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ウクライナ危機と投資 ロシア侵攻・新冷戦で資産運用とマーケットはどう変わるか
マネーの世界 教えて高井さん【日経まねび】
「①今を知る」「②少し先を考える」「②リスクに備える」という3部構成となっています。
世界的な物価高や「新冷戦」とも言われる新たな不確実性の時代に、個人投資家はどう向き合えば良いのか。ベテラン記者の高井さんが解説しています。
①の「今を知る」に関しては、やはり「日経」の看板を背負っていることもあり、正しい情報を伝えるということに対する信頼感、ファクトチェックは他のSNSやメディアに勝ると思います。
②の「少し先を考える」については、ロシアのデフォルト、新興国や米国のインフレ・利上げへの波及の可能性など投資家には当たり前の内容ですが、
逆に、投資や情勢に詳しくない方、普段ニュースを見ない方にでもわかりやすく解説しています。流石、高井さんという感じですね。
③「リスクに備える」。正直ここの「家計のチェック」という視点は、私はちょっと見落としていました。増やすことばかりに目が行ってしまうとこういう視点を忘れてしまうからダメですね。
毎月コツコツと積立している少額投資家の方で、燃料価格や食品価格の上昇を受け、積立額が維持できるか。家計としてリスクを抱えていないか。計画に無理がないか。
自分にできること。まずは足元をしっかりと固めることが需要だと思います。
「怖いから投資を止めてしまうという決断は合理的ではない」「動くことよりも、見極めること、耐えることを優先する」「長期投資では国際分散」
どれも同意できる意見でした。
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【山崎元氏の視点】
トウシル記事「https://media.rakuten-sec.net/articles/-/36396」
動画はこちら
投資行動を決定するための前提条件を簡単に整理すると以下の7点になると山崎元氏はいいます。
(1)全世界的に資本市場のボラティリティ(価格の変動性)が拡大している。(2)紛争が損失につながる業界・国と、利益につながる業界・国とが存在する。
(3)インフレ率の上昇はFRBをはじめとする中央銀行の金融引き締めを後押しする可能性がありこれ自体が悪材料だが、相当程度織り込まれてもいる。
(4)戦火の拡大も、意外に早い終結もあり得る。
(5)経済制裁の間接的影響や金融引き締めによって金融的なショック(大手金融機関の破綻など)が起こるリスクが(大きくはないが、全くの無視はできない程度に)存在する。
(6)何らかのパニックが起こった場合、株式のリスク・プレミアムが拡大して、期待リターンが上昇する可能性がある。
(7)投資行動は(原則として)好き嫌いの感情と切り離して決定するべきだ。
(1)~(7)まで本当にもっともで、そのとおりでだと思います。
10年に一度程度訪れる暴落局面は、絶好の「買い場」になる場合が多い。暴落を楽しみに思えるくらいの、ほどほどのリスクと、精神的余裕は投資家の態度として悪くない。
ここ「資産運用は環境に応じて調整すべきものだ」とお考えなら、「ちがう!」と申し上げたい。なぜなら、「調整」は上手く行かないことの方が多いからだ。これは、プロの運用の世界でも同様だ。
そして、結論としては全世界の株式に低コストで分散投資ができる投資信託orETFを用いた長期投資が良いと締めくくっていました。
私自身も実際その戦略が、手間や時間がかからないうえ、長期的にはその他のいろいろな投資戦略の多くを上回る結果となると考えています。
山崎元氏と言えば、【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術 が発売されましたのでそちらも是非読んでみてください。
私の本日日中読んでいたのですがとても良い本でした。
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【自分のコントロールできることに注力します】
過去の多くの歴史や研究が教えてくれるように
「http://etfsp500.com/archives/30039159.html」多くの投資家が動き回ることで、
自らリターンを押し下げてしまう傾向があります。
私はロシアとウクライナの問題に対しては、
特に何もせず、今まで通りの投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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