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【1月17日 米国株式市場】
ダウ 37,361 ‐0.62%
S&P500 4,765 ‐0.37%
米国株式市場は下落。
FRBの利下げ観測が行き過ぎだったとの見方から米国債の売りが膨らみ、利回りが上昇。
株式市場を圧迫しました。
ラッセル2000は‐1.21%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐1.81%と下落しました。
米10年債利回りは4.079%。+0.129と上昇。
VIX指数は13.84。+4.45%と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 147.22 +1.02%
NY原油 71.79 ‐1.22%
NY金 2,028 ‐1.27%
ドル円は利下げ観測の後退を受けて147円台に。
原油と金も下落しました。
ビットコインは43,485。+2.34%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
半導体銘柄が買われたテクロノジーセクターを除く、全セクターが下落。原油、素材、公益などが大きく下落しました。
【スタイルボックス】
全てのカテゴリーが下落。特にバリュー株が下落しました。
【個別株】
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【要人発言】
FRBのウォラー理事は、2%のインフレ目標の達成は「射程圏内」にあるとの見方を示しました。ただ、インフレ率の低下が持続すると明確になるまで利下げを急ぐべきでないと指摘。この後、利下げ観測が後退。為替や債券利回りに調整が入りました。
アトランタ地区連銀のボスティック総裁がも、利下げを時期尚早に行えばインフレ率が不安定になる可能性があると指摘しました。
FF金利先物は現在、年内に合計1.5%を超える利下げが実施されるとの見方を織り込む水準にあります。これに対し、FRBは年内に合計0.75%ポイントの利下げが実施されるとの予測を示しています。
昨年から何度も市場が先走っては、FRBの現実的な政策によって調整(下落)が入る展開が続いていました。今回はどうなるか今後の経済指標の推移やFRB関係者の発言に注目が集まっています。
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【まとめ】
株式市場では半導体銘柄が買われる一方で、利確売りも進みました。
決算シーズン開始されましたが、割高感や行き過ぎた利下げ観測の調整、利確売りなどで事実売りが続く可能性があります。
もちろん期待を大きく上回る内容の決算を残す企業は上昇すると思われますが、出だしとしては重い決算シーズンの始まりとなりました。
事実や現実と乖離して、あるいは高すぎる期待を正当化して、ずっと上昇が続いて、バブルになっていくよりは、こうやって調整や売りを挟みながら、できるだけ適切な値付けを維持してくれた方が長期投資家にとっては安心して投資を続けることができます。
株価は毎朝必ず上昇するものではありません。そして下落するたびに毎回イチイチ騒いでいては疲れてしまいます。
株価が上昇するもの、下落するのも当たり前。一喜一憂せず気長に投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【米国株式市場は下落】ウォーラーFRB理事の発言を受けて利下げ観測が後退。為替は147円台に【決算シーズン・銀行株は下落】