【14日 ダウ・S&P500・Nasdaqは揃って下落】FOMCやオミクロン株への懸念とどう付き合うか?

投資まとめ

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【12月14日 米国株式市場】

ダウ     35,650 ー0.89%
S&P500      4,668 ー0.91%
ナスダック  15,413 ー1.39%

米国株式市場は反落。

英国でオミクロン株の死者が出たとの報道や

FOMCを控え、リスクオフ、様子見の雰囲気が広がりました。

小型株のラッセル2000はー1.42%と大型株よりも下落。

VXUS(全世界株式除く米)もー1.22%と下げました。

米10年債利回りは1.417%。ー0.075と低下。

VIX指数は20.31。+1.62と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  113.55
NY原油  71.25 ー0.59%
NY金   1,785 +0.15% 

原油は下落。金は小幅に上昇。

ビットコインは46,547ドル。ー7.18%と下げ5万ドルを割り込みました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});


【S&P500マップ】

00.

原油価格の低下を受けエネルギー株が、債券利回りの低下を受け銀行株がそれぞれ下落しました。

オミクロン株への懸念から航空株やクルーズ株も軟調。

ノルウェージャン・クルーズ・ライン、カーニバル、ロイヤル・カリビアンはそれぞれ4%以上下落しました。

【セクター】

不動産    +1.31%
公益     +1.21%
生活必需品  +1.21%
ヘルスケア  +0.92%
素材     ー0.68%
通信     ー0.73%
資本財    ー1.04%
金融     ー1.15%
情報技術   ー1.62%
一般消費材  ー2.44%  
エネルギー  ー2.78%

11セクター中4セクターが上昇

生活必需品や公益株などのディフェンシブ銘柄が上昇。

ヘルスケアセクターも上昇し、特にファイザーやモデルナといったワクチン株が買われました。

一方、ハイテク株や一般消費財、グロース株が売られました。

【スタイルボックス】

00.

14日は全体的に下落しましたが、特に大型グロース株と小型バリュー株が売られました。

大型バリュー株と中型グロースは小幅な下げにとどまっています。

【個別株】

〇テスラ(TSLA) -4.98%

イーロン・マスク氏の持ち株の売却が続いています。先週は追加で約9.63億ドル相当の同社株を追加売却したことが明らかとなりました。

テスラ株放出は5週連続。テスラは11月4日の高値から約23%下落しています。

〇ハーレー・ダビッドソン(HOG) +4.70%

電気バイク事業ライブワイヤーを分割する計画を発表。

SPACのAEAブリッジインパクトと合併させ、ティッカー「LVW」としてNY証券取引所に上場させるとのこと。

〇アリーナ(ARNA) +80.38%

ファイザーが同社を1株100ドルの現金で買収するとわかりました。

〇フォグホーン・セラピューティクス(FHTX)+54.96%

イーライリリーが、FHTXのがん治療薬の開発に約3.8億ドルを拠出して提携することで合意しました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【英国でオミクロン株の死者が】

英国のジョンソン首相は、オミクロン株によって英国で少なくとも1人の死亡が確認されたと明らかにしました。

オミクロン株は現在、ロンドン市内の感染の40%を占めているとして、警戒を呼び掛けています。

人間として心配していますが、投資家視点では個人的にあまり心配していません。

【モルガンスタンレーCEO、私がFRBなら】

モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマンCEOはFRBはより早期の利上げが必要になるかもしれないとコメント

「われわれは利上げ環境に向かっている。私がFRBならやや早めに利上げに着手し、政策余地を確保し、現実を受け入れるだろう」と述べました。

次の景気後退や〇〇ショックの時に打つ手がない(下げる金利がない)というもの困りますから、市場と対話しながら適度なペースで適度な所まで持って行っても欲しいと思っています。

が、それは口でゆうのは易し、行うのは難しなことですし、私にはどうする事もできないので、パウエル議長等の手腕に期待したいと思います。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【まとめ・感想】

昨日の市場は、全体的にリスク回避の姿勢が見られました。

IT・ハイテク株中心に戻り売りも見られました。

オミクロン株の感染が世界各地で拡大しており、年末商戦への影響や行動規制を再度強化せざるを得なくなるのではという懸念も広がっています。

また、今週はFOMCを控え、市場は様子を伺いつつ、その結果を待っています。

高いインフレを受けて、市場ではテーパリングのタイムラインの短縮を打ち出してくる可能性が高いと予想されています。

FOMCメンバーの金利見通しも公表されますが、来年の2~3回の利上げ予想を示すとみられている。

これらの市場の予想よりも早く、大きな引き締めが発表されれば、当然一時的に荒れると思いますし、予想通りなら株価は横ばい~やや回復するかと思います。

ただ、長期的にはこれから数年に渡って続く金融政策、金利正常化への道の一通過点に過ぎませんし、

日本の普通の個人投資家にとってできることはあまり多くありませんから、市場の動向や予測、ニュースの発表に右往左往しないことが大切です。

【私の方針】

私は利上げのペースや幅がどうであれ、特に気にすることなく、

今まで通り、自身の目標、リスク許容度、投資期間などにあった資産配分と投資計画を維持し、

拠出額を増やすなど自身のできる事に注力しながら、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。

いつもありがとうございます。

ランキングサイトに参加しています。

下の応援クリックボタンを押して頂けると毎日更新する励みになります。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング

お得なキャンペーン情報

初株キャンペーン


(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【14日 ダウ・S&P500・Nasdaqは揃って下落】FOMCやオミクロン株への懸念とどう付き合うか?

タイトルとURLをコピーしました