先週は週序盤はバリューシフトが発生して、一気にバリューが優勢になりそうな状況から、今度は南アフリカの新種変異株「オミクロン」懸念で金曜日はバリュー中心にマーケットが急落する形になりました。いわゆるフラッシュクラッシュみたいなものが発生しました。
ただ先週は金曜日はマーケットが短縮でしたし、動きとしては極端だったともいえると思うので、マーケットの反応がどれほど正確だったかを見極めるのが今週になりそうです。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】機関投資家の動きに注視!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
先週は全指数が下落という結果になりました。ダウも金曜日は最も下落したのですが、月火のバリューシフトで持ち直したので比較的堅調に見えているとは思います。
逆にハイテクは先週は継続的に資金抜けが続いていました。ラッセルは資金抜けの局面で非常に弱いですね。流石のGAFAMやテスラ・半導体も金曜日には継続的に資金が抜けていました。
ただし今回のオミクロンにおいては、バリューが優勢かというと2020年3月時のコロナ状況においてはハイテク・EC・半導体が最も反発も強かった言う点は忘れないでいたいですね。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(11月26日まで)
11月26日までヒートマップ
セクター情報を見ていくと1週間で最も弱かったのが、新興国・ハイテク・一般消費財になっているんです。意外なイメージがあるんじゃないでしょうか。月曜日と火曜日にバリューシフトが一旦行われて、金曜日にオミクロンでのバリュー売りがあったのでこうなったと思います。
ただその状況でも資本財や素材は直近弱いなというイメージです。
ハイテクは月曜日次第ですが、リバランスも入ってる気がしています。もし今回のオミクロンの件で下落したとしても、更にハイテクが大きく売られるならリバランスも入ってると冷静に対応していく方が賢明な気がします。
先週
今週の決算スケジュール
水曜日辺りの決算が気になるところですね。okta, splunk, veeva, snowなどです。
経済指標
経済指標)
ADP雇用統計:12月1日水曜日 22時15分
ISM製造業景気指数:12月2日木曜日24時
雇用統計:12月3日金曜日22時30分
まとめ
では「【米国株の週間展望】機関投資家の動きに注視!」をまとめていきますね!
先週の金利だけ見てると利上げの織り込みが遠のいた可能性もいわれているので、とにかく月曜日や月末、そして雇用統計への流れで機関投資家がどのように動くか注視したいところです。
またバリューにおいては金融株の動向も気になります。他は不動産REIT関係ですね。この辺りの動きも、ハイテク以外では今後の指標にするためにチェックしていきたいと思います。今週も頑張りましょう!
先週のコメントです。備忘録
まず月曜日にチェックしたいのが金曜日のcovid-19での下落が一時的かどうかです。出来高を見ながら、その傾向が継続するかどうかをチェックです。(継続の場合は11月中は軟調になる事を考慮)
またインフレと製造業に関する指標、更に月末リバランスも考えたいです。残り約5.5日なので、思った以上に月末まで短いので、需給変化には要注意したいですね。バリューの切り返し含めて。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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【米国株の週間展望】機関投資家の動きに注視!