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【10月26日 米国株式市場】
ダウ 32,784 ‐0.76%
S&P500 4,137 ‐1.18%
ナスダック 12,595 ‐1.76%
米国株式市場は続落。S&P500は5月来の安値に。
ナスダックは7月の高値から10%以上下落し、調整局面入りしました。
決算、経済指標、高い金利と債券利回り、地政学的リスクなど様々な要因が、株式市場を圧迫しています。
ラッセル2000は+0.34%と小型株は上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.56%と下落しました。
米10年債利回りは4.845%。‐0.109と低下。
VIX指数は20.68。+0.49と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 150.38 +0.11%
NY原油 83.50 ‐2.21%
NY金 1,984 +0.23%
ドル円は150円台前半。
原油は2%下落。金は小幅に上昇しました。
ビットコインは34,120ドル。‐1.04%と下落しました。
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【S&P500マップ】
メタが決算を受けて下落。決算自体は良い内容でしたが、2024年に向けて慎重な見通しを示したことが嫌気された模様。
不動産が大きく上昇。情報技術、通信、一般消費財などグロース系のセクターが大きく下落しました。
【スタイルボックス】
サイズとスタイル別にみると大型株とグロース株が下落。
特に大型グロース株が大きく下げました。
小型バリュー株などは上昇。
【個別株】
売上高は13%増の1431億ドル。予想は1414億ドルを上回る。
純利益は99億ドルと、前年同期の28.7億ドルから増加。
今後については、年末商戦を含む第4Qの売上高や利益が急拡大するいう見通しを発表。ホリデーシーズン向けのマーケティング策や配送スピード向上、クラウド事業の見通し改善などが寄与する見通し。
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【経済指標】
GGPは予想以上に強い内容となり、第3四半期の米経済は約2年ぶりの急速なペースで成長したことが示されました。強い個人消費が寄与。
イエレン米財務長官はGDPについて、米経済の「ソフトランディング(軟着陸)」を示唆している可能性があるという認識と、期間が長めの米国債利回りが高止まりする可能性もあると述べました。
労働市場と住宅に関する指標も発表されました。
労働市場は緩みつつあるものの未だ堅調。中古住宅市場も改善の兆しが示唆されました。
(前月比)1.1%(予想 ‐2.0%・前回 ‐7.1%)
21.0万件(予想 20.7万件・前回 20.0万件)
結果179.0万人(予想 174.0万人・前回 174.0万人)
ただ、これらの強い経済指標は既に概ね織り込まれており、
FRBが来週のFOMCで金利を据え置くとの見通しなどに大きな変化はありませんでした。
【中東情勢】
イスラエル軍が、イスラム組織ハマスの情報担当幹部を殺害したと明らかにしました。
また、パレスチナ自治区ガザ北部にあるハマスの標的を対象に限定的な地上戦を行ったと発表がありました。
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【まとめ】
米国株式市場は下落。
S&P 500は1.2%下落し、今年27回目となる1%以上の下げを記録しました。
ただ、去年は67回もあったので特に騒ぐことではないでしょう。
今週発表になっているS&P500に関しては足元の数字は悪くはないものの、先行きに対して慎重な見通しを発表する企業も複数見られました。
また、強い経済指標は景気後退の懸念を抑えますが、高い金利を長く維持するFRBの政策を正当化するものとなります。
このところ、米株式市場では、アナリストやレイ・ダリオの様な著名投資家、JPモルガンのダイモンCEOまでいろいろなところから先行きに慎重な意見が多く聞かれるようになりました。
【不安や方へ】
さて、いろいろな考え方ややり方があると思いますが、
株価の下落、経済指標、決算発表、為替、金利、インフレ、地政学的リスクに対して、
S&P500投資家や全世界株式インデックスファンド長期する投資家はどうすればよいのでしょうか?
基本は何もしないことです。
まずは、自身の目標やリスク許容度に合う最適な資産配分を維持すること。
つみたての人はいつもどおり計画を維持すること。これが大切です。
そして、余裕のある方は、(これもいつもどおりなのですが)
自身のコントロールできることに注力し、入金力を増やすなどの努力を継続することが大切です。
株価はコントロールできませんが、今日一日の自分の行動は自分である程度決めることができます。
こういう市場の先行きが不安定な時ほど、人的資本を用いてしっかりと稼ぐことが大切で、それが長期的には確実に資産を増やすことにつながると私は思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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