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【インベスターリターン】
一言でいうと、不特定多数の投資家が、実際に手に入れたリターンの平均値のようなものです。
【参照(野村証券の証券用語解説集より】
安値買いや高値売りが多いファンドはIRが高くなり、高値つかみや安値売りが多い場合はIRは低くなる”
【投資家の行動を反映した指数】
ファンドの騰落率よりインベスターリターンの値が大きくなる場合は、基準価額が安い時に買い、⾼い時に売却するという、いいタイミングで売買できている投資家が多いということが考えられます。
一⽅、ファンドの騰落率よりインベスターリターンが低くなる場合は、基準価額がピークの時期に多くの投資家が「⾼値掴み」をし、その後、基準価額が下落した局⾯で売却してしまうことで損をした投資家が多いということが考えられます。
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【レバナス民は上手く投資ができていた】
よくわからないという方もいるかと思います。
下の図は、所謂レバナスの「トータルリターン」と、
実際投資家が得たであろうリターンの平均値「インベスターリターン」を比較したものです。
【S&p500やオルカン投資家もいい感じ】
過去の研究などをみると、
基本的にインベスターリターンは、トータルリターンを下回る例が多く報告されています。
しかし、以下の例のように、ここ数年の数字をみると、
レバナスに限らず、インベスターリターンがトータルリターンを上回るケースが他のファンドでも見られます。
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【理由はわからないが続けて欲しい】
これはコロナショックの影響や、上昇相場が続いたこと。それにより投資家が下落した際にもしっかりと押し目買いできたこと。
たまたま例に挙げたファンドの特性(テーマ型ファンドのような乗り換えが起こりにくい、下落時に買いに向かいやすい)。
他、いろいろいろな可能性が考えられます。
市場適応的仮説ではありませんが、投資家達が学習し、賢くなった可能性も考えられます。
例えば、過去記事で紹介しましたが、コロナショック時、自主運用を行っているバンガードの米国の個人投資家の10人に9人以上は、「航路を守り」、市場の下落に反応して狼狽売り等をしていないことが明かになっています。
一方で、やはり検証期間が短いことや、下落相場や長期停滞が続いたらどうなるか。
など考えるべき点も多々あるので、この数字と一例だけで決めつけず、いろいろ考えながら、今後の推移を楽しみにしたいと思います。
【インベスターリターンの確認の仕方】
各ファンドのインベスターリターンは、モーニングスターでみることができます。
パソコンからの場合ですが、
①具体的な投信の名前を入れて検索→投信のページへ行く。
②「リターン」をクリック→「インベスターリターン」をクリック。
で簡単に見れます。
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【まとめと感想】
レバナス投資家の皆様も、S&p500やオルカン投資家の皆様も、
設定以降、今のところ上手に運用を続けているわけですから、
いずれは、きっと経験することになるであろう。苦しい時期でも、是非これまでのような姿勢を維持し、良い投資を続けて欲しいと思います。
採用する戦略や投資対象、投資スタイルが異なっても、
最終的には、皆が成功し、良い人生を送れることを願っています。
いつもありがとうございます。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【朗報】レバナス投資家はこれまで上手に投資をすることができていた。【S&p500やオルカン投資家もいい感じ】