【6/4日のまとめ】エヌビディア・アップルを抜いてS&P500構成銘柄2位に【米労働市場は軟化⇒利下げ期待高まる】

投資まとめ

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【6月 4日 米国株式市場】

ダウ    38,711 +0.36% 
S&P500     5,291 +0.15%
ナスダック 16,857 +0.17%

4日米国株式市場は、主要株価3指数は揃って上昇。米国債市場も上昇(利回りは低下)しました。

 JOLT労働調査で、労働市場が冷え込み始めている兆候を受けて、年内の利下げ観測がやや強りました。

ラッセル2000は‐1.25%と小型株は下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.65%と下落しました。

米10年債利回りは4.336%。‐0.066と低下。

VIX指数は13.16。+0.38%と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  154.84 ‐0.81%
NY原油  72.92 ‐1.75%
NY金   2,326 ‐1.01%

ドル円は一時154円55銭を付けました。原油は5営業日続落し約4カ月ぶり安値となりました。

日銀の氷見野副総裁は、円安が輸入品のみならず幅広い影響もたらすと指摘。

日銀は早ければ来週に開く金融政策決定会合で、長期国債の買い入れの減額についてより具体的な方針を示すことの是非を含めて議論する可能性が大きい。複数の関係者への取材で分かった。とブルームバーグは報じています(ブルームバーグ

ビットコインは70,412ドル。+2.36%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

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原油価格の下落を受けて引き続きエネルギーセクターが下落。素材や金融も1%以上売られました。

【スタイルボックス】

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大型コアとグロース株が上昇。バリュー株や中小型株が下げました。

【個別株】

〇カーニバル +5.81%

クルーズ船のカーニバルは過去5日で11.52%上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げました。他のクルーズ船銘柄も上昇しています。

〇仮想通貨のマイニング用インフラを手掛けるコア・サイエンティフィック<CORZ>+40.25%とが急伸。AIスタートアップのコアウィーブ社と12年契約を結び、コアウィーブ社のオペレーションをホストするために約200メガワットのインフラを提供することになったとのこと。

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【経済指標】

〇4月JOLT労働調査[求人件数] 805.9万件(予想 835.0万件・前回 843.5万件)

労働省が4日に発表した4月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が29.6万件減の805.9万件と、2021年2月以来3年超ぶりの低水準となりました。医療は3年ぶり低水準。製造業は2020年12月以来の水準。宿泊・飲食サービスも減少しました。失業者1人に対する求人件数は1.2件に減少し、21年6月以来の低水準となりました。

一部では、カリフォルニア州での最低賃金引き上げを反映している可能性があるとの指摘が出ていますが、今日はNY州でも最低賃金の引き上げがありました。

JOLTSが労働市場が緩和しつつあることを示したことで、FRBの利下期待がやや高まりました。

〇4月米国 製造業受注指数(前月比)0.7%(予想 0.6%・前回 1.6%)

製造業受注は予想を上回ったものの、前月よりも鈍化しました。

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来週の6月のFOMCでは金利据え置きがほぼ確実視されています。

金融市場では現在9月の利下げを約66%、年内1~2回の利下げを織り込んでいます。

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【まとめ】

JOLTSで労働市場が緩みつつあることが示唆されたため、利下げ観測がやや強まりました。

株式市場も小幅に上昇しましたが、以前のように利下げ期待が高まる悪い経済指標で大きく伸びなかったのは、「悪いニュースは良いニュースの解釈が通用しなくなったからかもしれない」という意見も出ています。

また、6月12日のFOMC前には雇用統計なども控えており、様子を見たいという投資家が一定数いると思われます。

バンク・オブ・アメリカによれば、5月31日までの1週間に同行の顧客は57億ドル相当の株式を売り越し、株式売り越しが5週連続となったとのこと。
さて、6月3日終了時点でNvidiaは Appleを抜いて、S&P500で2番目に大きな銘柄となりました。

S& P500の上位3社 (Microsoft、Nvidia、Apple) は現在、指数の19.7%を占めており、1980年以降で過去最高の集中度となっています。

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5年前にエヌビディアに投資をしていれば約30倍になりました。

2017~18年頃にエヌビディアァー、一生一緒にエヌビディアと叫びながら投資をしていた米国株村の人々やレ〇さんは今頃お金持ちになっていることでしょう。おめでとうございます。

 

過去記事で詳しく解説しましたが、過去S&P500や米国株式市場ではその上昇のほとんどを一部の銘柄が(上位1.3%)けん引してきたという歴史があります。数値は違いますが日本株式市場でも同様の傾向はあります。

実はほとんどの銘柄は長期的には米国債並みかそれ以下のリターンしか生み出せていません。この1.3%を保有しているかどうかで株式投資の成績は大きく変わります。

大きなリターンをもたらす銘柄は、非常に限られており、負けないためには、それらごく少数の銘柄を適切な比率でPF組み入れる必要があります。

ただ、それは非常に難しいことだったりもします。

私自身は何千もの銘柄の中からその1.3%を見つけ、適切な額を投資するスキルまたは運を持っているという自信がないため、「乾草の中から黄金の針を探す」のはやめ、乾草ごと全部丸抱えして株式市場全体が齎す上昇の恩恵をしっかりと受け取りたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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