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【2月17日 米国株式市場】
ダウ 38,627 ‐0.37%
S&P500 5,005 ‐0.48%
ナスダック 15,775 ‐0.82%
米国株式市場は下落。CPIに続き米生産者物価価指数(PPI)も予想を上回る伸びだったことを受け、早期利下げへの期待が後退。
主要3指数は週間ベースでも6週ぶりに下げて終えました。
ラッセル2000は‐1.39%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)は+0.21%と上昇しました。
米10年債利回りは4.297%。+0.057と上昇。
VIX指数は14.24。+1.64%と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 150.23 +0.21%
NY原油 79.26 +1.58%
NY金 2,011 +0.38%
ドル円は150円台前半。原油は中東情勢の緊張悪化から上昇しました。
ビットコインは52,039ドル。+0.20%と上昇しました。
コインベースは+8.8%上昇。21年来四半期ベースで黒字となりました。
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【S&P500マップ】
大型ハイテク株の下落を受けて、テクノロジーセクターや通信セクターが大きく下落。
素材やヘルスケアなど4セクターのみ上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのカテゴリーが下落。特にグロース株や小型株が下落しました。
【個別株】
イーライリリー<LLY> +3.20%
アナリストが目標株価を引き上げまいた。
ロク<ROKU> ‐23.92%
決算を受けて大きく下落しました。
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【経済指標】
〇生産者物価指数(PPI)
〇PPIコア(前年比)
変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPPIも市場予想を上回りました。
これを受けて、金融市場では若干ですが利下げの予想曲線が右側にシフト。早期利下げの期待がやや後退しました。
【要人発言】
アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、インフレ圧力が実際に低下していると納得するには一段のデータが必要になると述べつつも、向こう数カ月のある時点での利下げ実施を排除しない姿勢を示しました。
サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、米国のインフレ率は目覚ましい進展を見せているが、安定した物価を確保するためにはまだやるべきことがあるとし、利下げのタイミングではないことを示唆しました。
【バンクオブアメリカの警告】
ハイテク7社「マグニフィセント・セブン」の株価ははじけそうな水準に近づきつつあるとバンク・オブ・アメリカのストラテジストは指摘。
まだ、その時ではないとするものの、PERの高さなどを指摘。マグニフィセント・セブンの株価収益率(PER)は45倍。過去のバブル期ほどではないものの割高な水準と指摘。
過去を振り返ると日本株は1989年に67倍、ナスダック総合指数は2000年に65倍にそれぞれなっていたとのこと。
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【まとめ】
CPIに続き、今日のPPIも米国のインフレの根強さを示唆する内容となりました。
過去の事例や現状、インフレの粘着性を鑑みると、目標とするインフレ率2%までの「ラスト0.数~1%」下げるのには、結構時間がかかる可能性があります。
あまりやきもきしたり、過度な期待を持たずに、冷静に現状を受け止めつつ、気長に向き合っていくことが大切です。
経済は複雑系で、FRBですら完全にコントロールすることはできず、慎重に発言や行動をしているわけですから、私たち一般投資家がどうこうできるものでもありません。
そこでがんばるよりも、自分自身にコントロールできることを頑張るのが賢明だと思います。
なお、2月19日月曜日はプレジデントデーで米国株式市場は休業となります。
投資を学ぶのはくだらないSNSの口げんかに勝つためではない、
投資によって生まれた余裕で、人生をおもしろおかしく張りきって過ごすためだ。
という亀仙流の教えを忘れずに、今日も一日楽しんでいきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
CPIに続きPPIも予想を上回る伸びに。米市場は6週ぶりに下落も、気にせず投資を続けていきたいと思います。