エヌビディア‐6%もS&P500のほとんどの銘柄が上昇し影響は限定的。GDP改定値がリセッションへの懸念を後退させる

投資まとめ

【8月29日 米国株式市場】

ダウ    41,335 +0.59%
S&P500     5,591 ‐0.00%

ナスダック 17,516 ‐0.23%

ダウは最高値を更新。第2Qの米GDP改定値が上方修正され、景気後退への懸念が後退したことも株式市場を支援しました。

決算を発表したエヌビディアの6%以上の下落しましたが、その他多くの銘柄が上昇し、S&P500やNasdaqへの影響は限定的でした。

ラッセル2000は+0.66%と小型株は上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.25%と上昇しました。

米10年債利回りは3.863%。+0.022と上昇。

VIX指数は15.65。‐8.53%と下落しました。

底堅い経済指標を受けて米国債利回りが上昇。年内の米利下げ予想がやや後退しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  144.92 +0.24%
NY原油  75.94 +2.10%
NY金   2,521 +0.77%

ドル円は144円台後半。

原油は続伸、金も反発して終えました。

ビットコインは59,503ドル。+0.67%と上昇。

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【S&P500マップ】
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【セクター】
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エネルギーをはじめ7セクターが上昇。4セクターが下落しました。

【スタイルボックス】
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すべてのカテゴリーが上昇。特に小型グロース株が上昇しました。

【個別株】

〇ニュータニックス<NTNX>が決算を受け+20.31%の大幅高。

〇オクタ<OKTA>が決算を受け‐17.64%の大幅安。好調な決算ではあったものの、第3四半期の進行中の残存パフォーマンス義務(cRPO)の見通しが失望感を強めた模様。

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【経済指標】

米第2四半期のGDP改定値は年率換算で前期比3.0%増と、速報値の2.8%増から上方改定されました。

個人消費が堅調だったことに加え、企業利益も回復。米経済は景気後退入りを回避できるとの観測を支援しました。 

これを受けて市場では年内の大幅な利下げ観測がやや後退しました。

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【まとめ】

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エヌビディアは下落したものの、S&P500の大半がプラス圏で終えた。米経済の底堅さを示す指標が安心感を与えたことに加え、市場関係者からエヌビディアの成長鈍化は仕方ないとの意見や成長見通しに変わりはないとの声も複数でていました。(が私はエヌビディアホルダーではないのでよくわかりません。)

ただ、個人的には、実態以上に期待が膨らみ無理無理株価が上がっていってやがてはじけそのまま回復しないといったケースよりも、成

長の過程で期待が高まるも小さいバブルをはじけさせながら、調整を何度か繰り返しながら、それでも成長を続けていく企業の方が本当に強い企業だと思いますし、好きです。

市場の期待や失望は、大抵いつも行き過ぎるので、こういった適度な調整はあっていいのかなと思います。

そして市場全体、S&P500に目を向けてみると、エヌビディアの6%の下落の影響は限定的で、分散投資、幅広い銘柄に分散している指数の強さがでたという印象です。

上昇時には調子のいい銘柄のリターンには及ばないもののある程度その銘柄の恩恵を受け、下落時にはその銘柄に集中投資をしていた時より影響を軽微にできる。

もちろん、これそのものはメリットとデメリットのトレードオフの関係ですが、

加えて、S&P500のような市場全体を包括する指数への投資派は、銘柄選択を間違えるリスクや銘柄入れ替えのタイミングを間違えるリスクを排除でき、サイクルの変化やローテーションに自動的に対応しつつ、入れ替えにかかるコストを抑えることができるといったメリットが大きいですね。

初心者やスキルのない方、忙しい兼業投資家など誰でも実践できることも強みだと思います。

さて、8月も残り2日となりましたが、S&P500は今月の今のところ小幅にプラスとなっています。

少し前の混乱は何だったのかという感じですね。

まあ、そんな感じで市場やメディアやSNSは大抵いつも騒ぎすぎというか、特に最近は騒ぐことでお金を儲ける人たちの意見を増幅する装置になっている印象を受けます。

そういった喧騒と距離を置き、私はいつもどおり投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
エヌビディア‐6%もS&P500のほとんどの銘柄が上昇し影響は限定的。GDP改定値がリセッションへの懸念を後退させる

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