【9割の銘柄が下落】S&P500は年初来最安値を更新!でも全く心配していません。

投資まとめ

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【1月18日 米国株式市場】

ダウ      35,368 ₋1.51%    
S&P500     4,577 -1.84%   
ナスダック 14,506 -2.60%

米国株価指数は年初来安値を更新。

米債券利回りが急上昇しました。

中小型のラッセル2000は₋3.06%と市場より大きく下落。

VXUS(全世界株式除く米)は‐1.48%と下げました。

米10年債利回りは1.879%。+0.107%と急騰。2020年1月以来の高値となりました。

FRBの利上げの観測が高まり米国債の利回りは上昇を続けています。

VIX指数は22.79。+3.60と急上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  114.61 +0.01%
NY原油  86.22 +2.86%
NY金   1,813 -0.17%

原油価格の上昇により石油株が上昇。エクソン・モービルは+1.71%。

OPECが月報を公表。年内の原油市場について、旺盛な需要により十分に支えられる状況が続くとの見通しを示しました。

ビットコインは42,369ドル。+0.36%と小幅に上昇。低調な動きでしたが終了前に買われました。

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【S&P500マップ】

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S&P500の9割の銘柄が下落。

金利上昇局面を受けて、IT・ハイテク株が売られた、他、ゴールドマンサックスや先週末の決算をうけて、銀行株も売られました。

ゴールドマンの株価は7%下落。JPモルガンは4.2%下落。良い決算だったウェルズ・ファーゴも2.4%下落しています。

【セクター】

エネルギー  +0.41%
不動産    ‐0.71%
資本財    ‐1.19%
公益     ‐1.20%
素材     ‐1.32%
ヘルスケア  ‐1.39%
生活失需品  ‐1.49%
一般消費財  ‐1.92%
通信サービス ‐1.98%
金融     ‐2.30%
情報技術   ‐2.49%

11セクター中エネルギーを除く10セクターが下落。

エネルギーセクターは原油価格との相関が高く、他のセクター(株式市場)との相関が低いため、こういう時に分散効果を発揮しますね。

高い配当を出す企業が多いこと。比較的インフレに強いのも同セクターの特徴です。

【スタイルボックス】

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赤く染まっています。

米国債利回りの上昇を受け、グロース株、特に小型グロース株がより大きくやられました。

【個別株】

ゴールドマン・サックス(GS)‐6.98%

トレーディング収益がプラス予想に対して-7%の減収。加えて従業員報酬の増加による経費増が指摘されています。

正直、銀行株に関しては私も予想外でした。

アクティビジョン・ブリザード(ATVI)+25.88%

マイクロソフトが1株95ドルで同社を現金で買収するとの報道がありました(現在82.31ドル)。

アクティビジョンの企業価値を687億ドルと評価しており、マイクロソフトとしては過去最大の買収となります。

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【FRBについて】

FRBは急上昇したインフレを抑えるため、テーパリングを急ぎ、ウォール街の予想より早く、何度も金利を上げることを検討しているのでは、との懸念が広がっています。

CMEグループによれば、米国の投資家はFRBが3月に短期金利を引き上げる確率を93%以上と見積もっています。1ヶ月前は47%以下でした。

3月の利上げが話題ですが、その後の速度や幅、最終的にどこまで利上げするかがより重要な問題だと個人的には思います。

昨年、バンガードは市場が昨年利上げを過小評価している可能性があると指摘していました。

それ故、市場では調整が一生懸命行われているのかもしれません。

一方で、先月の失業率は3.9%とパンデミック前より低い数値となっており、FRBは経済支援を抑制する余裕が生まれています。

【決算スケジュール】

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http://eps.sh/cal より引用

画像が見づらい方はクリックしてみてください。

今週はPG、ユナイテッドヘルス、ネットフリックスなどが発表を予定しています。

主な焦点は、さまざまな業界の企業が持続的なサプライチェーンの問題にどのように対処しているかということです。

多くの企業は、消費財を値上げしてその影響を相殺しようとしていますが、すでに財務や経営への影響について警告を発してる企業もあります。


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【まとめ・感想】

FRBの利上げはインフレを食い止めるのに役立つ一方で、2020年初頭から続いてきた市場の「イージーモード」に終止符を打つことになります。

金利の上昇は、バリュエーションの高い企業や遠い将来の利益を期待されている成長株の魅力を低下させます。

S&P500の中で大きな影響力を持つ大型テクノロジー株は、金利上昇を見越した投資家の資金シフトにより、今年に入ってから市場の大きな重石となっています。

【自分のできることをやろう】

さて、今日もいつも通りの米国株式市場でしたが、個人的には特に心配していません。

まだ、一回も利上げしたわけでもないですし、10%の調整があったというわけでもありません。本当にイージーモードからいつも通りの市場に変わろうとしているんだなと感じます。

過去を振り返ると、米国株式市場には様々な懸念があるのが普通の状態ですし、今よりももっとひどい下落や調整があるもの普通だったりもします。

アクティブに投資をしている方は、ぬるま湯に慣れすぎた体に活をいれ、寝ぼけたから眼をしっかりとあけ、今までより、より真剣に市場や企業と向き合うことが大切だと思います。

一方で、私のようなパッシブ投資家は特別なことをやる必要はありません。

資産配分を維持しつついつも通りの投資を続けることが大切です。

個人投資家自身がコントロールできることなんてたかがしれています。いくら力んだところで明日の株価や今後の市場をどうすることもできません。

市場や株価にかかわらず、入金力を上げる努力をしたり、いつも通りの投資を継続したり、人生を楽しんだり、自分にできることを精一杯やることが大切です。

さて、今日も人生で今日一日しかない、一日がはじまります。精一杯楽しんで良い人生を過ごしましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【9割の銘柄が下落】S&P500は年初来最安値を更新!でも全く心配していません。

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