【8/21のまとめ】長期投資の成否にとって重要なのは、20%の下落時に正しい行動をとることです。数%程度の下落に右往左往することではありません。

投資まとめ


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【8月21日 米国株式市場】

ダウ    40,890 +0.14%
S&P500     5,620 +0.42%
ナスダック 17,918 +0.57%

米国株式市場は小幅に上昇。S&P500指数は史上最高値に近づきました。

FOMC議事要旨と年次改定に伴う米雇用者数の大幅下方修正を受け、9月利下げ観測が補強されたことがが相場の押し上げました。

ラッセル2000は+1.32%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.82%と上昇しました。

米10年債利回りは3.784%。‐0.034と低下。

VIX指数は16.27。+2.46%と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  145.18 ‐0.06%
NY原油  71.94 ‐1.68% 
NY金   2,511 ‐0.07%

円は一時0.55%高の144円46銭まで上昇。FOMC議事要旨の公表後に上昇幅を拡大しましたが、145円台前半で終了。

原油は続落、金は最高値付近で推移しています。

ビットコインは61,257ドル。+3.79%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】
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【スタイルボックス】
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ほぼすべてのセクター、カテゴリーが上昇。

素材や一般消費財、中小型株が特に上昇しました。

【個別株】

今日は小売り企業の決算続き、良い決算を発表したターゲットが一時16%高。既存店売上高が前年同期比プラスに転じました。

一方、百貨店のメーシーズは通期の売上高予想を下方修正したことが嫌気され一時14%安と明暗がわかれる形となりました。

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【就業者数の下方改定】

 米労働省が21日に公表した雇用統計の算出基準改定の結果、3月までの1年間の就業者数が当初発表より大幅に少なかったことが分かりました。

3月時点の非農業部門の就業者数を81.8万下方改定。率にして約0.5%の下方改定となりました。3月までの1年間の月平均の就業者数は約17.4万増。改定前は24.2万人増でした。

労働市場の健全性を巡る懸念が裏付けられた格好となり、9月の利下げ観測を補強しました。事前に30~65万程度(一部では100万人)の下方修正が予想されていたため、為替や株式市場の反応は限定的でした。


【FOMC議事要旨】

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7月のFOMCの議事要旨が発表となり、当局者の大多数が、経済指標がほぼ予想通りとなれば、次回9月の会合で金融政策を緩和することが適切となる公算が大きいという見解を示していたことが分かりました(ロイター)。

今週はFRBのパウエル議長が23日に行うジャクソンホール会合での講演で労働市場や今後の政策についてどのような認識を示すかも注目されています。

また、日銀の植田総裁は23日に衆参両院の閉会中審査に参考人として出席し、株価や金融政策について説明する予定となっており、それぞれの内容次第ではまた為替等が動く可能性があるので注意しましょう。

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【まとめ】

米国株式市場は小幅に反発。米雇用統計の就業者数の下方改定と7月のFOMC議事要旨は、9月の利下げ観測を支える形となりました。

9月利下げについては金融市場で完全に織り込まれており、市場の関心はその後の利下げペースや利下げ幅に移っています。0.5%の大幅利下げの予想も一部で根強く残っています。

就業者数の下方改定については、SNS上で暴落や陰謀論的なものまで含めていろいろな意見が飛び交っていましたが、蓋を開けて見ればこんなもので・・・

事前にある程度予想されていて、かつ約0.5%程度(1%以下)の下方修正なわけですから、あそこまで騒いだり、一喜一憂しなくてもいいのになあと個人的には思いました。

もちろんいろいろな投資戦略がありますが、長期でインデックス投資をする投資家にとって重要なのは、日々の株価やニュースに一喜一憂したり、騒ぐことではありません。

ノイズに惑わされることなく長期的な視点や計画を維持し、自身にコントロールできることに注力しながら、しっかりと投資を続けていきましょう。

長期投資の成否にとって重要なのは、20%の下落時に正しい行動をとることです。数%程度の下落に右往左往することではありません。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【8/21のまとめ】長期投資の成否にとって重要なのは、20%の下落時に正しい行動をとることです。数%程度の下落に右往左往することではありません。

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