先週は木曜日にブラード連銀総裁の発言で債券市場が混乱、そこからの地政学リスクで一気にリスクオフといった流れで週間で3指数とも下落しています。ラッセルだけは上昇しているので、その中身もちょっと確認しておきたいと思います。
そんな状況の中で今週の展望を纏めていきたいと思います。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ!
では米国株投資家もみあげの「米国株の週間展望:FOMC議事録と地政学リスク」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はラッセルを除いた指数は全てマイナスになりました。ダウが最も下落率が低いのは今の状況でもエネルギーセクターが好調だからになります。地政学リスクのリスクオフがあったからですね。逆にナスダックが最も不調。大型テックはもちろんの事、更に半導体分野が特に下落が大きかったからになります。(ロシアの素材関係が半導体に関係してるのも原因?確証はないです)
ラッセルは逆にプラスになっています。小型グロースがある程度売り尽くしに近づいてるからか。ただラッセルのテック比率は他の指数より低いので、その部分も影響があるかもです。
ラッセルの組入れ比率)
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(2月11日まで)
2月11日までヒートマップ
セクター状況としては一目でわかる通りテック系がとにかく売られています。逆に最も好調なのがエネルギーですね。それと素材関係も資金の逃げ場で上昇しています。(地政学リスクから)、またRTXやLMTなど軍需関係も今週は強かったです。これ金曜日だけでここまでプラスにならないと思うので、恐らく関係者の間では先に買われてた可能性がありそうですね。
グーグルなど決算上は決して悪くなかったのに、地合いには逆らえないですね。FBは時折反発を見せますが、売られる時はいの一番に売られてる動きだと思います。
金曜日は上記以外にも公益や生活必需品が反発しそうになっていたので、月曜日にそれが続くかもチェックしていきたいところです。
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後
火曜日 オープン前 MAR(Marriott)
クローズ後 RBLX,UPST,ABNB,SEDG
水曜日オープン前SHOP,CROX,GOLD
クローズ後NVDA,AMAT,QS
木曜日オープン前PLTR,WMT,YETI
クローズ後ROKU,RUN
金曜日オープン前 DKNG
経済指標
入札)
2月16日水 20年債入札 NY時間13時 シカゴ12時 日本3時
経済指標)
その他)
2月16日水 FOMC議事録 NY時間14時 シカゴ13時 日本4時
まとめ
では「米国株の週間展望:FOMC議事録と地政学リスク」をまとめていきますね!
まずは月曜日に今回のロシアのウクライナ侵攻の地政学リスクが織り込まれているかどうかのチェックになると思います。コモや原油の動きに注意です。上下どちらも行けると思うので、次はFOMC議事録で一旦アンワインド(ショートかロング)、そこからSQのオプション清算も視野にいれたいですね。
まだまだ株式市場は荒れそうなので、しっかりリスク取りすぎず投資を継続していきたいところです。(決算も要注意!
先週のコメントです。備忘録
今週はショートカバーではなく、買いがしっかり入るかどうかをまずチェックだと思います。そして入札によって動く金利もウォッチしておきたいです。
決算もメインは終わった感じですが、何気に大きく動きそうな銘柄の決算発表が待ち構えているので関連個別株を持ってる投資家はしっかり準備をした方が良さそうです。
相変わらずボラは高いと思うので、そこは覚悟していきましょう。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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米国株の週間展望:FOMC議事録と地政学リスク