【1ドル144円台】強い経済指標で利下げ観測が後退・ナスダックは5営業日続落。WBA・48%の減配【アップル投資判断引き下げ続く】

投資まとめ

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【1月5日 米国株式市場】

ダウ    37,440 +0.03%
S&P500     4,689 ‐0.33%
ナスダック 14,511 ‐0.55%

労働市場の関連の経済指標が予想を上回る強い内容となったことで、FRBが年内に積極的な利下げを実施するという観測が後退。

Nasdaqは5営業日下落。米国債が下落(利回りは上昇)ドルが大半の通貨に対して上昇しました。

ラッセル2000は‐0.075%と小幅に下落。

VXUS(全世界株式除く米)は+0.05%と小幅に上昇。

米10年債利回りは3.995%。+0.088と上昇。

VIX指数は14.08。+0.28%と小幅に上昇して終えました。

【為替・コモディティー】

ドル円  144.55 +0.95%
NY原油  72.36 ‐0.47%
NY金   2,044 +0.18%

ドル円は144円台中盤。原油は反落。金は小幅に上昇して終えました。

ビットコインは44,312ドル。+3.40%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】
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引き続き原油価格の下落を受けエネルギーセクターが大きく下落。

利下げ観測の後退がIT・ハイテク株の重しとなりました。

【スタイルボックス】

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ほとんどのカテゴリーが下落しましたが、今日は全体的に小幅な動きにとどまりました。

【個別株】

○アップル ‐1.23%。

アップルは4営業日下落。今日も一時1.4%下落し、8週間ぶりの安値を付けました。

2日のバークレイズ(ロイター)に続き、パイパー・サンドラーも投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げ、12カ月の目標株価を1ドル引き下げ160ドルとしました。 

○ウォルグリーン ‐5.12%

決算を発表。EPS、売上高とも予想を上回り、通期のEPSの見通しも維持したものの、四半期配当を48%減配、0.25ドルとすると発表がありました。

今期のドラックストアの既存店売上高が従来の横ばい見通しから1桁台前半の減収になるとの見通しを示したことも嫌気されました。

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【経済指標】

○新規失業保険申請件数(12/30までの週)

結果 20.2万件(予想 21.6万件・前回 22.0万件)


○失業保険継続受給者数
(12/23までの週)

結果 185.5万人(予想 188.1万人・前回 188.6万人)

新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1.8万件減の20.2万件となり、昨年10月中旬以来の低水準となった。市場予想を下回り、労働市場が依然として強いことが示唆されました。
12月米国 ADP雇用統計 

結果 16.4万人(予想 12.5万人・前回 10.1万人)

12月の米ADP雇用報告によると、民間部門雇用者数は16.4万人増加した。8月以来の大幅増となり、こちらでも労働市場の力強さが示唆されました。

強い労働市場は景気後退の懸念を和らげる一方で、FRBが高い金利を維持することを正当化します。

金融市場では利下げの予想曲線が昨日よりやや右側にシフトし、利下げ観測が後退しました。

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【まとめ】

強い労働市場を示す経済指標が発表されたことで、利下げ観測がやや後退。

為替は1ドル144円台に。米国株式市場は小幅に下落して終えました。

米国の投資家は、FRBの今後の政策の行方を見極めようと、

今日22:30に発表される12月の雇用統計に注目しています。

非農業部門雇用者数は予想17.0万人・前回19.9万人。

平均時給(前年同期比)は予想+3.9%。前回4.0%。

と予想されています。

予想と大きく異なる結果となれば、また株価が動いたり、市場の雰囲気が一変することがあるので注意しましょう。

ただ、長期的にインデックス投資をしている方にとっては一通過点に過ぎませんので特にどうこうする必要はありません。

個別株では、ウォルグリーンが48%減配し、連続配当は47年で終わりを迎えました。個別株への長期投資の難しさや分散の大切さが伺えますね。

新NISAに前後して、安易に米国高配当株や米大型優良株への長期投資を勧めたり促したりする方も多いですが、そういう米優良大企業でも10年後の生存率はおよそ50%なので、そういうリスクや分散の大切さを合わせて発信してほしいなと思う今日このごろです。

昨年末から為替や株価が反転してますが、市場の雰囲気やサイクルが変化するのはごく当たり前のこと。

株式市場は年中お花畑ではなく(お花畑でも枯れる時期がありますし)、良い時も悪い時もある場所であること。

投資家がリスクを引き受ける場所であることを認識しつつ、自身の引き受けられる範囲で投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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