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【12月12日 米国株式市場】
ダウ 36,577 +0.48%
S&P500 4,643 +0.46%
ナスダック 14,533 +0.70%
米国株式市場は続伸。主要3指数は今年の最高値を更新しました。
CPIが概ね予想と一致し、FRBの利下げ時期に関する見方を大きく変える内容ではなかったことなどが背景。
今日から開催されるFOMCの結果に市場の注目が集まっています。
ラッセル2000は‐0.13%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)は+0.11%と上昇しました。
米10年債利回りは4.216%と‐0.023と低下。
VIX指数は12.07。‐4.43%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 145.51 ‐0.40%
NY原油 68.78 ‐3.56%
NY金 1,979 ‐0.07%
ドル円は145円台中盤。
原油は‐3.5%と下落。これを受けてエネルギー株が大きく下げました。
ビットコインは41,253ドル。+0.06%と小幅に上昇しました。
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【S&P500マップ】
6セクターが上昇。影響力の大きいハイテク株の上昇が各指数を押し上げました。
原油価格の下落を受けて、エネルギーセクターは大きく下げました。
【スタイルボックス】
大型株やグロース株が上昇。中小型のバリュー株が下げました。
【個別株】
○オラクル<ORCL> ‐12.44%
決算を受けて大きく下落。EPSは予想を上回ったものの、売上高が予想を下回りました。クラウド部門の伸びが25%と第1四半期の30%から2四半期連続で鈍化したことも嫌気されました。
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11月の消費者物価指数(CPI)
○コア(食品、エネルギー除く)
(前月比) 結果 0.3% 予想 0.3% 前回 0.2%
コア指数は予想通りではあったものの前月比の伸びが0.3%と前回から上昇。
パウエルFRB議長も意識している住居費を除くサービスインフレ(スーパーコア)は前回の0.2%から上昇。全体的のインフレは落ち着きつつあるものの、コアインフレの根強さが示唆されました。
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【まとめ】
米国株式市場はCPIの発表を消化しつつ小幅に続伸。13日のFOMCの結果に備える形となりました。
一方で、物価を押し下げることの難しさも改めて示され、FRBがインフレに対して勝利を宣言するのはまだ早いとの意見が補強される形となりました。
インフレ圧力は高水準から後退していますが依然根強く、労働市場や個人消費もは緩みつつあるも依然として堅調な状態が続いています。
金融市場では、来年の米利下げ期待が若干後退したものの、基本的な見通しはほとんど変化なし。
SNSではFOMCや利下げについての予想や解説が増え、騒がしくなっていますが、オルカンやS&P500などのインデックスファンドに長期投資をする方であれば、
金利がどうであれ、インフレ率がどうであれ、自身の目標やリスク許容度に合う資産配分を維持し、長期的に市場に居続け、リスクプレミアムを集めることが大切です。
半年や1年先の結果や株価を予想する投資をしているわけではないのですから、12月のFOMCにも肩肘張らずに、通過点の一つととらえ、いつもどおり普通に過ごすことが大切です。
私は、FOMCの結果を予想したり、タイミングを計るアプローチよりも(当たるも八卦当たらぬも八卦だが追加コストは確実にかかる)、
来月、来年の拠出額、投資に回せるお金を数千円でも、数万円でも増やせるよう努力するアプローチの方が確実なので、お勧めしますし、私自身もやり続けたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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