【S&P500は横ばいもローテーション進む?】債券利回りの上昇を受け銀行株が上昇。エネルギー株も強い

投資まとめ

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【1月6日 米国株式市場】

ダウ    36,236 -0.47%
S&P500     4,696 -0.10%
ナスダック 15,080 -0.13% 

ダウは下落。

S&P500とナスダックはほぼ横ばいで取引を終えました。

昨日3.3%下げたラッセル2000は+0.38%と小幅に反発。

VXUS(全世界株式除く米)は₋0.28%と小幅に下げました。

米10年債利回りは1.726%。+0.023と上昇。

VIX指数は19.96。₊0.23上昇しました。

昨日に引き続き、10年債利回りが上昇。

1.70%→1.72%となりました。

基本的に債券利回りの上昇は銀行株に有利に働きます。

シティグループは+3.28%上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  115.87 -0.17%
NY原油  79.49 +2.11%
NY金   1,787 -2.06%
 
米国の原油価格は1.8%上昇し、エネルギー株の上昇につながりました。

コノコフィリップスは3.75%上昇しました。

ビットコインは43,182ドル。‐0.47%と小幅に下げました。

12月25日頃は5万ドルを付けていたビットコインですが、

今年に入り低調な動きとなっています。

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【S&P500マップ】

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IT・ハイテク株の下げは一服。

一方で小売業や保険・医療関連株が下落しました。

テスラは2.1%下落。ユナイテッドヘルス・グループは4.1%下落しています。

アップルが1.7%下落する一方でメタが2.5%上昇し、株価指数を支えました。

【セクター】

エネルギー +2.29%
金融    +1.55%
資本財   +0.45%
通信    +0.35%
不動産   +0.09%
生活必需品 ‐0.21%
一般消費財 ‐0.33%
情報技術  ‐0.48%
公益    ‐1.06%
ヘルスケア ‐1.21%
素材    ‐1.23%

ここ数日は、高いバリュエーションのグロース株が売られ、

エネルギーや金融、景気循環株が買われるといった、

市場のローテーションの動きが顕著となっています。

【スタイルボックス】

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大型コアや中グロース株はやや下げましたが、

全体的に小幅に反発。

特に中小型バリュー株が上昇しました。

【個別株】

〇ベッド・バス(BBBY)+9.61%

日曜人のBBBYが決算を発表。今後の見通しはイマイチでしたが、粗利益率が予想を上回ったことが好感され株価が上昇しています。

【ナスダックで1兆ドル消失】

ナスダックは今週、時価総額にして約1兆ドル(約116兆円)を失いました。

割高なソフトウエアメーカーやバイオテクノロジー株が売られ、高成長銘柄への集中投資で知られるキャシー・ウッド氏のアーク・イノベーションETFは9%下落しています。

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【米ISM非製造業指数】

結果 62.0 予想 66.9 前月 69.1

予想よりも減速。前月を下回りました。

なお、11月は1997年の調査開始以降の過去最高の数値となっています。

指数は50が景気拡大・縮小の節目。

サービス業は米経済の3分の2超を占めています。

サブ指数では、

雇用が56.5→54.9に低下。(オミクロン株の影響か?)

納入が75.7→63.9に低下。(サプライチェーンの問題は改善の兆しあり)

仕入れ価格は82.5と高水準。(引き続き、インフレの懸念)

【米製造業新規受注】

商務省が6日に発表した11月の製造業新規受注は前月比1.6%増と予想の1.5%増をやや上回りました。

【FRB関連】

米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、

「FRBは早ければ3月に利上げする可能性がある」「必要に応じてインフレに対して一段と積極的な措置を講じる『良い状況』にある」と発言。

FRB、3月利上げの可能性=セントルイス連銀総裁
米セントルイス地区連銀のブラード総裁は6日、米連邦準備理事会(FRB)は早ければ3月に利上げする可能性があるとしたほか、必要に応じてインフレに対して一段と積極的な措置を講じる「良い状況」にあると述べた。

サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、

「米労働市場は「非常に堅調」である」「高インフレは「抑圧的な税」として貧困層を中心に負担をかけるため、FRBは年内に利上げすべき」と発言。

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【まとめ・感想】

FOMC議事録を受けた下げは一服したものの、大きく買い戻すような動きもなく、市場は次の展開を待っているようにも感じます。

金曜日には雇用統計が、来週からは10~12月期決算が始まりますから、その動向を気極めようとしているのかもしれません。

今後の経済指標に関しては、前回の利上げ時などがそうでしたが、「良い数字なのに株価が下落する」「悪い数字なのに株価が上昇する」ことがあります。

初心者の方は疑問に持つかもしれませんが、これは、例えば、良い指標が「FRBの早期引き締めに繋がるのでは」という懸念を投資家に与えるためです。

一方で、経済が強いからこそ、早期利上げに踏み切れるわけもありますから、過度な心配も禁物です。


【S&P500投資家の皆様へ】

月曜日に史上最高値を更新して以降、

低調な動きが続いているS&P500指数ですが、

まあ、普通はこんなものです。気にせずいきましょう。

過去最高値を70回記録し、右肩上がりの絶好調だった昨年ですら、

こんな感じで、上下を繰り返しながら上昇をしてきたわけですから(通常の年なら尚更)

あまり目先の株価の上下に惑わされないことが大切です。

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また、それ以外の投資家の皆様におかれましても、

感情に基づいて判断したり、目先の問題に慌てて右往左往するのではなく、

各々の投資戦略においてやるべきことをやることが大切だと思います。

目先の問題を過大視するあまり、長期的な計画や合理性を蔑ろにしてはいけません。

私はいつもどおり、資産配分を維持しつつ、

自分のコントロールできることに注力していきたいと思います。

いつもありがとうございます。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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