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【1月31日 米国株式市場】
ダウ 35,131 +1.17%
S&P500 4,515 +1.89%
ナスダック 14,239 +3.41%
米主張株価3指数は続伸。
ITハイテク株に買戻しが入り、ナスダックは₊3%の大幅高となりました。
市場がいつ反転するかわからないということ。
稲妻の輝く瞬間に市場にいることの大切さがわかりますね。
ラッセル2000は+3.05%と小型株も大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.91%と上昇しました。
米10年債利回りは1.786%。+0.006%と横ばい。
VIX指数は24.83。‐2.83と10%以上下げました。
【為替・コモディティー】
ドル円 115.11 -0.11%
NY原油 88.36 +1.77%
NY金 1,798 +0.76%
原油と金が上昇。
ビットコインは38,404ドル。+1.33%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
一般消費財 +3.81%
情報技術 +2.68%
通信 +2.39%
公益 +1.86%
素材 +1.44%
不動産 +1.26%
資本財 +1.10%
金融 +0.90%
ヘルスケア +0.67%
生活必需品 +0.48%
エネルギー +0.44%
一般消費財、情報技術、通信などこのところ下げていた株が特に大きく上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのスタイル、サイズが上昇。
特にこれまでより大きく下げていたグロース株や小型株がより大きく上昇しました。
【個別株】
〇ネットフリックス(NFLX) +11.13%
アナリストが投資判断を「買い」に引き上げたこともあり、反発しました。
〇テスラ(TSLA)+10.68%
アナリストが投資判断を「買い」に、目標株価を1025ドルに引き上げました。
ネットフリックス同様、直前に大きく下げていたこともあり、大きく反発しました。
〇ビヨンド・ミート(BYND)+15.19%
アナリストが投資判断を「買い」に。目標株価も従来の70ドルから80ドルに引き上げました。
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【利上げは緩やかなもので済む?】
米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は、FRBが過去と比べ早い時点で量的引き締め(QT)に着手でき、
積極的な資産縮小により、利上げペースは緩やかなもので済む可能性がある。との見解を示しました。
1月はFRBの利上げやウクライナ情勢などにより不安定な相場となりました。
FRBがインフレ抑制に向けて利上げを開始しようとする中、ハイテク株やグロース(成長)株は割高感が意識されています。
将来の期待キャッシュフローを現在価値に割り引く形で株価を形成していた成長株は、金利上昇によってその割引率が高くなることから、現在の株価が割高と判断されたようです。
とはいえ、QQQの年初来リターンは‐8.75%とそこまでひどいものではなく、
S&P500ETF(VOO)の年初来リターンも‐5.24%の下落にとどまっています。
【決算は悪くない】
サプライチェーンなど懸念から見通しには慎重な内容も見られますが、悪くない数字です。
今週は、アルファベット、Amazon、メタ(FB)など影響力の大きい企業他多くの企業の決算が予定されています。
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【株式ファンドへは資金流入が続く】
その一方で、米国の株式ファンドには多額の資金が流入しています。
デリバリー市場などでは混乱が見られるものの、リテール投資家はリスクオンの姿勢を崩していません。
【まとめ・感想】
1月の市場で見られたのは「慢心を売り、屈辱を買う」取引でした。
ボラティリティの高い相場が続きましたが、終わってみればS&P500で約5.2%の下げでしたので、そこまでひどい1月とはなりませんでした。
とはいえ、インフレやFRB、ウクライナ情勢などでどうとでもなる相場です。あまり決めつけすぎずにいきましょう。
今年のウォール街の利上げ予測にも3~7回とばらつきがあるくらいですし、FRBでもインフレを読み違えるくらいです。
本当はわからないことを「わかった」と思いこんで、判断した時に死神はやってきます。
このまま市場が反転、上昇するとは限りませんが、
昨日記事にした通り、1年終わってみれば1月が一番の買い場だったなんて可能性もあるわけですから、
長期投資をする方は、あまりタイミングを計ったり、目先の予測や株価に振り回されずに、長期的な視点を維持し、投資を継続することが大切です。
【できることは確実にやろう】
普通の凡庸な個人投資家にできることは、できるだけながく市場に居続け、自身のリスクの許容できる範囲でリスクプレミアムを集めること。
できるだけコストを抑えたり、分散してリスクを抑え、効率よくリスクプレミアムを集めること。
このくらいのものです。
リスクがあるからリターンがあるわけですから、市場や株価の変化を受け入れ、良い時も悪い時もあると割り切って、規律を維持し、
自身の感情や収入・支出など自分のコントロールできることに集中して投資を続けることが大切だと思います。
2月も自分のできることに集中しながら、いつもどおりの投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【Nasdaq+3%の大幅高】利上げペースは緩やかなもので済む可能性も?「慢心を売り、屈辱を買え」