【ドル円153円台】S&P500・Nasdaqは週間で下落。市場では何が起きていたか?今買いますべきか【来週のポイント】

投資まとめ
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【7月26日 米国株式市場】

ダウ    40,589 +1.64%
S&P500     5,459 +1.11%

ナスダック 17,357 +1.03%

米国株式市場は主要3指数が揃って上昇。

S&P500は全11セクターが上昇。ダウは決算を受けて23%上昇した3Mが牽引。

グロース株の買い戻しや6月の個人消費支出(PCE)が小幅な伸びにとどまったことを受けて利下げが近いとの観測が高まったことが追い風となりました。

ラッセル2000は+1.67%と小型株は上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+1.26%と上昇しました。

米10年債利回りは4.190%。‐0.066%と低下。

VIX指数は16.39。‐11.21%と大きく低下しました。

米国債利回りは幅広い年限で低下。米国債はこのままいけば3カ月連続の上昇と、2021年以来の長期連続高となりそうです。

【為替・コモディティー】

ドル円  153.72 ‐0.15%
NY原油  76.44 ‐2.35%
NY金   2,385 +0.90%

ドル円は153円台、週間では円は対ドルで2.4%上昇し、4週連続の値上がりとなりました。

一方、金は週間ベースでは‐0.7%と2週連続の下落となりました。

ビットコインは67,971ドル。+3.31%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】
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今日は全11セクターが上昇。

月間ベースでみると、今年S&P500の上昇をけん引してきた情報技術や通信がマイナスで、その他のセクターはプラスとなっています。

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@LizAnnSonders

これまで市場をけん引してきた大型ハイテク株からその他セクターへのローテーションが見られます。

【スタイルボックス】
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すべてのカテゴリーが上昇。

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月間ベースでは大型ハイテク株がマイナス。大型コアと中型グロース株もやや下落し、バリュー株や小型株は大きく上昇。

ラッセル2000バリューは月間ベースで12.3%上昇しています。

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@LizAnnSonders

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【経済指標】

PCEデフレーター(前年比) 
結果:+2.5% 予想:+2.5% 前回:+2.6%  
コア・デフレーター(前年比) 
結果:+2.6% 予想:+2.5% 前回:+2.6%

PCEは、前月の2.6%から鈍化し、過去4カ月で最小の伸びとなりました。

FRBが重要視する、変動の大きい食品・エネルギーを除くコアPCEは予想をやや上回りましたが前回から横ばい。

インフレ圧力の鈍化と利下げの期待を高める内容となりました。

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【まとめ】

ダウは週間で上昇、S&P500とNasdaqは買い戻しが入りましたが、週間ではマイナスで終えました。

引き続き割高な大型ハイテク株から、バリュー株や小型株へのローテーションが見られました。

これを受けて、ラッセル2000やS&P500バリュー指数、均等加重のS&P500イコールウエート指数などは月間ベースでS&P500をアウトパフォームしています。

経済指標に関しては概ね予想通りの展開が続き、金融市場は9月の利下げと年内2~3回の利下げを織り込んでいます。

また米経済及び労働市場は緩みつつあるも概ね堅調で、クレジットのリスクなど一部懸念はあるものの、景気後退への懸念は一時期ほど強くない模様。

企業決算も順調で、これまでS& P 500企業の41%が決算発表しましたが、うち78%が予想を上回るEPS(1株利益)を報告しています。

株価が下げるとすぐ騒ぎ立てる方もいますが、米国企業や経済は言うほど悪くありません(だからといって株価がより下げないわけではないのですが)。

為替の影響もあり、円ベースでは資産が減っている方もおられるかと思いますが、

コロナショック後の緩和政策の反動によるインフレの抑制、米国の急な利上げと引き締めを受けて始まった為替ボーナスがなくなっただけ

かなり割高だった大型ハイテク株に少し調整が入っただけで、割と当たり前のことというか、普通のことが起こっているだけで、騒ぐことはないと個人的には思います。

このくらいで騒ぐ人は投資に向いていないかリスク許容度を見誤ったか、勉強不足の可能性があります。

また、そういう記事や動画を発信し騒ぎ立てるインフルエンサーからは距離をとった方がいいでしょう。役立つ情報発信よりも、目立つことや注目を集めることが目的化している可能性があります。

新NISAのオルカンやS&P500積立をやめるとか、新NISAが失敗だというのは時期尚早というか株式市場の歴史や基本を学び直した方が良いと思います。

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またS&P500は週間で下落したものの、まだ割安という水準ではなく、為替もあるので、下落に喜んで勇んで買い増しするのも注意が必要です。

リスク許容度の範囲内で目標とする資産配分に向けての買い増しなどであれば全然OKですが、

「割安だから押し目買い」した後、更に下げるという可能性も普通にあります。まあここら辺は結果論ですし、少額であればそう長期投資結果に影響はないのでお好きにどうぞという感じです。

さて、来週ですが米雇用統計、ISM景況製造業指数、FOMC会合などイベントが多数控えるほか、日銀政策決定会合が控え、引き続き慌ただしい週となるかもしれません。

また、来週はアップル、マイクロソフト、アマゾン、メタなどの決算発表を控えています。

株価がどうなるかはわかりませんが、下がったときにたくさん買い増せるよう、下がらなくてもより買い増せるよう、収入増・拠出額増に日々努めていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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