【米国株式市場は続伸】アルファベット(Google)は時間外で上昇。FRBは思ったよりタカ派ではない?【エクソン・UPSも好決算】

投資まとめ

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【2月1日 米国株式市場】

ダウ     35,405 +0.78%   
S&P500    4,546 +0.69%  
ナスダック  14,346 +0.75% 

米主要株価指数は続伸。

昨日に引き続き株価は上昇しました。

ラッセル2000は+1.10%。

より大きく下げていた小型株が市場より大きく反発。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.86%と上昇しています。

米10年債利回りは1.793%。+0.011%と小幅に上昇。

VIX指数は21.96。‐2.87と引き続き低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円 114.71 -0.32%  
NY原油 88.34 +0.22%
NY金    1,800  +0.28%

原油と金も小幅に上昇。

ウクライナ情勢などから原油価格が高い水準となっています。

ビットコインは38,802ドル。ボラティリティの高い一日となりましたが、+0.81%の上昇で終えています。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【S&P500マップ】

00

影響力の大きいマイクロソフトやアップル、テスラなどの下げをその他の銘柄の上昇が支えました。

エネルギー関連株は堅調に推移。

中でも、エクソンモービルは予想を上回る好決算を発表し+6.48%の上昇となりました。

【セクター】

エネルギー +3.55%
素材    +1.67%
金融    +1.43%
資本財   +1.42%
通信    +1.29%
一般消費財 +0.62%
ヘルスケア +0.28%
情報技術  +0.24%
生活必需品 ‐0.06%
不動産   ‐0.74%
公益    ‐1.28%

11セクター中8セクターが上昇。

特に、エネルギー、素材、銀行株などが上昇しました。

一方で、公益や不動産は下げました。

【スタイルボックス】

00

昨日に引き続き、全スタイル・サイズが上昇。

特に小型バリュー株やグロース株が伸びました。

【個別株】

〇アルファベット(時間外で上昇)

マーケット終了後に4Qの決算を発表。良い内容でした。

〇売上高 753億ドル。予想723億ドルを4.2%上回る(対前年同期+32.4%)
〇純利益 206億ドル。予想189億ドルを9.1%上回る(対前年同期+35.6%)
〇EPS  30.69ドル。前年同期から8.39ドル増加。予想を3.01ドル上回る。

決算発表後株価は時間外で上昇しています。

00

マネックス証券」では主要ネット証券で唯一米国株の時間外取引ができるので、

アフターマーケットでも米国株の取り引きがしたい方は是非一考してみてください。

〇UPS(UPS)+14.08%

予想を上回る良い決算を発表。21年通年は過去最高益。22年の売上見通しも予想を上回りました。四半期配当も前年比+49%の1株当たり1.52ドルに。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【決算はまずまず】

今日は取引開始前にエクソンモービルやUPSが好決算を発表。市場はポジティブな反応を示しました。

S&P500企業のうち172社が決算を発表。そのうち78.5%が予想を上回る利益計上しています。

今週はメタ(FB)やアマゾン(AMZN)の決算があります。

【セントルイス連銀総裁 0.5%の利上げには否定的】

米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、ロイターのインタビューで、3月のFOMCで利上げを開始し、5月に追加利上げを実施することに支持を示ししまた。

ただ「50bpの利上げが現時点で助けになるとは思えない」と述べており、「0.5%」で引き締めを開始することには否定的な考えです。

また、4日の米雇用統計については「オミクロン変異株の影響で良好な内容とはならない可能性があるものの、惑わされてはいけない」「経済情勢は極めて力強く、雇用市場も非常に堅調だ」と述べています。

一昨日は、米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁が利上げペースは緩やかなもので済む可能性があると発言。

FOMC以降、米地区連銀総裁からはそこまでタカ派ではない雰囲気の発言が続きました。

【Jay Hatfield氏の見解】

一方、株式市場では、予想がかなりばらついており、年内5回の利上げを織り込む動きも見られてます。一部からは3月以降、7回の利上げを予想するタカ派な見方まで出ています。

とはいえ、全体としては利上げ回数については3回~4回といった見方が多く、市場が過度にタカ派に織り込み過ぎている可能性も指摘されています。

Infrastructure Capital AdvisorsのCEO、Jay Hatfield氏は

「投資家はFRBの引き締め政策をほぼ織り込み済みで、中央銀行は今後そのペースを相応に保っていくだろう」

「マクロは織り込み済みで、今は企業収益という現実に戻っており、それは建設的だ」と述べています。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【まとめ・感想】


米国株式市場は3日続伸しましたが、安心は禁物です。

いい時も悪い時も、日々の株価に一喜一憂せず、

合理的な投資判断・行動を継続することが大切です。

コロナウイルスのリスクはまだ残っており、新しい亜種が出るたびに患者数が急増し、企業や消費者の活動を脅かす可能性があります。

インフレが企業の利益や消費を圧迫し、経済成長を鈍化させる可能性もあります。

投資家はFRBが3月に利上げを開始すると予想していますが、年内にどの程度急激に、またどの程度のスピードで利上げに踏み切るかについては不透明な部分が多く、意見が分かれています。

実際のところ、FRBの動きやインフレ、ウクライナ情勢などのマクロを、市場がどこまで織り込んでいるかはわかりません。

ただ、好調な企業決算は、今後予想される「金利上昇VS業績」相場に向け心強いものとなっています。

【ミスターマーケットに振り回されないこと】

ここ1週間の動きでわかる通り、株価や市場の雰囲気といいうのは、ニュース一つで大きく変わったりするものです。

それに付き合って、イチイチ手のひらクルクルさせていては手首がねじ切れてしまいます。

いろいろな投資戦略があると思いますが、インデックスファンドを用いて長期投資をされている方は、

ミスターマーケットやノイズに振り回されることなく、

自身のやるべき投資を継続することが大切だと思います。

私は先月に引き続き、いつも通りの投資を継続していきたいと思います。

いつもありがとうございます。

もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング

ランキングサイトに参加しているので、

上の応援ボタン2つをクリック頂けると、

ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。

お得なキャンペーン情報

PayPay証券


(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【米国株式市場は続伸】アルファベット(Google)は時間外で上昇。FRBは思ったよりタカ派ではない?【エクソン・UPSも好決算】

タイトルとURLをコピーしました