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【4月8日 米国株式市場】
ダウ 38,892 ‐0.03%
S&P500 5,202 ‐0.04%
ナスダック 16,253 +0.03%
米主要3指数はほぼ横ばい。地政学的緊張が和いだことを受け米国債は下げました。
今週発表される、3月の米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)といったインフレ指標に投資家の注目が集まっています。
ラッセル2000は+0.50%と小型株は上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.50%と上昇しました。
米10年債利回りは4.416%。+0.038と上昇。
VIX指数は15.19。‐5.24%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 151.84 +0.15%
NY原油 86.47 ‐0.51%
NY金 2,338 +0.38%
ドル円は151円台後半。原油は下落。
7日にイスラエルがパレスチナ自治区ガザから一部部隊を撤収させていると発表し、地政学的リスクの低下が期待されています。
ビットコインは71,751ドル。+3.57%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
公益、不動産、素材など6セクターが上昇。
エネルギー、ヘルスケア、テクロノジーなどが小幅に下落しました。
【スタイルボックス】
大型株は小幅に下落。中小型株が上昇した1日となりました。
【個別株】
○テスラ +4.90%
イーロン・マスク氏が自動運転タクシーを8月8日に発売する計画だとツイートしたことが材料となり、テスラが反発しました。
○アパートメント・インカムREIT(AIRC) +22.42%
投資会社のブラックストーンがAIRCを100億道で買収することで合意しました。
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月末から本格化する米国企業の決算シーズンと、4月30~5月1日のFOMC、インフレと利下げの行方に注目が集まっています。
今のところ、5月の金利は据え置き、6月の利下げは半々。7月までには0.25%の利下げがあると約70%の確率で織り込まれています。
この市場予想が果たして正しいのか、米国のインフレは目標である2%に近づいているのか、FRB関係者や多くの市場参加者はそのヒントを探ろうと今週のCPIやPPIに注目しています。
3月は2%以上変動した月はありませんでしたが、結果次第では株価が幾分動く可能性があります。
ただ、その後の決算シーズンやFOMCでまたすぐ市場の雰囲気が変わるかもしれませんから、あまり一喜一憂しないことが大切です。
利下げ期待の後退で長期金利が上昇したとしても、好調な経済が企業収益の伸びを支え続けるという楽観的な見方も一部では出てきています。
【まとめ】
結局のところ、2年前から言い続けているように「インフレVS金利VS経済・企業収益」の構図はもうしばらく続くと思われます。
長期投資家の方はあまりやきもきせず、気長にこの問題と付き合っていくことをお勧めします。
米国株式市場では1970年代など過去もっとひどいインフレや景気後退がありました。しかし、それを乗り越えてS&P500は今日まで成長を遂げてきました。
未来はどうなるかわかりませんが、わからないからこそ、リスクがあるからこそ、リターンの源泉のリスクプレミアムが期待できるということを忘れずに、いつも通り投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
S&P500は横ばい。今週発表のCPIやPPIに注目集まる。S&P500やオルカン投資家はどうすれば?【月末には決算シーズンとFOMC】