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【4月23日 米国株式市場】
ダウ 38,503 +0.69%
S&P500 5,070 +1.20%
ハイテク株を中心に買い戻しが入り米主要株価指数は揃って上昇。
マグニフィセント7は全銘柄が上昇しました。
昨日に続き、先週の大幅安からの反発が続きました。エヌビディアなどの半導体株の反発の他、景気のパロメーターとも言われる米宅配大手UPSの決算がよかったことなども良い材料となりました。
ラッセル2000は+1.79%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.96%と上昇しました。
米10年債利回りは4.594%。‐0.029と低下。
VIX指数は15.69。‐7.38%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 154.83 ‐0.01%
NY原油 83.40 +1.83%
NY金 2,322 ‐0.15%
ドル円は154.88円と34年ぶりの円安ドル高を更新。
原油も反発。金は小幅に低下しました。
ビットコインは66,319ドル。‐0.81%と下落しました。
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【S&P500マップ】
素材を除く10セクターが上昇。特に情報技術や通信などのハイテク系のセクターが大きく上昇しました。
【スタイルボックス】
グロース株や小型株を中心に買い戻しが進みました。
【個別株】
テスラ 時間外で8%上昇。
決算発表にて、新型モデルの発売を前倒しすると発表。これを受け、株価は引け後の時間外取引で8%上昇しました。ただ、売上高や利益は3四半期連続で市場予想を下回りました。
売上高は213億ドルと前年同期の233.3億ドルから減少。市場予想221.5億ドルも下回りました。一株利益も45セントで予想52セントを下回りました。純利益は11.3億ドル。前年同期は25.1億万ドル。
○UPS +2.41%
結佐を発表。効率化が進んだことを受け利益が市場予想を上回りました。
○ペプシコ ‐2.97%
決算を受け下落。海外は好調だったものの、北米での販売量の落ち込みが相殺しました。
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PMI速報値が製造業とサービス業でともに予想を下回ったことも株式市場をサポート。
総合の雇用指数は3.2ポイント低下の48、受注は6カ月ぶり縮小圏に、販売価格指数は10カ月ぶりの高水準から低下と、労働市場の緩みと経済成長とインフレの鈍化を示唆する内容となりました。
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【まとめ】
4月に入ってから5%程下落していたS&P500ですが、S&P500は2日間としては2か月ぶりの大幅高となりました。
先週は株価の下落を受けて、投資メディアやSNS上でいろいろなことが騒がれていましたが、
2009年以降のS&P500の5%以上の下落局面を見ると、もっとひどい下落やもっと反発までに時間がかかった例がたくさんあります。
Source: Truist Advisory Services
まず、今回の下落で動揺してしまった方は、リスクを取りすぎている可能性があるので注意しましょう。本格的な暴落に出くわす前に資産配分を見直すことをお勧めします。
そして、ほんの5%の一時的な下落で暴落だ、失敗だと騒いでいた投資メディアや解説者、インフルエンサーに振り回されないことが大切です。
暴落時にも上昇時にも必要以上に騒いで、調子に乗ったり、注目を稼ごうとする発信者はたくさんいますが、ノイズにしかならないので距離を置くことをお勧めします。
さて、米国株式市場は続伸しましたが、今週は約180社ものS&P500企業の決算が予定されており、その中には影響力の大きいアルファベットやマイクロソフトなどが含まれます。
また、GDPやPCEデフレータといった指標も控えており、それらの結果次第ではまた市場の雰囲気が変わる可能性があります。
S&P500やオルカンに長期投資をする方は、当たり前に起こる株価の上下や市場の雰囲気の変化、短期的な動きに惑わされることなく、長期的な視点を維持し投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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