利益を出している投資家の特徴と、損をしている投資家の特徴とは?】「約9割の投資信託の投資家は利益が出ている」と回答

投資まとめ
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【YOUTUBEの投資CM】

たまにYOUTUBEを見ていると、

鬱陶しいと思うくらい投資系のCMが流れてきます。

私自身は、投資系のセミナーや商材にも、

ビットコインやFXにも、なんとかカレンダーとか、

全く興味がないのですが、

もうひっきりなしに流れてきます。

「99%の人が知らない○○」とか

「証拠がないよ証拠がとか」

あるいは、

「NISAをして、ほとんどの人が損をしている」とか

「国が推奨する投資で多くの人が損をしている」

「投資をしている人の99%が損をしている」

といったフレーズの広告を何度か目にしました。

でも、本当にそうなのでしょうか?

今日は一つ、おもしろい資料を紹介したいと思います。

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【投資信託協会のレポート】

今回紹介するのは、2022年10月3日に公開された投資信託協会の

「資産運用に係る投資家及び IFA アンケート調査結果(2)―損益状況が芳しくない投資家の特徴― 」

というレポートです。

2021年7月~11月にかけインターネット証券利用者9500人を対象に、

アンケートを調査を実施しその結果をまとめたものとなります。

【9割の投資家が利益を実感】

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まず、このアンケートの結果では、約9割の投資信託の投資家は、利益が出ている答えています。

後述しますが、確かに相場が良い中でのアンケートではありますが、例えば、オルカンの基準価額は、アンケート当時とほぼ横ばいなので、今やってもまあまあ近い結果にはなるかと思います。

【50代以上の方が苦戦している】

ただ、年代別にみると、

50代以降の高齢者の方は「投資成果を実感できていない」と回答する方が多く、

損失が出ていると回答した投資家の割合の半数以上が50代以上という結果となりました。

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対面で営業をされて変な商品を、とも思いましたが、

ネット証券利用者のアンケートなのでそれもないはず。(そういう人たちを加えたら結果がどう変化するかも気になりますが)

では、一体なぜこんな結果になってしまったのでしょう。

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【年収だけでは判断が難しい】
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年収だけでは傾向を捉えることが難しい。

(投資家(不調)は300万以下の層にやや多かったが、若い方、退職された方、年収を抑えて働いている方(例主婦など)などいろいろな層が含まれるため)

【金融資産 500万以下の人が成果を実感できていない】
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金融資産 500万以下の人が成果を実感できていない。

【まとめ】

ここまでを一旦まとめると、この調査では、

〇50代以上の方
〇年収が300万以下の方
〇金融資産500万以下の方

が「投資成果を実感できていない」傾向があるということがわかりました。

【長期的な利益を重視している人の方が利益を出している】
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投資で最も重要視している利益をみると、

好調な投資家よりも、不調の投資家の方が

「長期的な利益」よりも「短期的に大きな利益」を重視する人の割合が多いことがわかりました。

【年代別の傾向】

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さらにこれを年代別にみると、年齢が上がるにつれて、長期的スタンスの回答は減少し、

「⻑期的な投資で得られる大きな利益」又は「⻑期的な投資で得られる上下の変動が少ない安定的な利益」を最も重視すると回答した20 代は 82%(68%+14%)であるのに対し、

70代は59%(30%+29%)となりました。

年代により、投資に対するスタンスの違いが顕著に表れており、それが損益の差にもつながっている可能性があります。

ただ、70代の方が短期的な視点になる気持ちも個人的には理解できます。

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【補足】

アンケートの実施時期が、2021年の7月~11月で相場が良かったからこうなったという方もいるかもしれません。

人は直近の出来事を過大に評価するバイアスもあるため、もちろん、その影響も少しはあると思います。

もっと悪い時期にやったら結果はまた変わったかもしれません。

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ただ、イーマクシススリム(全世界株式)、通称オルカンのチャートを見ると、基準価額は7月時点で15,000円台前半、11月でも16,000円台で推移していました。

現在の基準価額は15,935円。直近の下落でやや下げたものの、為替の影響もあり、アンケート当時とほぼ横ばいで推移していますから、

今アンケートをとってもそこまでひどい結果にはならないのではと思います。

また、オルカンで言えば、設定来~2021年9月以前に投資した分に関しては、この環境下でもプラスとなっているという点にも注目ですね。

そして、良い時期も、悪い時期も永遠には続きません。

【最近の投資家は最高か!】

そして、逆に私がとてもすごいなと思った結果があります。

コロナショックの時の対応について、

アンケートに答えた9割近い投資家から、

投信を売らなかった、あるいは新規に買い増したという回答が返ってきていたことです。

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これ、地味にすごくないですか。

生存者バイアスも多少あると思いますが、

暴落や不況で投げ売りする古典的な投資家像(イメージ)は、

過去のものとなりつつあるかもしれません。

9割の投資家が損をしているという広告はもはや過去のもので、

9割の投資家が利益を得るというような時代が、(直近では不況が予想されていますが、例えばそれを超えた先)将来的に、長期的には続くかもしれません。

私は、どうせ投資をするのであれば、損をするのではなく、皆が投資で利益をだして、より幸せな生活を過ごせるようになればいいなと思っています。

私にできることはそう多くはありませんが、次の不況や暴落時でも、多くの方が投資を継続できるように、コロナショックやトランプショック同様声をかけ続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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