S&P500は過去10年で18.6%上昇。次の10年もこれが続くのか?【7月10日のまとめと感想】

投資まとめ

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【7月10日 米国株式市場】

ダウ    39,721 +1.09%
S&P500     5,633 +1.02%
ナスダック 18,647 +1.18%

S&P500とナスダックは最高値を更新。S&P500は7営業日続伸となり史上初めて5600を上回りました。

エヌビディアや大型ハイテク株が上昇、その他幅広い銘柄が上昇しました。パウエル議長が下院で証言。前日と同様年内に利下げが行われるとの市場の見方に大きな変化はありませんでした。

ラッセル2000は+1.10%と上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+1.17%と上昇しました。

米10年債利回りは4.28%。‐0.02と低下。

VIX指数は12.85。+2.72%と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  161.67
NY原油  82.41 +1.23%
NY金   2,370 +0.27%  

ドル円は161円台後半。原油と金は上昇。

ビットコインは57,440ドル。‐1.05%と下落しました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【S&P500マップ】
スクリーンショット 2024-07-11 064235

アップルは新型iPhoneの出荷台数を前機種と比較して約10%増加を目標としているとの報道に反応し1.8%上昇。半導体銘柄も引き続き上昇しました。

【セクター】
スクリーンショット 2024-07-11 064313

IT・ハイテクの他、素材、ヘルスケアなど幅広いセクターが上昇。

一方、アナリストの投資判断引き下げを受けてビザ、マスターカードといったカード株が下落しました。

【スタイルボックス】
スクリーンショット 2024-07-11 064339

すべてのカテゴリーが上昇特にバリュー株や小型株が上昇しました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【パウエル議長の証言】

パウエル議長は10日の議会証言で、インフレに関して「インフレ率の低下にある程度の自信はあるが、2%までの持続的な低下に十分自信があると言える準備はできていない・やるべきことはまだある」と言明。

パウエル米FRB議長の議会証言要旨

労働市場については「かなり顕著に減速した」との認識。バランスシートの縮小については「進展を遂げたが、まだ道半ば」と述べました。

FRBはインフレ目標の達成のみならず雇用最大化の使命も負っているが、2つの義務に対するリスクは均衡の取れた状態にかなり近づいていると述べ、米国経済、金融システムが良い方向に向かっているとの認識を示しました。

利下げ時期は近づいているものの、インフレのさらなる鈍化を確認したいという見解を改めて示しました。利下げ時期は近づいているものの、インフレのさらなる鈍化を確認したいという見解を改めて示しました。

金融市場の見通しはほぼ変わらず。フェドウオッチによると、9月までに利下げが実施される確率を73%と織り込んでおり、12月までに2回目の追加利下げが行われる確率も高いと予想されています。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【まとめ】

S&P500は7営業日続伸。イベントを前に比較的落ち着いた相場が続いています。

市場では今夜発表の米消費者物価指数(CPI)に注目が集まっています。CPIの後も、明日の生産者物価指数(PPI)、決算シーズンのスタートなど非常に多くのイベントが続きます。

結果次第では、良くも悪くも市場の雰囲気が変わる可能性もあるので注意しましょう。

S&P500は今年37回目の最高値を更新しましたが、ここでS&P500やオルカン投資家に思い出してほしい数字があります。

スクリーンショット 2024-07-11 071519
@charliebilello

S&P500は2013年以降大きく上昇してきました。

過去10年の平均年率は円ベースのトータルリターンで18.6%となっています。その一方で、何年も最高値を更新できず、下落や停滞が数年続いた時期も多々ありました。

S&P500やオルカンに最近投資を始めた方はこの良い状態が当たり前でない、絶対ではないということを意識し、過度な楽観主義にとらわれないように気を付けつつ投資を続けていきましょう。

ただ、80年代から2000年のITバブル崩壊まで約20年にわたって上昇を続けた例もあります。

この上昇相場がいつまで続くかわかりません。だからこそ私は全降などはせず、途中の調整や下落を受け入れつつ、適切に市場に置き続けたいと思います。

いつもありがとうございます。

もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング

ランキングサイトに参加しているので、

上の応援ボタン2つをクリック頂けると、

ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。

Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
S&P500は過去10年で18.6%上昇。次の10年もこれが続くのか?【7月10日のまとめと感想】

タイトルとURLをコピーしました