米国株と米国債の相関関係に最も影響するのはインフレ【USA360,BND,AGG投資家は是非】

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【米国株と米国債券の相関の変化】

ここ最近、米国では、米国株式と米国債券による分散効果が非難されています。

米国の評論家は、株式と債券の相関関係がパンデミックの開始時にマイナスからプラスへと急激に変化したことや、過去1ヶ月間に渡って変化したことを指摘し、

株式と債券の分散効果に疑問を投げかけています。

しかし、歴史的に見ると、このような相関関係の変動は、特に短い日時データで見た場合は珍しいことではなかったりもします。

投資初心者の方は、そもそも各資産間や銘柄間の『相関関係は変化する』という事を忘れないようにしましょう。

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米国株と債券の短期的な相関関係は時間的に変化しますが、数年単位で相関レジームが続く傾向がありました。

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【相関関係を変化させる要因】

この相関関係を変化させる要因を米バンガードが分析したところ

主な要因は下の5つで、中でも「10-year trailing core infation」が

株式と債券の相関に最も影響を与える要因であることがわかります。

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上の図は、1950年から2021年までの米国株と米国債券の相関関係を説明する最も重要な5つの変数を、ランダムフォレストアルゴリズムの特徴選択メカニズムによって示したものです。

バンガードは、「インフレ率の正のショックが株式と債券の相関関係を正にする傾向があり、その逆もまた同様です」と述べています。

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具体的な例として、上の図は、

高インフレ環境だった1950年代、1970年代、1990年代、と2000年以降(低インフレ)の、

株と債券の24カ月の相関を比較したものです。

特に高インフレに苦しんだ、1970年代は株と債券の相関が高く、

2000年代は基本的にマイナスの相関関係が続いています。

【まとめ】

相関関係とインフレの関係について、

米国株と米国債に投資をしている方や、USA360,BND,AGGなどを用いて分散投資をしている方などは、覚えておくとよいかもしれません。

私自身、株と債券の相関関係の変化に、ここまで大きくインフレが影響しているとは思いませんでした。

長くなりましたので、今回はここまでとしますが、

この理由などは、需要あればまた改めて書きたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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