Nasdaq+2%。直近の安値から7%以上戻す。全11セクターが上昇【今日はCPI】

投資まとめ

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【2月9日 米国株式市場】

ダウ    35,768 +0.86%   
S&P500     4,587 +1.45% 
ナスダック 14,490 +2.08% 

米主要株価3指数はそろって上昇。

IT・ハイテク株を中心に買戻しが入りました。

ナスダックは2%以上上昇。1月27日の直近安値から7%以上戻しています。

ラッセル2000は+1.86%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+1.64%と上昇しました。

米10年債利回りは1.951%。‐0.005と一時上昇するもほぼ横ばい。

VIX指数は19.96。‐1.48と低下。

やや低下したものの、債券利回りはコロナショック以降、最も高い水準にあります。

【為替・コモディティー】

ドル円   115.52 -0.02%
NY原油   90.08 +0.81%
NY金    1,832 +0.30%

原油価格は週間統計で大幅な原油在庫の減少が示されたことから反発。

金も小幅に上昇し4営業日続伸となりました。

ビットコインも44,586ドル、₊1.11%と小幅に上昇しています。

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【S&P500マップ】

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影響力の大きい、ビックテックの上昇が市場を牽引。

マイクロソフトは2.2%、アルファベットが1.5%上昇した。メタも4日ぶりに反発しました。

小売業や旅行関連など、消費者の支出に依存する企業も上昇しています。

【セクター】

通信    +2.44%
不動産   +2.38%
情報技術  +2.31%
素材    +2.13%
資本財   +1.37%
一般消費財 +1.11%
ヘルスケア +0.82%
金融    +0.59%
エネルギー +0.51%
公益    +0.44%
生活必需品 +0.35%

全11セクターが上昇。

情報技術、通信などのグロース株や不動産が特に上昇しました。


【スタイルボックス】

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全てのサイズ、スタイルが上昇。

特にこのところ下げていた、グロース株やコア、中小型株が上昇しました。

【個別株】

〇デジタルタービン(APPS)+8.85%

決算後、株価が上昇しました。

私の友人の主力銘柄です。おめでとう!!

〇CVSヘルス(CVS) ‐5.45%

決算を発表。通期の見通しが予想を下回り売られました。

〇ジーヴォ(GEVO) +10.97%

バオイブタノールやエタノールを手掛けるジーヴォですが、アナリストが「買い」、目標株価5ドルに判断を引き上げ。現在の株価は3.63ドル

〇エンフェーズ・エナジー(ENPH)+12.03%

太陽光発言のENPHは、良い決算を発表後上昇しました。

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【インフレの懸念について】

米国の投資家は、様々な企業が持続的なインフレやサプライチェーンの問題にどのように対処しているかを決算を通じて見極めようとしています。

この問題は、企業にとっては経営コストを高め、消費者にとっては物価の上昇により消費が鈍化する要因の一つとなり得ます。

ただ、「現時点」では、それほど深刻な問題にはなっておらず、

ウェルズ・ファーゴのシニア・グローバル・マーケット・ストラテジスト、スコット・レン氏は、「全体として、企業は過去に比べて値上げが顧客に受け入れられやすくなっている」と指摘しています。

一例として、チポトレ・メキシカン・グリルは良い内容の決算とガイダンスを発表し、株価が10%ほど上昇たのですが、同社は12月にメニュー価格を4%引き上げています。

【CPIについて】

投資家は、明日発表される1月の米消費者物価指数(CPI)で、物価上昇に関する新たな情報を得ることになります。

エコノミストたちは、総合指数で前年比7.4%、コア指数で5.9%と、過去40年来の高水準になることを予想しています。

予想よりも物価の上昇が小さければ、インフレが緩和しているシグナルと見なされ、市場を支える可能性がありますが、上昇が大きければ、株価の重荷となります。

前回よりもインフレが進むことが予想されている一方で、市場はFRBの利上げをだいぶ織り込んいるため、かなり強い数字でなければ、株式市場はネガティブな反応を示さない可能性もあるとの意見も聞かれます。

経済は水物ですし、どう転ぶか、そして市場参加者全体がどこまで織り込んでいるかはわかりません。

いろいろな戦略があると思いますが、長期的にインデックス投資をしたり、優良企業を保有していくという戦略の方は、あまり経済指標とその反応に振り回されない方が良いでしょう。

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【まとめ・感想】

多くの米国の投資家は、FRBが来月から少なくとも4回利上げを行うと予想しています。また、インフレ圧力が高まれば、より多くの利上げが必要になるかもしれないとの懸念も残っています。

ここ数日盛り返してきたグロース株ですが、ウォール街では、金利上昇と市場のボラティリティ上昇の中で、IT・ハイテク株の見通しについては慎重な見方も少なくなありません。

一方で、良い決算が米国株式市場を下支えしています。S&P500企業の約60%が決算発表を終えましたが、約77%が予想を上回る利益を計上しています。

今後の「金利」VS「業績」相場に向けて、まずは企業の方が健闘しています。

1月S&P500指数のボラティリティは12月の約2倍となりました。短期的な株価の動きは投資家の心を揺さぶります。

ただ、忘れないで欲しいのは、長期にわたって価値を創造したり、収益性を高める企業の株を保有していれば、長期的には株価は上昇し、投資家の資産を増やしていくということです。

もし、私のように、長期的な視点で投資をしている方であれば、予想外の経済指標や利上げによるボラティリティに負けることなく、長期的な視点や計画を維持し、規律ある投資を続けることが大切だと思います。

良い相場が続いても、厳しい相場が続いても、人生を楽しみながら、一緒に投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
Nasdaq+2%。直近の安値から7%以上戻す。全11セクターが上昇【今日はCPI】

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