【ダウ・S&P500・ナスダック史上最高値を更新】雇用統計&ファイザーの飲み薬が追い風に。株価は割高か?

投資まとめ

【11月5日 米国株式市場】

米主要株価3指数はそろって最高値を更新。

S&P500とナスダックは7営業日連続で最高値を更新。

ナスダックは10営業日続伸しています。

ダウ     36,327 +0.56%
S&P500      4,697 +0.37%
ナスダック  15,971 +0.20%

小型株のラッセル2000も+1.44%上昇。最高値を更新。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.21%と上昇しました。

好調な雇用統計や、ファイザーの新型コロナに対する飲み薬の治験の結果が良好だったことが、

株式市場の追い風となりました。

一方で債券市場はいろいろ気になる動きを見せています。

米10年債利回りは1.455%。ー0.069%と急低下。

VIX指数は16.48。+1.04と上昇。

【為替・コモディティー】

ドル円 113.34
NY原油 81.29 +3.1%
NY金  1,816    +1.3%

ビットコイン 60,988ドル  ー0.3%

サウジアラムコが輸出向け原油の公式販売価格を引き上げたことにより、原油は大きく反発しました。

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【S&P500マップ】

00.

ファイザーの発表受け、同じく新型コロナの飲み薬を開発するメルク(ー9.9%)や、

ワクチンを製造するモデルナなど(ー16.6%)が売られました。

また、ズームビデオ(ー6.2%)ネットフリックス(ー3.4%)など「巣ごもり銘柄」も売られました。

一方で、航空株(航空株指数は+7%)やクルーズ船(+8~9%)、ホテルなどが値上がりしました。

ピンタレストは+5.9%。予想を上回る良い決算で株価は上昇しています。

【セクター】

エネルギー +1.4%
資本財   +1.0%
公益    +0.9%
素材    +0.8%
一般消費財 +0.8%
通信    +0.7%
生活必需品 +0.5%
情報技術  +0.4%
不動産   +0.2%
金融    +0.1%
ヘルスケア ー1.0%

ヘルスケアを除く全てのセクターが上昇しました。

週間ベースでは債券利回りの低下を受け、金融セクターが振るいませんでした。

【スタイルボックス】
00.

昨日はバリューが好調でした。

特に小型バリュー株が好調で、ラッセル2000バリュー指数の年初来のリターンは34%(ドルベース)となりました。

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【コロナの治療薬が世界と市場を変える】

ファイザーのコロナウイルスに対する飲み薬が

入院と死亡のリスクが89%低下したとの臨床試験(治験)結果を発表しました。

米ファイザーのコロナ飲み薬、重症化リスク89%減 近くFDAにデータ提出
米製薬大手ファイザーは5日、開発中の新型コロナウイルス感染症を治療する飲み薬について、入院と死亡のリスクが89%低下したとの臨床試験(治験)結果を発表した。ブーラ最高経営責任者(CEO)は緊急使用許可申請の一環として、今月25日までに米食品医薬品局(FDA)に治験の暫定結果を提出するとしている。


【10月の雇用統計】

〇失業率 

結果 4.6% 予想 4.7% 9月 4.8%

企業の求人が非常に強い一方で、引き続き数百万人が失業しており、労働力となっていません。

賃金は前月比0.4%と引き続き上昇しています。

特に企業の求める高スキルの人材が足りていないようです。

〇非農業部門雇用者数 

結果 53.1万人 予想 45万人  9月 31.2万(上方改定)

(予想には12.5~75.5万人と幅がありました)

予想を上回る増加となり、その他の経済指標と同様、今夏の新型コロナウイルス感染者数の急拡大が収まったことを受け、

第4・四半期の初めに米国の経済活動が勢いを取り戻したことを示唆する結果となりました。

雇用者数は2020年2月に付けたピークと比べるとまだ420万人低い水準となっています。

ロイター「https://jp.reuters.com/article/usa-economy-idJPKBN2HQ1SA

【シラーPER】

00.

画像は@charliebilelloより。

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S&P500指数のシラーPER(CAPEレシオ)は、2000年以来初めて40を超えました。

同指数は株価の割高・割安を示す指標です。

まあ、見ての通り、

今は少なくとも天国というわけではないので、

浮かれ過ぎず慎重かつ冷静にに投資を続けることが大切だと思います。

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【まとめ】

S&P500は今年64回目の最高値を更新

週間の上昇率は、S&P500が2%、ダウが1.42%、ナスダックが3.05%。

主要株価3指数とも、週間ベースでも5週間連続で上昇しています。

9月の悲観的な空気が嘘のようですね。

米取引所の合算出来高は約115億株。直近20営業日の平均は105億株。

ここ数日は雇用統計を控え出来高が少なかったのですが、米国の投資家達が再び動き始めたようです。

いろいろな戦略や考え方があるかと思いますが、

私のように長期分散パッシブ投資を続けている方は、

00.

こんな感じだと思います。

素敵なお嬢さんからありがたい言葉を頂いたところで、

私はいつもどおり、雇用統計や決算に一喜一憂することなく

淡々とインデックス投資を続けていきたいと思います。

いつもありがとうございます。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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