S&P500とナスダックが下落。マイクロソフト時間外で6%下落!明日はもっと下落も?【日米英の中銀の政策会合を控える】

投資まとめ
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【7月30日 米国株式市場】

ダウ    40,743 +0.50%
S&P500     5,436 ‐0.50%

ナスダック 17,147 ‐1.28%

ダウは上昇、S&P500とナスダックは下落。ハイテク企業の決算を控え、半導体関連株や影響力の大きい大型グロース株が下落したことがS&P500とナスダックを押し下げました。

ラッセル2000は+0.35%と小型部は上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は+0.049%と上昇しました。

米10年債利回りは4.141%。‐0.037と低下。

VIX指数は17.69。+6.57%と大きく上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  152.77 +0.02%
NY原油  75.28 ‐0.70%
NY金   2,410 +1.15%

円が上昇。NHKや時事通信など国内メディアが、日銀が金融政策決定会合で追加利上げを検討し、短期金利を0.25%程度に引き上げる案を議論すると報道。材料視されました。

原油は下落、金は上昇。

ビットコインは65,586ドル。‐2.64%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】
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7セクターが上昇。情報技術セクターが‐2%と大きく下落し、各指数を押し下げました。

【スタイルボックス】
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大型グロース株が大きく下落。バリュー株や中型株は上昇しています。

【個別株】

〇半導体のAMDが時間外で+6%上昇。決算発表し、売上高などが予想を上回りました。

〇メルクが決算を受け‐9.81%と大きく下落。主力薬のキートルーダは引き続き好調だったものの、通期の1株利益の見通しを下方修正したことが嫌気されている模様。

〇P&Gが‐4.84%と下落。決算を発表し、既存事業売上高が予想を下回り、ネガティブサプライズと捉えられました。

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【マイクロソフト】

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マイクロソフト<MSFT>が時間外で下落。

引け後に決算を発表、1株利益、売上高とも予想を上回りましたが、株価は時間外で約6%下落。

クラウドの収入が予想範囲内となり、物足りない内容だったほか、アジュールの伸びが四半期ベースで鈍化したことが嫌気されました。アジュールの売上高は29%増で、前四半期の31%増から伸びが鈍化。

〇1株利益:2.95ドル   予想:2.94ドル
〇売上高 :647.3億ドル   予想:645.2億ドル
・クラウド:368億ドル(予想:368.4億ドル)
・インテリジェント・クラウド:285.2億ドル(予想:287.2億ドル)
・アジュールおよびその他クラウド:30.3%増(予想:30%増)
 生産性向上およびビジネス・プロセス:203.2億ドル(予想:202.1億ドル)
 その他のパーソナル・コンピューティング:159.0億ドル(予想:155.4億ドル)
〇営業利益:279.3億ドル(予想:276.3億ドル)

悪くない内容でしたが、元々の高い期待や割高な株価を正当化できるほどではなかったのかもしれません。

【経済指標】

〇7月米国 消費者信頼感指数 100.3(予想 99.7・前回 100.4)

・現在景況感 133.6(前回 141.5)
・先行景況感 78.2(前回 73.0)
7月の米消費者信頼感指数は前回とほぼ横ばいで予想を上回りました。

1年先のインフレ期待は5.4%と高いものの安定的に推移。2022年に7.9%のピークから鈍化しています。

〇6月米国JOLT労働調査[求人件数]  818.4万件(予想 800.0万件・前回 814.0万件)

労働市場も比較的堅調な状態を維持しています。

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【まとめ】

FOMCやアマゾンやメタなど大型グロース株の決算を控える中、S&P500とナスダックが下落。大型グロース株が売られたことが重しとなりました。

個別銘柄は決算で明暗が分かれる展開が続いていますが、

全体としてみると現時点でS&P500企業の40%以上が決算発表を終えており、そのうちの79%が予想を上回る純利益を計上しています。5年平均77%に匹敵する比較的よい決算シーズンとなっています。

24年度および25年度の1株利益のコンセンサス予想も伴に維持されており、S&P500企業は悪くない状態が続いています。

為替に関しては、FOMCの他にも、日・英の中央銀行の政策会合が控えており、その結果次第では大きく上下する可能性がありますので、心構えだけはしておきましょう。経済学の教科書的には、今の流れが続けば長期的には円高になると思われますが、短期的にはわかりません。

モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントの幹部が、米株の相場上昇をけん引してきた「マグニフィセント・セブン」が売られることで、米国株は2024年に10~13%下落する可能性があるとの見方を示していました。

当たるかどうかはわかりませんが、当たったとしても10%程度の下落は普通の調整程度なので特に気にすることはないでしょう。

為替と言い、金利と言い、割高だったグロース株からのローテーションといい、いろいろな変化が市場には起きています。

しかし、変化が起きるのはごく普通のことで、逆に、今年年初からの半導体ブームに牽引された上昇相場や過去数年の市場環境が未来永劫続くと考えるのはちょっと無理があると思います。

投資家は常にバイアスを捨て、この変化を上手くのりこなしていく必要がありますが、

私はめんどくさいので、市場全体に投資をするインデックスファンドを用いて、株式市場の変化に低コスト&低労力で時間をかけずに対応していきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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