Nasdaq‐1.7%と大きく下落も心配なし?明日のパウエル議長の講演に注目集まるも出来高は少ない。

投資まとめ


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【8月22日 米国株式市場】

ダウ    40,712 ‐0.43%
S&P500     5,570 ‐0.89%
ナスダック 17,619 ‐1.67%

22日米国株式市場は反落。米国債利回りは上昇しました。

序盤S&P500は最高値に接近するも、大型グロース株や小型株を中心に売りが強まり、来週に決算発表を控えたエヌビディアが下げに転じると、他の半導体銘柄や大型グロース株も売りを加速させました。

特段大きな材料はありませんでしたが、FRBのパウエル議長が明日の講演で、年内の積極的利下げを示唆することはないとの見方が広がったとの見方も報じられています。

ラッセル2000は‐0.95%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.80%と小幅に下げました。

米10年債利回りは3.862%。+0.086%と上昇しました。

VIX指数は17.57。+7.99%と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  146.26 +0.67%
NY原油  72.98 +1.45%
NY金   2,483 ‐1.13%

ドル円は146円台前半。原油は反発、金は下落しました。

ビットコインは60,569ドル。‐0.97%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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エヌビディアが3.7%、マイクロソフトやアマゾンが2%、テスラが5%など影響力の大きい大型グロース株の下落が各指数に響きました。

【セクター】
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一般消費財・通信・テクノロジーのグロース系のセクターと素材が大きく下落。その他セクターは小幅な値動きとなりました。

【スタイルボックス】
スクリーンショット 2024-08-23 065833

大型グロース株や小型株が下落しました。

【個別株】

ズーム・ビデオが決算を受け⁺12.97%と大幅高。通期の見通しを上方修正した他、第3四半期についても予想を上回る見通しを示しました。

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【FRB関係者の発言が相次ぐ】

今日はFRB関係者の発言が相次ぎました。

フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁「9月のFOMCまでに得られるデータにサプライズがない限り、私見では利下げプロセスを開始する必要がある」

ボストン地区連銀のコリンズ総裁は「インフレはかなり低下した。インフレの低下は経済が軌道に乗っているという確信の高まりと一致する。労働市場は全体的に健全で、近いうちに金融緩和を開始するのが適切だと考えている」

カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁「失業率上昇の背後にある動向を精査しているとし、9月の利下げを支持するかどうかはデータ次第になる」「今後の動向はデータに委ねるつもりだ。インフレ率が2%になる前に行動したいという一部の同僚に同意するが、2%への持続可能性は非常に重要だ」

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金融市場は米経済がどの程度弱いのか、また、それに応じてFRBが9月の会合で通常より幅が大きい0.50%の利下げに踏み切るかは、現時点でも判断が分かれている。

FRBが来月の会合で決定すると予想される利下げの幅が0.25%ポイントになる確率は75%、0.50%になる確率は25%と織り込まれています。

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【まとめ】

S&P500は序盤過去最高値に近づいたが失速。

特段の大きな悪材料は見当たらない中、明日のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を前にポジション調整が活発に出ていたとの指摘も出ている。

パウエル議長は明日の講演で利下げについて言及しないとの見方や、利下げ開始の意向を示唆するものの市場が過度に織り込んでいる利下げペースについては慎重姿勢を強調してくるのでは。といった意見も報じられています。

ジャクソンホールの講演に注目が集まっていますが、恒例行事ですから、長期的にインデックス投資を続けようという方は特に気にすることはありません。


米金融当局による年内の利下げ見通しを市場は織り込み過ぎていると、英ケンブリッジ大学クイーンズカレッジ学長のモハメド・エラリアン氏らは指摘しています。

この意見が正しいかはわかりませんが、ここ数年金融市場はFRBの利下げを先走って織り込んでは調整するという流れを繰り返してきました。他人を出し抜いたり、裏をかきたい気持ちもわかりますが、もはや伝統芸と言えるでしょう。


いずれにしても、今日も出来高は7.63億株と少なく、夏休みを終えて市場参加者が戻って来てからが本番といったところでしょう。

利下げがピークでそこから株価が下落するケースも、更に上昇するケースも過去ありました。長期投資をしていれば、金利が上下するのは当たり前のことなので、過度に騒ぎすぎることなくいつもどおり投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
Nasdaq‐1.7%と大きく下落も心配なし?明日のパウエル議長の講演に注目集まるも出来高は少ない。

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