S&P500は今年初の2%下落!ドル円は153円台に!でも慌てる必要は全くなし【7月24日のまとめと感想】

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【7月 24日 米国株式市場】

ダウ    39,853 ‐1.25%
S&P500     5,427 ‐2.31%
ナスダック 17,342 ‐3.64%

米国株式市場は下落。S&P500・Nasdaqは数週間ぶりの安値となりました。

アルファベットやテスラが期待外れの決算で売られ各指数を押し下げた他、半導体株や資本財、金融など幅広い銘柄が売られました。

ラッセル2000は‐2.13%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐1.25%と下落しました。

米10年債利回りは4.278%、+0.039と上昇。

VIX指数は18.04。+22.55%と大きく上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  153.97 ‐1.03%
NY原油  77.50 +0.70%
NY金   2,397 ‐0.48%

ドル円は一時1ドル=153円11銭と5月以来の高値を付けました。

キャリートレードの巻き戻しに加え、日本銀行が来週の金融政策決定会合で大幅な政策変更を行うとの臆測から、円の買い戻しが入りました。

ロイター通信が「日本銀行は来週の金融政策決定会合で利上げを検討するとともに向こう数年間に債券購入額をほぼ半減させる計画を公表する可能性が高い」と事情に詳しい関係者の話として報じました。

原油は反発。米エネルギー情報局の統計で原油在庫が2月以来の水準に減少したことが示されました。

ビットコインは65,926ドル。‐0.02%とほぼ横ばい。

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【S&P500マップ】
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【セクター】
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テクノロジー、通信、一般消費財とグロース系のセクターが大きく下落。その他、不動産や金融、素材など幅広いセクターが大きく売られました。

公益とヘルスケアは上昇。生活必需品やエネルギーも小幅な下落でとどまりました。

【スタイルボックス】
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大型バリューのみ上昇。グロース株や小型株は大きく売られました。

【個別株】

ビザが決算を受けて‐4%と下落。1株利益、経常収益とも予想を下回りました。支払総額、取扱総額も予想を下回っています。

AT&Tが決算を受け5%上昇。携帯の加入者数が41.9万件増と予想を遥かに上回る水準で増加したことが好感。

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【経済指標】

・7月米国 製造業PMI 49.5(予想 51.6・前回 51.6)
・7月米国 非製造業PMI 56.0(予想 54.9・前回 55.3)

7月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は55.0と2022年4月以来2年3カ月ぶりの高水準となりました。6月は54.8だった。
7月の非製造業PMIは56.0と予想を上回り2年4カ月ぶりの高水準となりました。一方、製造業PMIは49.5と前月の51.6から低下し7カ月ぶりの低水準となりました。
6月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比0.6%減の61.7万戸と予想64万戸を下回り昨年11月以来7カ月ぶりの低水準となりました。

住宅ローン金利と価格の上昇が需要を圧迫し、第2Qの住宅市場の回復鈍化が改めて示唆されました。

【追伸】

保険会社のパラメトリックスは、米サイバーセキュリティー企業クラウドストライクが世界的なシステム障害を引き起こした問題について、マイクロソフトど米フォーチュン500社が直面する金銭的な損失が54億ドルに達するとの試算をまとめました。

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【まとめ】

米国株式市場は下落。S&P500が2%以上下落したのは昨年12月以来で今年初となります。

S&P500が1日で2%以上下落した日は2022年は23回、2020年で25回、2018年も15回ありましたが、今年はまだ1度と今年上半期がいかに良かったかがわかります。

最近投資をはじめた方は、この半年が決して当たり前と思わないようにしましょう。

ドル円も1ドル153円台と5月来の水準となりましたが、為替も株価もほんのわずか数か月前の水準に戻っただけですし、ハイテク株の調整も日米の金利の動向も、どちらも十分に予測できたことですから、特に騒ぐことや驚くことではないと個人的には思います。

ハイテク株の割高感や成長鈍化の可能性も度々指摘されていましたし、ブームで評価が上がりすぎていたものに調整が入るのもごく普通のことで、過去何度も繰り返されたことです。

リスクを引き受けて株式に投資をしているのですから、こういった下落やサイクル、相場の変化は、毎日の食事と同じくらい当たり前のことと受け止めましょう。

アップルやテスラの決算によって、今後決算を発表するIT・ハイテク株への警戒感が高まっている模様ですが、

全体でみればS&P500企業の決算は比較的順調で、S&P500企業のうち20%が決算発表を終えてましたが、そのうち80%が予想を上回る純利益を計上しています。

私は特に気にすることなく、今日もインデックスファンドを買い増したいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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