【米くら寿司 +30.17%】GAFAMが市場を牽引、主要株価指数は反発も週間ベースでマイナスに。消費者指数も弱い。

投資まとめ

【11月12日 米国株式市場】

ダウ     36,100  +0.50%
S&P500      4,682     +0.72%
ナスダック  15,860  +1.00%

主要株価指数は揃って上昇。

GAFAMなど、ハイテク株が市場を牽引。

バリュー株も堅調な動きとなりました。

小型株のラッセル2000も+0.11%と小幅に上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.58%と上昇しています。

米10年債利回りは1.572%。前日比+0.014%とほぼ横ばい。

VIX指数は16.3。ー1.36と落ち着いています。

【為替・コモディティー】

ドル円  113.91 
NY原油  80.79 ー1.0%
NY金   1,863 +0.1%

原油は反落。米政府が原油の戦略備蓄を放出するとの観測や、

原油需要が年末にかけて伸び悩むとの見方が売りを誘いました。

NY商品、原油が反落 米戦略備蓄の放出を警戒 金は7日続伸 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=古江敦子】12日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比0.80ドル(1.0%)安の1バレル80.79ドルで終えた。米政府が原油の戦略備蓄を放出するとの観測や、原油需要が年末にかけて伸び悩...

ビットコインは64,456ドル。ー0.67%と下げています。

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【S&P500マップ】

00.

【セクター】

通信    +1.7%
情報技術  +1.2%
資本財   +0.8%
素材    +0.7%
一般消費財 +0.4%
ヘルスケア +0.4%
金融    +0.2%
不動産   +0.1%
生活必需品 +0.0%
公益    ー0.2%
エネルギー ー0.3%

11セクター中9セクターが上昇。

情報技術と通信セクターが市場を牽引しました。

公益とエネルギー、銀行株などは下落しています。


【スタイルボックス】

00.

アップル、アマゾン、マイクロソフトなどのビックテックはじめ、

グロース株の上昇が市場を牽引。

メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)は4%上昇しました。

イーロンマスク氏の株式売却の影響が続くテスラは2.8%下落しました。

【個別株】

〇KURA SUSHI USA(KRUS) +30.17%

くら寿司の米国法人は第4Q強いというアナリストの分析レポート発表後、株価が急騰しました。

〇ローズタウンモーターズ(RIDE) ー17.56%

電気自動車のRIDEは生産の遅れを発表。株価が下落しました。

〇スペクトラム・ブランズ・ホールディングス(SPB) +9.20%

決算を発表後株価が上昇しました。

〇ロイヤリティー・ファーマ +4.30%

決算の良かったロイヤリティーファーマも上昇しています。

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【ミシガン大学消費者信頼感指数】

 米ミシガン大学が発表した11月の消費者信頼感指数(速報値)

結果 66.8 予想 72.4 10月 71.7(確定値)

予想と前月を下回る弱い結果となり、2011年11月以来の低水準となりました。

発表後、一時株価が下げましたが、その後再び上昇しました。

消費者心理の悪化は年末商戦に影響する可能性があります。

年末の米国の消費にインフレがどう影響するのか投資家は警戒しています。

【ジョンソン・エンド・ジョンソン 分割】

〇ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)  +1.20%

JNJは、医薬品・医療機器部門と、日用品や市販薬などを手掛けるコンシューマー部門の2つに分社化する計画を発表しました。

今後1年半から2年をかけ、コンシューマー部門を切り離すとのこと。

医薬品部門は昨年の売上高のうち55%を占め、医療機器部門は28%、コンシューマー部門は17%となっています。

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【まとめ・感想】

6週間ぶりに、週間ベースで米主要株価3指数が下落して週を終えました。

まあ、そんな週も全然ありますから、あまり気にせずいきましょう。

S&P500企業の約8割が決算を終え、米国の投資家の焦点は、企業決算発表からインフレ率の上昇に移りつつあります。

米国企業は、夏のコロナの急増とサプライチェーンの問題を予想以上に上手く乗り切ったことを第3Qの決算で示しました。

今後は、インフレの上昇がしばらくの間懸念材料になると思われます。

複数の米企業が原材料コストの上昇とサプライチェーンの混乱が利益を圧迫する可能性があると警告しています

消費財や必需品の価格も上昇しており、人々が支出を引き下げ、景気回復に悪影響を与える可能性があるのではという懸念も高まっています。

来週は、ウォルマートやターゲット、ホーム・デポ、メーシーズなど小売各社が決算発表を予定しており、

年末商戦を控える中、インフレがどの程度利益率を圧迫しているのか、コスト転嫁が可能かどうかなどに投資家の注目が集まっています。

個人的な意見ですが、米国のインフレに関しては、もちろんどうなるかわかりませんが、今のところあまり心配していません。

いろいろな戦略、考え方があると思いますが、

私はニュースも自分の予測も全部無視して、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【米くら寿司 +30.17%】GAFAMが市場を牽引、主要株価指数は反発も週間ベースでマイナスに。消費者指数も弱い。

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