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【5月23日 米国株式市場】
ダウ 39,065 ‐1.53%
S&P500 5,267 ‐0.74%
米国株式市場は下落。米購買担当者指数(PMI)統計が好調な企業活動とインフレ再加速を示す内容となったことで、米金融当局が利下げを急がないとの見方が強まりました。
堅調な企業活動と雇用市場の引き締まりを示す経済指標により、米国債利回りは上昇。株式市場を圧迫しました。
ラッセル2000は‐1.60%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.67%と下落しました。
米10年債利回りは4.477%。+0.043と上昇。
VIX指数は12.77。+3.91%と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 156.93
NY原油 76.98 ‐0.76%
NY金 2,328 ‐2.08%
原油は今年のピークから12%下落。金も3日続落となりました。
ビットコインは67,795ドル。‐1.90%と下落しました。
暗号通過関連では、イーサリアム現物ETFがSEC(米証券取引委員会)が承認されました。
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【S&P500マップ】
エヌビディアに牽引されたテクノロジーセクターを除く10セクターが下落。
【スタイルボックス】
全てのカテゴリーが下落しました。
【個別株】
ボーイング<BA> ‐7.55%。
ウェストCFOが金融機関主催のコンファレンスに出席し、キャッシュ創出計画を再度破棄したことを受けて株価は下落しました。
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【経済指標】
新規失業保険申請件数は2週連続の減少となり、米労働市場の強さを示唆しました。労働市場の強さは利下げの先送りを正当化する理由となります。
PMIは上昇。5月上旬の米企業活動が過去2年間で最も速いペースで加速したことが示唆されました。
仕入価格も昨年9月以来の2番目の高水準に上昇し、販売価格指数も上昇。
インフレの粘着性を示唆する内容でもあり、FRBが高金利を長期化させる理由となり得ます。
【要人発言】
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁
「インフレの上昇圧力はなお存在している」「FRBは利下げに踏み切る前にもう少し忍耐強くインフレ率が目標とする3%に向かっているとの確信を深める必要がある」
ジェフリー・ガンドラック氏
「米国の消費者と企業が高金利で圧迫される中、米経済は年内にも景気後退に陥る」
「クレジットカードの延滞率上昇、軟調な小売売上高など米経済に問題が起こりつつある兆候があり、インフレ再燃よりも景気後退のリスクの方が差し迫っていることが示唆されている」
「物価上昇感より、景気後退感の方が強い」
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【まとめ】
昨日はFOMC議事録にネガティブな反応を示していましたが、本日もPMIが根強いインフレを示唆したことに反応し下落しました。
やはり、もう数か月は『インフレ・経済指標・FRBの政策』との戦いが続きそうです。
S&P500やオルカンに長期投資をしている方であれば、日々の株価の動きや為替、経済指標、金利などに関係なく、リスク許容度の範囲内でしっかりと資産を配分しておくことが大切です。
私は今後数か月もいつも通り投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【エヌビディア+9%】も米国株式市場は続落。PMIや経済指標が利下げの先送りを示唆【イーサリアム現物ETF承認】