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【2月27日 米国株式市場】
ダウ 39,069 ‐0.16%
S&P500 5,069 ‐0.38%
米国株式市場は小幅安。
エヌビディアの決算に注目が集まった先週から一転、今週は個人消費支出(PCE)など、再びインフレやFRBの動向に注目が集まっています。
ラッセル2000は+0.61%と小型株は上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.22%と下落しました。
米10年債利回りは4.297%。+0.037と上昇。
VIX指数は13.74。‐0.073%と低下。
【為替・コモディティー】
ドル円 150.68 +0.12%
NY原油 77.57 +1.41%
NY金 2,031 ‐0.20%
ドル円は150円台中盤。
原油は上昇。対ロシア制裁と紅海での船舶攻撃による供給途絶懸念が価格上昇に作用
ビットコインは54,612ドル。+5.72%と上昇。過去2年で最高の水準となりました。
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【S&P500マップ】
テクノロジー、一般消費財、エネルギーが上昇。
その他8セクターが下落。特に公益と通信が大きく下落しました。
【スタイルボックス】
グロース株が上昇。コアとバリューが下落しました。
【個別株】
〇アマゾンが今日からダウ採用銘柄に。ウォルグリーンが除外。
〇ドミノ・ピザ +5.85%
決算を発表。米既存店売上高、1株利益などが予想を上回りました。増配と10億ドルの自社株買いプログラムの追加も承認。相変わらずいい銘柄ですね。
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【ハイテク株に利確売りの動きも?】
ゴールドマン・サックスのデータによると、これまでハイテク株にマネーをつぎ込んできたヘッジファンドが、ここ4日でハイテク株を売却し、利益を確定させ、生活必需品などに資金を移動させていることが示唆されています。
投資家は現在、インフレリスクが長引く中で、AIに焦点を合わせた現在の勢いが持続できるかどうかに注目している
【まとめ】
先週は、エヌビディアの決算とAI・半導体関連銘柄への買いを背景に上昇してきた米国株式市場ですが、焦点は米利下げ時期を左右する経済指標に移っています。
FRBが重視する物価指標である個人消費支出(PCE)価格指数が29日発表されます。FRBが重要視する、食品とエネルギーを除いたPCEコア指数は前月比+0.4%と1年ぶりの大幅上昇が予想されています。
さらにひどい結果となり、インフレ圧力が強いことが示されれば、ここ数週間見られてきた市場の熱狂は落ちつくかもしれません。
元々S&P500は既に昨年10月の安値から20%以上上昇しています。
市場では3月の5月の金利据え置きと6月以降の利下げを織り込んでいます。
金利やインフレがどうなるかはわかりませんし、様々な戦略があるとおもいますが、各々の戦略においてやるべきことをしっかりとやり、やらない方が良いことは避けることが肝心です。
長期的にS&P500やオルカンに投資をしている方にとっての基本は、いつもどおりのバイ&ホールド。
過去インフレ率や金利、景気サイクルは何度も変化してきましたが、S&P500やオルカンは長期的にはその変化に打ち勝ち、投資家に利益をもたらしてきました。
あまり目先のノイズに左右されることなく、航路を守り投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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