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【S&P500はバブルなのか】
S&P500ETF(VOO)は過去5年で約116%上昇しました(22年1月末時点)。
さて、今回はどうなるのか。
・・・でも、サンプル数が少なすぎますよね(笑)
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【シラーPER・CAPEレシオ】
私はシラー氏が好きなせいで、シラーPERと呼んでいますが、一般的にはCAPEレシオと呼ばれています。
これにより景気の好不調や一時的要因による影響を取り除いて、株価水準を判断することができます。
1988年にエール大学のロバート・シラー教授とジョン・キャンベルが公式に定義し「シラーPER」「CAPEレシオ」とも呼ばれます。
一般的には25倍を超えると割高とされます。ただ、FRBのバランスシートと正の相関があるともされていますので、現在のような緩和政策の中では多少の水準が高くなるのが普通です。
ここら辺に関しては、少し補足したいので近日記事にしたいと思います。
【現在のシラーPER】
低金利や緩和政策の影響等も考慮する必要がありますが、
過去の水準よりもかなり高い位置にあります。
一応、過去のデータですが、
シラーPERと10年後のS&P500指数のリターンには相関が見受けられます。
更に、リバーの言葉を引用しましょう。
株式市場について確かなことはほとんどない。この株価収益率のパターンもシグナルとノイズの組み合わせといっていいかもしれない。
それでもシラーの主張には、経験則だけな証拠だけではなく、理論的な支えがある。株価収益率は、株価を評価するうえでの基本的な指標であるため、より本当らしく見える。
とまあ、こんな感じなのですが、
もちろん、完全ではないものの、将来を予想する星の数ほどある指標の中では、シラーPERはまだ全然マシな部類に入ると個人的には思います。
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【シラー教授の見解】
“「米国株を多少減らし、外国株に傾けるか、(金融、ヘルスケア、消費財などの)割安なセクターへ移動することはできるだろう」”
とWSJのインタビューで答えています。
しかし、過去最高値圏にあるからといって、全ての保有株を切り捨てるのは、完璧な確実性のある世界でのみ理にかなう。そのような確実性は、おとぎ話の中だけに存在するものだ。
としています。
ということで、「根拠なき熱狂」や「ナラティブ経済学」、日本人個人投資家のレバレッジブームの火付け役となった「ライフサイクル投資術」の推薦文でも知られる、シラー教授は現在米国株を減らしているようです。
また、国際分散投資やバリューセクターへの投資、株式比率を下げることを勧めています。
何よりも、自身が研究の末生み出した指標ですら完全に信頼してはない。
この素晴らしい姿勢は私達も見らなうべき点だと思います。
シラーPREや教授の意見を見るに、米国株式市場の今後10年間はあまりいいものにならないかもしれません。
もちろん、そうでないかもしれません。どうなるかはわかりませんが、わからないからこそ、適切な配分で私は資産をS&P500に配分し続けたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
シラー教授「米国株の割合を多少減らし、外国株に傾けるか、割安なセクターへ移動せよ」【米株の全売りはダメ!】