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「PayPay投信 米国株式インデックスファンド(仮称)」

PayPayアセットマネジメント株式会社は、PayPay投信インデックスファンドシリーズの第三弾として、「PayPay投信 米国株式インデックスファンド」の新規設定します。

設定日は、2022年3月16日。

プレスリリースはこちら。

https://www.paypay-am.co.jp/upload/news/fund_new-fund_20211124.pdf

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【ポイントは2点】

①信託報酬は業界最安値

実質コストは運用が開始してからでなければわかりませんが、

信託報酬は0.0715%(税込み)これに投資先ETFなどを加えた実質的な信託報酬は0.0915%となります。

信託報酬0.0915%は、米国株式市場に広域に分散投資をするインデックスファンドとしては最安値となります。

参考

〇SBI・V・S&P500インデックス(信託報酬0.0938%、実質コスト0.105%)

〇eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(信託報酬0.0968%、実質コスト0.123)

②対象の指数がおもしろい

このファンドは、「Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数(配当込)」との連動を目指すファンドです。

同指数は、米国株式市場の時価総額(浮動株調整後)で上位85%を占める、大型・中型株式、約630銘柄の対象とした、時価総額加重型インデックスです。

「PayPay投信 米国株式インデックスファンド」は、同指数に連動する「BBUS([JPモルガン・ベータビルダーズ・米国株式ETF)」というETFに投資をすることで運用される形となります。

楽天VTIや、SBI・Vシリーズのようなイメージですね。

〇「BBUS」についての補足

この「BBUS」というETFは、設定日が2019年3月と新しいものの、経費率0.02%という超低コストで運用されているETFとなります。

上位構成銘柄はS&P500やVTIとほぼ同じ。比率はカバーしている範囲(銘柄数)の差から若干違いがあるくらいです。

アップル    6.50%
マイクロソフト 5.65%
アマゾン    3.40%
アルファベット 2.05%
アルファベット 1.90%
テスラ     1.67%

BBUS 銘柄 - JPMorgan BetaBuilders US Equ 投資信託(ファンド)情報
日中および比較チャート、テクニカル分析、トレンドなどのJPMorgan BetaBuilders US Equ (BBUS - ETF)の最新価格やパフォーマンスをご覧ください。

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【まとめと感想】

「PayPay投信 米国株式インデックスファンド」とは、

一言で言うと、時価総額加重で米国の大型~中型株(市場の85%をカバー)に低コストで、投資ができるインデックスファンドとなります。

個人的な第一感は、おもしろいアイディアの良いファンドだと思います。

【マイナー指数のメリット、デメリット】

マイナーな指数は、インデックスプロバイダーに払う指数使用料を抑えることで、コストを抑える効果が期待できます。

この指数であれば、S&P500やVTIと運用成績は長期的にはほとんど変わらないと思います。イメージ的にはラッセル1000に近いのかもしれませんね。

厳密には、S&P500は単純な時価総額加重ではありませんが、皆様もご存じの通り、VOOとVTIは長期的にはリスクもリターンもほとんど差はありません。

このファンドは、VOOとVTIの間くらいに位置することになりますので、やはりその2つとほとんど変わらないだろうと個人的にはイメージしています。

分散効果もある一定のラインまでいくとほとんど期待できなくなります。

分散効果

いずれにせよ、スマートベータやファンダメンタルズではなく、時価総額加重で米国株式市場の85%をカバーしているとのことですから、米国株式市場との相関が高いファンドとなることでしょう。

米国株式市場にS&P500よりも幅広く分散投資をしつつ、低コスト。技ありだと思います。

【一番の懸念材料】

ただ、このファンドの最も重要な課題は、人気がでるか。

言い換えると、資金流入が続き、長期的に安心して保有することのできるファンドとなるか。

ここだと思います。

マイナー指数&後発が故に厳しい戦いになるかもしれません。

良くも悪くも、米国株式に投資をする低コストの良い投信やETFはたくさんありますから。

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【個人的には様子見ですが・・・】

個人的には、いつもどおり、新しく設定されたファンドにすぐに飛びつくのではなく、

運用が始まってから、実際の運用や実質コスト等を見て判断したいと思いますし、読者の皆様にもそれをお勧めします。

特に海外ETFに投資するファンドは、運用初期の実質コストは高くなる傾向がありましたから、そこは注意しつつ判断していきたいと思います。

現在の私の投資方針的に、投資することはないと思いますが、興味深く今後を見守りたいと思います。

【最後に】

少し厳しいこともいいましたが、このPayPayアセットマネジメントのアイディアや、金額単位(1000円など)で投資ができるPayPay証券の試みは本当におもしろいと思います。

SBI証券や楽天証券などで、個別株にも金額ベースで取引したいという、投資家の方も多いのではないだろうか?

PayPay証券がもっと人気になり口座開設数などを伸せば、大手もうかうかしてられなくなって面白いとも思うのですが(笑)

まあ、いずれにせよ、こういうおもしろい試みや挑戦が、個人投資家の投資環境に、新しい良い風を巻き起こしてくれることを期待しつつ、遠目からひっそりと応援していきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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