【教訓】米国の2つのバブルを振り返って。【初心者必見】

投資まとめ

過去と同じ相場はない。

ITバブルの際、ハイテク株と公益株は大幅にアンダーパフォーマンスしました。

一方、一部のバリュー株や米国リートのパフォーマンスは好調でした。

参考 
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 米小型バリュー株
 米大型グロース株
 米国リート

しかし、2007年からの金融危機の際は全く逆の結果となりました。

ハイテク株と公益事業株のパフォーマンスは良く、

REITとバリュー株のパフォーマンスは相対的に悪くなりました。

弱気相場では、特定の部分が相対的に「アンダーパフォーマンス」もしくは「アウトパフォーマンス」することがありますが、どこがそうなるかは毎回異なるということがわかります。

例えば、ハイテク株が前回暴落したからと言って、次の弱気相場でも暴落するとは限りませんし、逆もまたしかりです。

過去と全く同じ相場は2度とありません。

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クリス氏の調査

Vanguard のストラテジスト、Chris Tidmore氏が面白い調査をしています。

実際に、ある弱気相場でアクティブ・マネージャーがどのような成績を収めたか、そして、次の弱気相場で同じアクティブ・マネージャーがどのような成績を収めたかを調べてみました。

実際には、ある弱気相場でアウトパフォームしたマネージャーと、次の弱気相場でアウトパフォームしたマネージャーの間には、あまり重複は見られませんでした。

 In fact, we looked at how did active managers do during one bear market and then how did those same active managers do in the next bear market?

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And we actually saw not very much overlap between the managers who outperformed during one bear market and those that outperformed during the next bear market.

つまり、今回のコロナウィルスの危機をうまく乗り切った方法(銘柄やセクター)が、次の弱気相場や下落でも上手く行くとは限らないという事です。

(もちろん、内容にもよりますが・・・)

まとめ

特に初心者の方は、成功体験に捉われたり、「自分が経験したことが全てバイアス」にかかって、次の危機の際、足をすくわれないように気をつけましょう。

同じ戦略が次の危機にも通用するとは限りません。

私は、次のショックや弱気相場の際、何がセーフで、何がアウトなのか全くわからないので、

しっかりと分散して投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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