【ダウは最高値更新もNasdaqは1.3%下落】ハイテク、グロース株が売られ、エネルギー、銀行、産業株が買われる【明日はFOMC議事録】

投資まとめ

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【1月4日 米国株式市場】

ダウ    36,799 +0.59%
S&P500     4,793 ₋0.06%
ナスダック 15,622 ₋1.33%

ダウは最高値更新。

ハイテク企業の下落が、銀行など他のセクターの上昇を抑えたため、

S&P500はほぼ横ばい。ナスダックは1%以上下落しました。

ラッセル2000は1.05%上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.13%と小幅に上昇しました。

米10年債利回りは1.649%。+0.019%と上昇。

VIX指数は16.91。+0.31と上昇しました。

【米国債利回りの上昇と銀行株】

明日のFOMC議事要旨の発表控え、米長期金利が上昇し円安となりました。

高インフレが続くとの見方やFRBの利上げ期待から、米国債利回りの上昇が続いており、銀行株やカード株のような金利上昇の恩恵を受けるセクターが上昇。

JPモルガン・チェースは3.81%上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  116.12 +0.69%
NY原油  77.02 +1.24%
NY金   1,814 +0.83%

原油価格が上昇し、エネルギー株を後押ししました。

エクソンモービルは+3.7%上昇しています。

ビットコインは46,145ドル。‐0.68%と下げました。

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【S&P500マップ】

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IT・ハイテクなどグロース株が下落。ヘルスケアも下げました。

銀行株やエネルギー株に加えて、景気回復に直結する、ディア(+6.13%)キャタピラー(+5.3%)などの産業株も上昇。

クルーズ株や航空株も堅調。

今日は、成長株から循環株への資金シフトが起きたという意見もあります。

【セクター】

エネルギー +3.46%
金融    +2.60%
資本財   +2.03%
素材    +1.31%
生活必需品 +0.47%
公益    ‐0.33%
生活必需品 ‐0.34%
不動産   ‐0.39%
通信    ‐0.67%
情報技術  ‐1.14%
ヘルスケア ‐1.38%

11セクター中5セクターが上昇。

昨年に引き続き、エネルギー、金融が上昇。

資本財や素材も上昇しました。

一方で、ヘルスケアや情報技術は1%以上下落しています。

【スタイルボックス】

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グロース株が売られ、バリュー株が買われました。

【個別株】

〇フォード(F) +11.67%

フォードが商いを伴って大幅高。一旦停止していた「F-150ライトニングEVピックアップトラック」の注文を1月3日から再開。生産計画をほぼ倍増して年間15万台に拡大する計画も発表した。

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【12月の米ISM製造業景気指数】

結果 58.7 予想 60.0 前月 61.1

指数は50が景気拡大・縮小の節目となり。製造業は米経済の11.9%を占めます

市場予想を下回り、前月よりも鈍化。

需要は強いものの、人手不足等により、欠品、納入遅延が続いていますが、

納入の遅れを示す指数が72.2から64.9に低下するなど改善の兆しもみられます。

インフレ圧力も高い水準ですが、価格指数は68.2から前月の82.4から低下。

個人的には予想は下回ったののの、内容は良いものだったと思います。

参考)

〇「米ISM製造業景気指数、12月は低下 供給制約緩和の兆し示唆

〇「ブルームバーグ

1月6日は非製造業指数の発表となります。

【オミクロン株】

米国でもオミクロン株の感染拡大は続いており、

月曜日、米国での新規感染者数は100万人を超えました。

ただ、株式市場への影響は、今のところほとんどなく、

投資家は影響は限定的と楽観的にみているようです。

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【まとめ・感想】

昨日は、S&P500とダウが最高値を更新し、幸先の良いスタートを切った米国株式市場ですが、

今日は、バリュー/グロース株、および各セクターで明暗分かれる結果となりました。

今週は、経済指標の発表が続きます。

投資家は米経済の先行きや、オミクロン株やインフレが、米経済にどれだけ影響を与えているかそのヒントを探ろうとしています。

明日は12月のFOMC議事録の発表があります。

米国の投資家は、FRBが何らかのシグナルを出すかどうか、注意深く見守っています。

「FRBがどれだけインフレを心配しているか」に市場関係者は注目しています。

また、労働市場について、7日(金)に発表される12月の雇用統計にも注目が集まっています。

更に来週からは10~12月の決算シーズンが始まります。

新年早々イベントが続きあわただしく動く米国株式市場です。

市場の方向、サイクルが変わるかもしれない大事な時期ですので、個別株に投資をする方は、雑になるとなく、一つ一つ丁寧に処理し、適切に投資判断していきましょう。

一方で、長期投資家がさまざまな短期的な動きやイベントに気を散らすのは、


ダイエット中の人が30分ごとに体重計に乗るのと同じくらい的外れなことです。

こういったイベントは全く無視するか、知ったうえで無視して良いと思います。

元々適切な資産配分の元投資をされている方であれば、

規律を維持し、短期的な動向に左右されることなく、

今まで通りの投資を続けることが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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